TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

サテー屋台街。

2009-06-11 | ローカルごはん
有名なホーカーズ、ラウパサのそばの
ブーンタットSt。

夜になると、車が通行止めになり
テーブルと椅子が出され路上屋台街に変身。

サテー屋台ばかりがずらりと並んで、
炭火焼の煙がモウモウと立っている。


↑サテーを食べに来たお客さんで大賑わい

周囲はオフィス街で、見渡すとビルばかり。
その谷間の路上に、夜になるとひょっこり
現れるアジアな屋台街…

っていう風景、いかにもシンガポールぽくて
楽しいですよね。

 
ビーフとチキン、エビ。甘く香ばしいピーナッツソースが合う~

サテーストリートに来たら、お決まりはもちろん
ジューシー&プリプリのおいしいサテーですが

こちらはスティングレーのグリル。



エイ、というと日本では居酒屋さんで
出てくるような、干したエイヒレを
炙ったものしか見たことがなかったので

スパイシーなソースをからめて焼かれた
エイの、プリプリの白身の食感とおいしさに
ビックリ。

以来、ここに来るとマストオーダーです。
(シーフードBBQのストールのもの)

この日はさらにナシゴレンにカイラン炒め…
と、かなりモリモリ頂いてしまいましたが

それでもビックリするようなお手頃価格。



ホーカーセンターやフードコートではなかなか
味わえない、ワイルドなアジア感たっぷりの
路上屋台。

といってもシンガの事なのでやはりどこか
小ぎれいなんですが、

雑然とした賑やかさに串焼きの煙、
見上げれば夜空。

ここの味も雰囲気も、きっと日本に帰ったら
恋しくなるでしょうね。

ウビン島・後編。

2009-06-10 | シンガつれづれ
昼食のあとは、再びサイクリングコースに戻り
島東部のチェクジャワ湿地帯をめざすことに。

るんるん快適サイクリング~♪のはずでしたが…

途中、突如アスファルトの舗装が消え
ジャリジャリ山道のアップダウンが激しくなり、
上りは自転車を降りて押さねばならないほど。

鬱蒼としたジャングルの中の、薄暗い道…
なにかの生き物の、ガサゴソ動く音…こわ!(泣)
(よく見ると野生のサルだった)

疲労のあまり、チェクジャワ・ボードウォーク
入り口の、休憩所についた時点で引き返そうかと
思いましたが

引き返さなくて良かった(汗)
森を抜けてボードウォークに出ると



海~!



本島側、チャンギ空港への着陸便が5分おきに。
飛行機好きにはたまりません。



風が気持ちいい。



ボードウォークはそのまま湿地帯へ。



泥の中に目をこらすと、小さなカニや
ハゼの仲間がたくさんいました。



マングローブの森の中。
湿地帯ならではの植物たちがたくさん。

そして展望台にあがると…



この、緑の濃さといったら!
見渡す限り、鬱蒼としたジャングルです。


(しかし高さと作りがかなりこわかった展望台…)

素晴らしい自然に癒されたあとは、
再びジャングルの中の一本道をたどり

えっちらおっちら自転車をこいで帰りました。

途中オットのMBのチェーンがはずれる
→自力でなおす、というハプニングもあり

港につく頃にはまたもやヘロヘロになって
いましたが(汗)

美しい夕焼けに、疲れも吹き飛びましたよ。



近代的・都会的なシンガポールに、
こんな素のままの自然、南国感を
味わえる場所があったなんて!

ウビン島、ぜひまた行きたいです。

この日は予定があったので、そのまま
本島に戻りましたが

ウビンのシーフード、安くてとても
おいしいそうなので…

と、結局食べるほうですかい(笑)

ウビン島・前編。

2009-06-09 | シンガつれづれ
ウビン島にいってみました。

シンガポール北東部・チャンギポイントフェリーターミナルから
12人乗りのちっこい船に乗っておよそ10分。


出港後。うしろにはターミナルと後発の船。


片足組んで、のんびり操舵~な大将にも南国感。

さて、ウビン島は自然保護区にも指定され、
シンガで唯一開発の手の届いていない場所だそうで

船着場の周辺も、ピカピカ・超近代的な本島とは
全然違い、南の島ののどかな漁村といった雰囲気でした。



いいですねえ、このゆるりとした空気感。
テンションがぐんぐんあがります。

 

週末の為か、人が多く活気がありました。
ずらりと並ぶレンタサイクル屋さんの中から、
私達もさっそく借りてサイクリングへGO!



久々の自転車は、体に感じる風が気持ちいい。
快適なサイクリングコースの一本道を
しばらく走ると、周囲の緑はどんどん深くなり



うおーー!これぞ南国!な風景になっていきます。
道端には椰子の実がゴロゴロ落ちてたり、
トゲトゲドリアンが木になってたり。



赤道直下の午後の陽射しは強烈!あづーーー!
でも熱帯の森が光を遮ってくれる、その木陰の
涼しさがまたいい。

ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら
ひたすら走り、森をぬけると



ひょっこりこんな風景が。



小さな砂浜の、左手にはマングローブのジャングル。

「ここは熱帯の国なんだ~」としみじみ実感します。
あまりに近代的なシンガポールの日常生活の中、
結構忘れがちなこの事実。(汗)



ここで、お昼ごはんを食べることにしました。
ウチの近所で買って持ってきたナシロマ~

ナシロマの、器用に立体三角に折られた
バナナの葉っぱをくるくるひらくと

ココナッツミルクで炊いたごはんに干し魚、小魚、
薄焼き玉子にサンバルチリ(甘辛いお味噌)。



これに魚のすり身の蒸し焼き・オタオタを
添えて、マレー風お弁当でーす。

マングローブの緑の森を眺めながら頂く
お昼ごはんの味は、格別ですなあ。

と、お腹がいっぱいになったところで、
続きはまた次回・・・。

日本のおやつ。

2009-06-08 | シンガつれづれ
先週は妹が日本から遊びにきて
くれていたのですが

シンガで日本のお菓子に飢えている
私達に、おみやげスイーツをたくさん
持ってきてくれました。



マダム・シンコのマドレーヌ&フィナンシェ。



↑「私の焼菓子、アジアな器には似合わなくてよ?」と
ゴージャスなマダム信子にお叱りを受けそう?(笑)

でもこの器、シナモンスティックを刻んだものがたくさん
埋めてあってシナモンのとてもいい香りがします♪



これは何の箱?



わたくしの大好物、満月のあじゃり餅~!
お日持ち3日、を考慮し来星前日にゲット
してくれた妹よ、ありがとう(泣)

やっぱりお菓子は、日本のお菓子がいいわ~

さて、初めて頂くマダム・シンコの焼菓子。
薔薇のかたちをした黒糖マドレーヌに
メープルのフィナンシェ。

しっとりして甘く、でもしっかりとして、
意外に男っぽい感じのするおいしさ!

って、女の細腕ひとつで業界を生き抜いてきた、
銀座マダムのイメージそのもの!?

懐かしい日本のお菓子の味。
ゆっくり、じっくり味わうとします。

千住真理子さん。

2009-06-02 | シンガつれづれ
先日美容室で読んだ雑誌に、
ヴァイオリニストの千住真理子さんの
インタビューが載っていました。

それは4ページほどの、決して
長くはない記事でしたが

千住さん所有の名器ストラディヴァリの話、
天才と呼ばれた子供~青年時代、
その後陥ったスランプとそこからの復活、
今の、そしてこれからの自分。

その中で

千住さんが、所有のストラディヴァリを
初めて自らの手で弾いてみた時
「これは音ではなく声だと思った」
という逸話に鳥肌が立ったり

スランプの中でもがいていた時、
ある終末ホスピスでボランティアで
演奏した折

やはり自分の納得のいく演奏が
できなかった…と感じたにも関わらず

「人生の最後に、こんな素晴らしい
音楽を聴かせてもらえて幸せでした」
「今この時だけは、痛みを忘れられた」
と患者さん達が細く痩せた腕を自分に
差し出してくれた

その時の感動が、復活のきっかけに
なったというエピソードに涙したり

と非常に心を揺さぶられる内容だったのですが

インタビューの一番最後にあった
千住さんの言葉に、さらに心を打たれました。

「自分が一番大切にすべきものを取捨選択
しなければならない時は、どんな人にも訪れる。

でも一度、選んだら迷ってはいけない。
進むしかないんですよ、人生のすべてを賭けて。」

これまで、人生の重要な局面で
自分が選んだ道、下してきた決断。

「本当にあれで良かったのか?」と振り返り
考えてしまう事はよくありましたが

(千住さんも言われていますが、
きっとどなたにもおありでしょうね)

この言葉に目が覚めた思いです。

音楽だけでなく、言葉を通じても人に
このような大きな感動を与えることの
できる千住さんが、

実際に演奏されるヴァイオリンの音色を
とても聴いてみたくなりました。

それにしても美容室の待合で目を真っ赤に
している私、さぞ異様だっただろうなあ(苦笑)

チーズタルト。

2009-06-01 | ローカルごはん


オットの勤務先で、いつもみんなでお取寄せ
しているIKADA Bakeryのチーズタルト。

本当に小さな小さな「街のケーキ屋さん」なので、
事前オーダー、後日納品なんですって。

こちらのチーズタルト、みんなひとり10個も20個も
オーダー。かくいう我が家も、今月は12個オーダー。(笑)

シンガポールの、街の洋菓子…

見た目はオシャレでも甘すぎたり、濃かったりで
「美味しい!」と思えるものに出会えなくて

(私が知らないだけかもなのですが)

パンと洋菓子の街から引越してきた者には
何とも切ない日々でしたが



こちらのチーズタルト・・・

タルト生地のバターの香りと
しっとり感&サクサク感のバランスの絶妙さ、
濃厚だけど、甘さ・超ひかえめなチーズの風味、

毎日でも、食べていたい!

甘くない洋菓子に飢えていた私達に
とっては涙モノのお味。(泣)

1ダースも注文して、消費期限内に食べきれる?
という心配は無用。3日でなくなります(笑)

そんなIKADAのチーズタルト、
ブルーベリーとチョコレートがありまして
(私はチョコが好き)

ひとつ70円(!)くらい。あまりに良心的な
お値段に二度ビックリ。

(日本だったら、5倍のお値段でも売れそうなのに!)

そんなチーズタルトの記事を書く私の
ウホウホぶりからもお分かりになるように

チーズのお菓子が大好きな私。
このブログに時々遊びに来て下さるAkiko様に簡単・
美味なチーズケーキのレシピを教えて頂いたので

「シンガポールで美味しい洋菓子に出会えない」
と他力本願で嘆いていないで(笑)ぜひ今度は
自分で作ってみよう!と思います。

お料理・お菓子作りのセンスがないので、
少々不安ではありますが