ご存知の様にフィリピンは貧困の差が激しく極貧となると子供に小学校へも行かせられない家庭が多く有ります。学校へ行くぐらいならその時間を、ゴミの山から「空き缶拾い」「ビニール拾い」「フラスチック拾い」などなど、、、1日拾い集めても10ペソ(約24円)にもなれば御の字です。この様な極貧家庭の子供達を集め「引ったくり」「集団すり」「置き引き」「空き巣狙い」「車上荒らし」等々を、教え込み6歳~12歳の少年少女16人を操っていた36歳の男が逮捕されました。この男は子供達が盗み持ってきた品物は何でも買っていたそうです。中には再販出来ないような品物でも「よくやった!」と言って幾ばくかのお金を渡していたようです。 1人の観光客を5~6人で囲み「ご飯を食べていないので1ペソ恵んでくれ!」と言い寄って、、、その内の1人がバックを引っ手繰って逃げたのを、通行人が捕まえたのが切っ掛けで後は芋づる式に全員、逮捕、補導されました。子供達は、きついお灸をすえられ各親に引き取られましたが子供達曰く「良いボスだった。明日からまた臭いゴミの山に戻らなければ!!!」