今、巷での話題で盛り上がっている事件があります。前々から指摘されていたのですが今回、大がかりな摘発が行われました。それはマニラ郊外にある刑務所です。収容人数が約6000人の所に約38000人が収容されているのです。その為、裕福な犯罪人〈主に麻薬王たち〉は刑務所敷地内に自費で小屋を建てそこで部下たちに傅かれて生活をしているのです。当然クーラー付きです。そのほか隣に小屋を建てカラオケルーム、ミラーボウルをつけディスコ、ステージを作りストリップショウまでやっていたのです。自分の小屋では、パソコンを使いドラッグまで販売していたのです。また、夜になれば刑務官とともに夜の街に繰り出し大いに命の洗濯をしていました。また、高級娼婦を自分の小屋に招き入れ楽しんでいました。こうなると刑務所ではなくただの外部の家と変わりなくなります。余りにも目に余る行いなのでこの刑務所を出所した元犯罪者たちが市民団体に訴えてこの団体が国家警察を動かしたのです。摘発時300人の警察官が刑務所へなだれ込全ての現場を摘発し刑務官約30人を逮捕しました。刑務官も安い給料で働かせられているので莫大な金額の賄賂に目がくらんだとの事でした。3人の麻薬王たちは刑務所内自分の小屋に200万ペソ〈約554万円〉以上の現金を隠し持っていたそうです。そして、全てを没収され国家警察の完全な鉄格子のある収容施設に移動閉じ込められたそうです。
本当に何でも有の国です。
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