すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

田久総会

2009年03月31日 | まちづくり・自治区・コミュニティ活動
3月22日(日)9時、田久区総会を開催しました。



平成19年4月から20年3月まで区長代理という役をいただき、地元の方々との交流や区の仕事を通じて私自身たいへん勉強をさせていただきました。

区三役の任期は2年ですので、区長は高原義正さんから大塚茂勝さんに交代。

私もこの3月でお役目を終える予定でしたが、大塚新区長のもと、来期も役員を受けることになり役職名も副区長に変わりました。

田久の皆さん、本年度もどうぞよろしくお願いします。

さて、この日の総会の議題は区主催事業と会計報告に加え、新区長及び役員の承認と公民館建設検討委員会の設置についての協議。

新役員は承認されましたが、公民館建設検討委員会設置案については「時期尚早」「評議員会でやればいい」という意見が出て特別委員会の設置は見送られることになりました。

もう少し時間をかけて説得したいという思いはありましたが、議長の判断と区民の皆さんの意思を尊重すべきです。

ただ、公民館の維持と将来のあり方を具体的に「検討」していく特別委員会の設置は、決して時期尚早ではないと考えています。

評議員会は基本的に各組持ち回りで委員を選出されており、その任期は1年ですから、踏み込んだ議論や展開は時間的に難しいのです。

だからこそ、特別委員会の設置を望み、評議員会で承認された上で総会に議案上程したわけですが、歴代の区長経験者から反対の声が挙るなど、こちらの詰めの甘さは否めません。

幸い、あと2年という時間をいただきましたので、新三役と新しい評議員会でこの課題を詰めていこうと考えています。

最後に、この2年間あたたかくお見守りくださり、のびのびと仕事をさせていただいたのは高原区長のお陰です。

あらためて感謝を申し上げます。

そして本当にお疲れさまでした。

サービスクリエーター協議会

2009年03月31日 | ビジネス・仕事・家庭
3月12日(木)12時、アクア博多11階のグラナダスィートで開催された「九州サービスクリエーター協議会」の会議に出席。

同協議会は九州各地でホテル・旅館・レストラン・ブライダル・パーティースタッフなどの職業紹介事業を営んでいる会社で構成された会です。

この日は約20社が参加し、様々な課題や問題について意見交換を行いました。


人を雇うか、もしくは何がしかの仕事を人にさせる場合、その形態は大きく分けて四つあります。

一つは、社員もしくはパート・アルバイトとしての直接雇用。

二つめが、職業紹介事業所を通じた臨時もしくは一時的な雇用。

三つめが、派遣会社から派遣された社員を使う(※1)方法。

四つめが、業務を別の会社等に委託(※2)する方法です。

(※1)派遣社員と派遣先の会社との間には「雇用関係」はなく、「使用関係」のみ生ずることになります。

(※2)業務委託の場合は、受け入れ先の会社や社員が、業務委託会社の社員に現場で指示や指揮を直接行うことはできません。これに違反した行為がいわゆる「偽装請負」というものです。

上記の四つの方法以外は法律で認められていません。

私たち職業紹介事業所は、派遣事業の業種(製造業など)拡大や、日雇い派遣を法律で定める動きに対して意義を唱えてきました。

しかしながら、ある職業紹介事業所は「派遣に切り替えないと取引しないよ」と一方的に通告され、派遣に形態を変えたという例もあります。

職業紹介は「派遣」と違って、就職の斡旋ですから、雇用関係も含め労働者の一定の権利は守られます。

厳密に言えば、職業紹介事業所自体も労働者の権利を守るという原則によって法律で守られるべきなのですが、実際はそうではありません。

競争の激しい中、正式な許可証を受けて営業している事業所であっても、様々な理由から問題や事件を起こしてしまうことがあります。

こうした場合は、許可を取り消されるという厳しいペナルティがあります。

しかしながら、それ以上に「無許可」や「無届け」で違法に「職業紹介もどき」や「派遣らしき」営業を行っている輩の何と多いことか。


宗像においても、雨後の筍のごとく次から次へと・・・これは明確な違法行為です。


罰則も含めて、法律で厳しく規制すべき問題だと思います。


話は変わりますが、福岡市内のホテル・レストラン業界は凄まじい勢いで変貌しています。

外資系も多く、サービスも既存のものとは傾向が変わってきています。

時代の変化を肌で感じた一日でした。