カッスカスやで。

先週だったか先々週だったか、、すでによく覚えていないんですが
とある月曜日。

ひっさびさに体調不良になったんす。
打ち合わせ中にゾクゾクしてきてですね、
だましだまし残業をして早めに帰ってお熱を計ったところ、
ハイ出ました、軽く３８℃突破。

昔経験した３９℃ほどのツラさはなかったので
まぁそんなモンだろ、と納得しながら、お薬のんで、水飲んで、
厚着して、就寝。
ハルンケアのＣＭのごとく、途中で何度も何度もおトイレに起きて、
何度も何度もＤＡＫＡＲＡを飲んで、お熱を放出。

翌朝、熱から見事回復。
長年の人生経験（？）で、お熱の対処法はバッチリ習得よ。
そう信じて、熱計らないまま現在に至ってるけどね。


・・・・・しかし咳の対処法がまったく習得できていない。

この日を境に、最近鎮静化していた咳が復活。
ケッホケホのゴッホゴホですよ。
風邪薬を飲んでも効きはしない。
医者に行っても「風邪だろう」と片付けられるだけだから
行く気にもならない。
まぁ～、自宅にいるときには加湿器全開で運転させてるし、
今週からは「のどぬーるマスク」までして寝てるので、
ケホケホやってるうちに終息するだろう。
な～～んて、いつものようにタカをくくって生きていたところ、

昨日は声がヘロヘロになり、今日はカッスカスになった。

カッスカスやで、カッスカス。
普通に話しても、相手はまずビックリする。
一部の方は「酒焼け？」と聞いてくるが、大抵の方は心配してくれる。
分かりやすい例を挙げると、総選挙や仕分け後のレンホウさんみたい。
古い世代の方向けに言うと、欧陽菲菲みたいな感じですわ。

心配されても申し訳ないんだけどね、別に喉が痛いわけじゃないんだ。
無痛ながらのカッスカスなのだ。

それよりも問題は、定期的にやってくる“発作”。
何か、喉に突如アリンコさんが這ってくるような違和感を覚え、
直後に死ぬほどむせる。ウミガメのように涙が出るくらい、むせかえる。
私も苦しいが、周りの皆さんは私の死にそうなブヘェ～オエェ～～という
半端も遠慮もないむせかえりっぷりに、むしろ気持ち悪いことだろう。

ともすれば呼吸困難になりそうな、この症状。
コリャ行き先は内科医ではなくて、耳鼻咽喉科ではあるまいか、
と、やっと気付き、ヤホー検索で見つけた会社のすぐそばの耳鼻咽喉科へＧＯ。


検索したサイトの口コミでもあったように、若干あやしげな診療所で
質問はするけど人の話を聞かない不思議な先生に診療をいただく。

　医者：どうしたの？
　ワシ：かくかくしかじかで、今日は声がカッスカスで・・・
　医者：咳はでるの？
　ワシ：ハイ。
　医者：痰は？
　ワシ：出ます。
　医者：鼻水が下って痰になってる感覚は？
　ワシ：ある・・・・・と思います。
　医者：夜も咳は出るの？
　ワシ：ハイ。それで最近は（夜中に何も目が覚めて・・・）
　医者：（ハイの直後くらいから）それがこれくらいの季節に長引いて、
　　　　何年も続くと慢性気管支炎。
　ワシ：・・・あ、そうなんです（ワタシもうかれこれ５年ほど前から・・）
　医者：（私の反応を完全に遮って）この季節、あと考えられるのは
　　　　マイコプラズマウイルスか、百日せき・・・。
　ワシ：あ～～～、でも、血を採ってもらったけど何も出なかったです。
　医者：（聞いてるんだか聞いてないんだか、）鼻水が続くということで
　　　　疑われるのは、副鼻腔炎・・・
　　　　慢性ならば、所謂蓄膿症。
　　　　慢性じゃないなら急性の副鼻腔炎・・・・・。

・・・・・・などなど、お医者の説明というのか御託というのか
・・ひとりごと？、は続く。。。。。

そして続いては難し過ぎてここでは再現できないお薬の説明。

そんなこんな説明？をしながら、私の鼻と口になにやらシュ～シュ～して、
５分少々で診療終了。


ハッキリ言ってキツネにつままれたような感じでしたが、
何度も何度も内科に通って「風邪」と言われ続けた私がついに
「慢性気管支炎」という、納得のいきそうな病名にたどりついた満足感はあった。


そして、いただいてきたお薬。
これも、お昼ごはんのあとに服用したところ、効果アリアリ。
医者行くまでは５分に１回くらいに縮まっていたむせかえりの頻度が
一気に落ち着きました。（残念ながら、社外の方との打ち合わせで出てしまったが。）

いやぁ～～～～、コリャいいお薬をいただいた。
週末服用してたら、月曜日には完治してるんじゃあるまいか。
な～んてノリノリの気持ちで帰宅し、


・・・・・・お薬一式をまるごと会社に忘れてきたことに気付いた。


サイアク。



仕方がないので、加湿器全開の拙宅で、オリジナル療法の濡れタオルマスクを
口に当てて呼吸しておる。


・・・・・・コレもなかなか効いてきたぜ。
カッスカスの声に、少し潤いが感じられるようになってきた。
要するに、むしろ効果テキメンだぜ。。



これで明日の朝、いつものソプラノボイス（？）が戻ってたら、
私が大感激した薬は何だったんだろう、、、っちゅ～話ですよ。



そんな私の、最近の闘病記。