湘南鉄道研究会

我々の住む、湘南地区の鉄道ニュースを発信して行きたいと思います。全国から集めたオリジナルなレア記事にも注目!

箱根板橋駅の遺構

2011-07-21 12:07:02 | 廃なもの発見
小田原に登山電車が来なくなって早数年の歳月が経ちました。
車庫の関係で、箱根湯本~入生田間は3線軌道区間が残っていることは皆さんご存知と思います。
この他の区間には、小田原の箱根登山線ホームを除き、遺構は見られないと思っていました。
ところが、箱根板橋で偶然見かけた遺構たちの数々。皆さんご存知でしたでしょうか?
まずは、ご覧下さい。





箱根湯本に向って左側にあるホームの遺構




軌道を注意深く観察すると、枕木が3線軌道用の特殊なものと分かります。




ホームの遺構へと続く通路は塞がれ、「立入禁止」の標示がありました。




跨線橋から眺めたホームの遺構




反対側のホームから眺めた遺構、駅名標示の跡が分かります。




枕木には「PC製」のもののみならず、「木製」のものもありました。このあたり、いつまで見られるか?

これは何でしょう?

2011-04-04 13:56:25 | 廃なもの発見
東海道線の大船と藤沢の間、鎌倉車両センターを過ぎたあたりに、東海道線と貨物線をくぐる通路があります。
大船から見て線路の左側入り口近く、線路際の路上に、こんなものがありました。
ご覧になると分かると思いますが、上から、『特』、『エマーク』、『電』と並び記されており、直径15センチ
程度で、地面に完全に埋まっています。
厚みは分かりませんが、多分、マンホールの蓋同様、鋳鉄製と見られます。
詳しそうな人に尋ねてみたものの、いまだ正体不明です。

ご覧の皆様方で何かご存知でしたら教えていただけますでしょうか。


『特』、『エマーク』、『電』と読める謎の代物

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今も残る湘南貨物駅跡(1)

2009-01-27 15:42:14 | 廃なもの発見
東海道貨物線の本線の間に今も残る、湘南貨物駅の引上線跡(手前から2本目の軌道)です。
湘南貨物駅は、車扱貨物(しゃあつかいかもつ:貨車1両を単位とする輸送)専用の貨物駅として、1985年11月まで営業していました。

貨物線と東海道線(旅客)の向こうに見えるのは、JR東日本の信号部門の資材置き場です。

国鉄の残影(1)

2008-07-05 21:19:25 | 廃なもの発見
”エ”マークは旧国鉄のシンボルマークですね。
このマークの付いたマンホールが点在する場所を発見しました。
藤沢市村岡東の線路沿いの土地に、大手スポーツメーカー提供のテニスコートや、住宅展示場のある場所があります。
ここは、過去の湘南貨物駅の跡地。
大船駅と藤沢駅のほぼ真ん中に位置するため、従来から、東海道線の新駅「村岡駅(仮称)」誘致計画があるのもこの場所です。
ここには、自由に出入りできる一角がありますが、そこに写真のマンホール蓋が残っています。
国鉄の遺物、いつまで残ることやら。



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失われた鉄路(新興線-1)

2008-04-22 05:24:45 | 廃なもの発見
新興線は旧入江駅から分岐する貨物支線で、多くの工場専用線が分岐していました。
2003年に内外輸送横浜支店の専用線が廃止されて以降、設備は残るものの放置状態となっていた同線ですが、最近、所用で現地近くを通ったところ、線路が撤去されていました。
写真は、日産自動車横浜工場前のもの。この状況を観察すると、

(1)踏切部分以外の軌道は撤去されている。
(2)遮断桿以外の踏切設備(警報機など)は残っている。
(3)工場構内への道路部分には、柵が新設された。

といった所です。何故、(2)が残っているのか疑問。ミステリアスです。