マニラ市において男2人が保育園児、先生合わせて約30人を人質にして貸切バスに立て篭もり政府に対して抗議をしました。 この男達は、政府に対して「貧困層の子供達に、教育、住む場所、食料等を与えよ!」と訴えて約10時間に渡って人質を、バスに閉じ込め国家警察軍と睨み合いました。 しかし、夕闇が訪れてきた為、子供達人質を解放し「児童虐待、選挙中に拳銃を持っていた銃器不法所持」容疑で首都圏マニラ市警本部に逮捕されました。事件が起きてからTV局がライブ放送するなど国中が騒然となりました。しかし一部貧困層の人々は犯人達に対して同情しまたエールを送り「まったくその通りだ!!」と叫ぶ者も現れました。 このような事件は2003年11月に起こった、マニラ空港第ターミナルビルの管制塔占拠事以来の出来事でした。