愚痴はもう書かぬ。

フト気付いたら会社・上司・若手批判の投稿にまみれていた我がブログ。
まぁ書くことでストレス発散になっている部分もあるんだけど、
あとから読み返すと我ながら愉快ではないので、ブログで仕事の愚痴を書くことは
やめようと思う。
・・・愚痴らずに済む限りは(笑)。


従って、これから書くことは、愚痴ではなくって心境の吐露です。
モノは言いよう。。


むか～～しこのブログでの愚痴対象となっていた元上司が、
先月末をもって会社を辞められていた。

完璧主義者でやや横暴なところもある方のため、部下たちがビビってしまって
言いなりにしか動かなくなってしまい、その状況に私は当時完全に
フテ腐れてしまっていたのです。嗚呼、若かったなぁ・・。

ですが、フテ腐れていた反面、この部長さん（当時）のアタマの良さと仕事への前向きさ、
飲みの場では仕事の話を一切しないというＯＮ－ＯＦＦの徹底っぷりなど、
心の奥底では尊敬できる部分が多々あり、この方の部下として、この方に怒りや憎しみを
感じていた感覚はあんまりない。
その後の弊社の同レベルの面々の後ろ向きさやＷＩＬＬのなさを見るにつれて、
部長氏への敬意は増しに増していった。

ここ数年は本社を離れて関係会社に勤められていた。
また直属の部下になりたい・・かどうかは別として(笑)、
再び一緒に本社で働いて、刺激とやりがいのある本社の仕事！ってやつを
復活させたいな、、、なんて思っていた。

のに。。


４０代前半。これから幹部として手腕を発揮されるんだろうな、なんて
勝手に期待を寄せていた矢先の、退職。

理由は聞けていないのでよく分からない。
でも、私はどうしても、嫌な想像をしてしまう。


風の噂で、この部長氏は最近覇気を失われていたと聞いていた。
あんなに前向きで、逆境にもめげたためしのない方が、、何故か。

思いあたるのは、「絶望」。
ウチの会社のていたらくに、ガッカリしつくしてしまったのではないだろうか。
そして、「こちらから願い下げじゃ！」とばかりに辞められてしまったのでは・・？

そんな仮説を、共通の知り合いにぶつけてみると、大体の方が
「多分・・そうだろうな・・・」と言う。


まぁ、真相は分からない。
オクサマのご実家の家業を継がれるらしいので、
もしかしたらやむにやまれぬ理由があったのか、
そちらの稼業におおいなる興味をもたれたということなのかも知れない。

でも、それでも、、
私が知っている限りのあの部長氏は、よほどやむにやまれない限り、
「退職」なんてことを選択する方ではないのだ。
だからこそ、嫌な想像ばかりが浮かんでしまう。


ただですね。

どういう事情でどういう道を選んだとしても、
それがイイだの悪いだの、正解だの間違いだのなんて
誰にも評価できるモンじゃないし、決められる権利もないわけさ。

部長氏の退職は、弊社にとっては明らかに損失。
しかも三行半的に辞められたのであれば、会社として情けない限り。
そんな想いが私のココロを暗～くするが、同時に、
部長氏の今後の人生が、とってもとってもシアワセであるように、っていう気持ちも
湧いてくるのだ。

あの部長氏だもの。
業界を変えても、バリバリやっちゃうさ！


部長への感謝の気持ちとともに、
弊社の今後はどうなるのか・・・
とは、あんまり考えないようにしている昨今(苦笑)。