すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

接遇訓練

2007年06月08日 | 青年会議所の活動
昨日の宗像JC例会事業は「表現力HOP STEP JUMP!~魅力的なリーダーになるために」と題して、ハート・コムインターナショナル代表取締役社長の沢みつこ先生を講師にお迎えし、様々な「接遇」訓練を行いました。



「接遇」とは“おもてなし”の意です。

講座は2時間、ビジネス社会で求められる三つの力
1、コミュニケーション能力(人と円滑に関わる力)
2、プレゼンテーション能力(表現力)
3、インテリジェンシー(知識・教養)
を具体的な実例を通して学習しました。



コミュニケーションと言えば、仕事に限らず社会生活に必要不可欠なのが「マナー」。
皆さんも一度は「マナー本」等を読まれたことがあるかと思います。
電話の応対、会社への訪問の仕方、座る席の序列、名刺の出し方などなど。
「マナー本」にはこうした<決まり事>が書いてありますが、つい形だけのものになりがちです。

私自身、昨日の講座では色んな発見がありました。

例えば「名刺交換」。

自分の名刺をお渡しするということは、相手の方との大切な「出会いの場」であり、単なる「紙の交換」ではありません。

こちらが名刺を差し出したからといって、先方が必ず名刺をくれるわけではありませんから、まずはこちらから丁寧に自己紹介し名刺をお渡しします。

その上で先方の名刺をいただけたら、丁寧に両手で受け取り、名刺に記載されている事柄にしっかりと目を通す。

なるほど、これなら見た目にもスマートです。

他にも、スマートな握手とは? 電話応対で大切なこと(“もしもし”は死語です)は? お客様へのお茶の出し方とは?・・・。



こうした所作も沢先生のご説明は、それぞれが理にかなっており勉強になりました。

「マナー」とは、目の前にいる人を尊重することなのです。

また、対人関係において「ポジティブ・ストローク」が如何に大切であるかを再認識しました。

「ポジティブ・ストローク」とは、相手に対しプラスとなる(相手が快く思う)言葉や行動を投げかけることです。

JCには、まさに「ポジティブ・ストローク」のお手本となる方が沢山いらっしゃいますね。

「ポジティブ・ストローク」の上手な人の周りには自然と人が集まります。

ですから、「あの人は人望がある」とか「お人柄がいい」という人物は、相手により多くの「ポジティブ・ストローク」を投げられる人であるということです。

気心の知れた仲では、敢えて「ネガティブ・ストローク」を投げるということもありますが、余程の「人付き合い・気遣いの達人」でないと相手を傷つけてしまうことになりますから<使用上の注意>が必要ですね。

さて、昨日の例会は全体的にも「心を耕す」完成度の高い事業でした。

敢えて欲を言うなら、メンバー100%出席の例会であってほしかったです。

例会運営委員会の皆さん、指導力開発委員会の皆さん、素晴らしい機会を作っていただき有り難うございました。



そして、講師の沢みつこ先生に心より感謝申し上げます。