フィリピン仰天ニュース

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NO528.フィリピン~その28!!(新大統領と麻薬犯罪)

2016年07月06日 08時04分55秒 | アジヤ・ニュース

6月30日に新大統領の就任式が、質素に執り行われました。過去の大統領就任式は、非常に大がかりなもので大変な交通渋滞を引き起こしており、新大統領はこれを嫌いマラカニアン大統領府内で行われました。選挙期間中公約していた麻薬犯罪撲滅に対して非常に強力に取り組んでいます。就任1週間で麻薬犯罪者約36人(現職警官を含む)が、射殺され覚せい剤約180kgが押収され逮捕者は200人を超えました。また、現職警察上級幹部5人、警部以下23人が麻薬犯罪組織に買収されていたと発表しました。押収麻薬の転売、そして首都圏の2500人の警察官、長官、等々抜き打ち麻薬検査が行われ36人の陽性反応者が見つかりました。この36人に対して直ちにミンダナオ島に転属命令が下されミンダナオ島のムスリム過激派との戦闘に加えられました。拒否すれば刑務所行きとなり100%所内で殺害されます。全員ミンダナオ島へ転属して行ったそうです。全国各地で麻薬常習者、麻薬販売員等が、なだれをうって警察に自首しはじめ1週間で300人を超えました。今までこの様な事は一切ありませんでしたので一般善良な市民たちは、新大統領に拍手喝采です。ただし懸念されるのはいつ何処で麻薬犯罪者達と警察官、麻薬取締班との銃撃戦に巻き込まれるか?です。しかし町の小道にあるサリサリストア(非常に小さい物品販売店)の周りには午後10時以降は屯してはいけないと子供が、午後10時以降路上では、遊んではいけない違反すれば親、親族を逮捕する発表され小生の住んでいる地区でも午後10時以降は非常に静かになりました。この様な人々が麻薬販売をし、子供たちが道案内していたのです。この様な状態が強力に推し進められれば公約通りに、大統領就任6か月で麻薬犯罪の撲滅まではいかないと思われますが、国内が浄化される事となると思います。日本のように生ぬるい法律と違って射殺ありきです。ご存知のように日本では警察官が発砲すればその正当性の言い訳会見をするような事は行いません。一層の浄化作戦が進むことを祈っている次第です。

 

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