約1年前の台風30号〈ヨランダ〉は上陸時点で中心気圧895hPa、最大瞬間風速90m/sと発表されており、これは上陸した台風としては観測史上例をみない世界最大と言われるほど猛烈なものでした。さらに米軍合同台風警報センター(JTWC)は最大風速84.7m/s（一分平均）、最大瞬間風速102.7m/sとしており、アメリカのニュースチャンネルCNNは「ハリケーン・カトリーナとサンディを合わせたよりも強い」と表現していました。米国、日本、世界の国々が救援の手を差し伸べましたが、先月、小生が今年最後になるレイテ島を訪れましたが、復旧、復興が大幅に遅れています。そして今回の台風22号〈ルビー〉の来襲です。ほとんど同じようなコースを進んできて12月6，7日に上陸する予定です。台風の規模は、中心気圧905hpa、最大瞬間風速85m/s、時速15キロと発表されています。来年1月15日にローマ法王がレイテ島を訪れ1年前の台風30号の犠牲者約7000人に対するミサを執り行う事が発表されていますが、今回の大型台風で犠牲者が出ないことを祈っております。
フィリピンに関する事で何かお困りの方は、遠慮なく下記までメールを下さい。 お力になれるかも知れません。
