すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

温もりの心

2008年02月21日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
2月13日(水)、ホテル楠水閣で開催された、池田繁美先生(株式会社池田ビジネス代表取締役)による講演『徳治経営』(写真下)。

 

その講演会の中で特に印象に残ったお話をご紹介します。

会社の組織力を築くということは、良い社風を築くということです。

徳治経営とは、経営者の徳を以って会社を治めていくこと。

徳とは思いやりの心。

それは、周囲の人に不快さを与えないことであり、部下や社員に安心と喜びを与えることなのです。

経営者の役割は徳を以って会社を治めることであり、社員の役割はお客様に不快さを与えず、安心と喜びを与えること。

ですから、お客様に安心と喜びを与えるには、経営者もしくは幹部が、部下や社員に安心と喜びを与えなくてはならない。

自分が満足していない人は、他人に満足を与えることはできないからです。

経営者にとって一番のお客様は社員なのです。

「善き人が遣えばよくなり、悪人が遣えば悪しくなる/恩田木工(おんだもく)」

「温もりの心があればよくなり、冷たき心では悪くなる」

       出典:池田繁美素心塾『素心』第57号

日頃の自分のことを思うと、大変に耳の痛い話でしたが、確かにそのとおりです。

自分を戒める意味で、このブログで紹介させていただきました。

池田先生の講演は、この後も『和の精神と社風』『リーダーシップを養う』『正しく導く』『判断力を養う』をテーマに続きました。

大きなことはできませんが、「温もりの心」だけは大事にしていこうと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿