まさしさだの曲が今朝もアタマを巡り、
何ともノーテンキに朝のラッシュに揺られて渋谷に着いたとき、
一匹の犬の姿が視界に入った。
可愛いコートを着込んだ、らぶりぃなラブラドール。
よく見たら胴体には別素材のチョッキにパイプ状の手綱のようなもの。
盲導犬だった。
明かに私が乗ってきたものと同じ電車でやってきた模様。
あんなすげぇラッシュの中、小さい体でどうやって堪えてたんだろう。
飼い主は、私と同じくらいとおぼしき年代の女性。
その方のピッタリ隣を歩むワンちゃん。
そのワンちゃんが、歩を止めて、お座りする。
階段の手前だった。
飼い主さんが階段を認識され、小さく「オッケー」という。
その言葉を合図に、ワンちゃんは階段を降りはじめる。
途中の踊り場的なところから次の階段が始まるときも、
ワンちゃんは一旦お座りをして飼い主さんを見上げ、
彼女の「オッケー」を確認してまた降りはじめる。
ほんの2,3分の間の光景ですが、ものすごい感動を覚えた。
あんなラッシュの中を、
あんな小さな体で、
あんなにも忠実に、
あんなにも正確に、
自らが課せられた任務を遂行するワンちゃんの姿は、
その周りにいた(自分を含めた)どの乗客よりも、
美しかった。
その聡明な眼差しは、今の私なんて比べること自体が無謀。
私なんかよりももっと使命感が強く、
もっともっと愛情も携えているであろうワンちゃんの姿を
目の当たりにして、まぶしさを覚えたとともに、
すごくすごく自己嫌悪になった。
前日のコトバ撤回。
私は犬になれない。
490円以下。
無論、みそ汁もつかない。
何ともノーテンキに朝のラッシュに揺られて渋谷に着いたとき、
一匹の犬の姿が視界に入った。
可愛いコートを着込んだ、らぶりぃなラブラドール。
よく見たら胴体には別素材のチョッキにパイプ状の手綱のようなもの。
盲導犬だった。
明かに私が乗ってきたものと同じ電車でやってきた模様。
あんなすげぇラッシュの中、小さい体でどうやって堪えてたんだろう。
飼い主は、私と同じくらいとおぼしき年代の女性。
その方のピッタリ隣を歩むワンちゃん。
そのワンちゃんが、歩を止めて、お座りする。
階段の手前だった。
飼い主さんが階段を認識され、小さく「オッケー」という。
その言葉を合図に、ワンちゃんは階段を降りはじめる。
途中の踊り場的なところから次の階段が始まるときも、
ワンちゃんは一旦お座りをして飼い主さんを見上げ、
彼女の「オッケー」を確認してまた降りはじめる。
ほんの2,3分の間の光景ですが、ものすごい感動を覚えた。
あんなラッシュの中を、
あんな小さな体で、
あんなにも忠実に、
あんなにも正確に、
自らが課せられた任務を遂行するワンちゃんの姿は、
その周りにいた(自分を含めた)どの乗客よりも、
美しかった。
その聡明な眼差しは、今の私なんて比べること自体が無謀。
私なんかよりももっと使命感が強く、
もっともっと愛情も携えているであろうワンちゃんの姿を
目の当たりにして、まぶしさを覚えたとともに、
すごくすごく自己嫌悪になった。
前日のコトバ撤回。
私は犬になれない。
490円以下。
無論、みそ汁もつかない。