シリヤでの通称イスラム国〈ＩＳＩＳ〉による日本人誘拐、そして殺害、悲しい出来事ですね。危険地帯に渡航中止要請にも関わらず渡航して今回の事件を引き起こしたのです。そして色々と政府の対応が原因と騒ぐ評論家、学者、野党本当に日本は平和ボケカントリーだと何時も思っております。フィリピンでは３０年以上、ムスリムテロリストと国内で戦闘が行われています。数多くの外国人、フィリピン人〈資産家〉が誘拐され身代金を奪われて又は殺害されています。長年係ってミンダナオにムスリム自治区を作ることで平和協定が結ばれたのですがムスリム勢力内での勢力争いで作業が大幅に遅れています。約１週間位前にモロ・イスラム解放戦線〈ＭＩＬＦ〉とバンサモロ自由戦士〈ＢＩＦＦ〉と国家警察特殊部隊との間で銃撃戦が行われ警察軍３５名、テロリスト側１６人が戦死しました。警察軍のお粗末な作戦命令の為です。アメリカから国際指名手配〈賞金500万ドル〉されているムスリムテロリストの潜伏先をつかんだ国家警察が特殊部隊390人を〈ＭＩＬＦ〉支配地区に連絡なしで入り潜伏地区に突入部隊38人、包囲警戒部隊36人を配置し本隊320名は３ＫＭ離れた地区で待機していたと言う事です。其処で〈ＭＩＬＦ〉、〈ＢＩＦＦ〉と実行部隊との間で銃撃戦となり包囲警戒部隊36人中35人が即死、1人が重傷となったのですが、本隊320人は待機したままでした。また、指名手配犯〈フィリピン人ではない〉は逃亡したと言われています。通常この様な作戦を実行する時には国軍と連携をとり援護要請をするのが定められていますが、今回は警察軍特殊部隊単独作戦でした。巷では国軍が賞金500万ドルを独り占めしようと無理な作戦を実行したんだと言われています。マニラ市内でも何時テロが行われるか分かりません。数年前には高架鉄道電車ないで爆弾テロがあり数多くの犠牲者が出ております。日本の皆様フィリピンは楽しい国ですが、その反面非常に危険な国でもあります。日本人などはもっとも狙われやすいので特に注意する事が大切です。
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