湘南鉄道研究会

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旧型国電のスタイリスト(クハ79904)その1

1977-01-01 12:00:01 | 懐かしの旧型国電(新性能電車含む)
JR東海になり、格段の進化を見せる名古屋のアーバンライン中央西線。
旧国鉄時代は、土曜の昼さがりなど、その列車を逃すと1時間あまりも電車がないため、あわてて駆け込む列車は、EF64牽引の客レ。
満員で閉まらないデッキのドアにつかまり、怖い思いで渡る、矢田川、庄内川。
あまり、いい思い出はありません。
そんな中で、クハ79904は、当時、神領電車区のF2編成に組成され、名古屋方の先頭車として、優美な姿を楽しませてくれました。
当時の名鉄局(名古屋鉄道管理局)管内では、転配された車輌を、

(1)3段窓の2段サッシュ化
(2)床のリノリウム化
(3)室内の再塗装
(4)側面への手差しサボ受け追加
(5)スカ色での再塗装

などのアコモ改造を施した上で、名古屋口の通勤輸送に充当していましたが、前面の行先表示幕は無地のままでした。
しかし、クハ79904は、前配置が横浜線のためか、「東神奈川」の文字がかすかに判別でき、過去は東京南鉄道管理局の所属と見られます。
いかにせよ、ノーシル・ノーヘッダーで、妻面は角取りがなされたそのフォルムは、後のクハ201系に引き継がれたかと思われるほどのすばらしい仕上がりで、個人的には旧型国電の女王と思っております。名古屋駅構内にて撮影。
(35mmネガフイルムをスキャナにて取り込み、撮影日時は残念ながら不詳)

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画像を拡大版に更新(2009-02-03)
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