徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

The last NY? at OVO

2010年06月04日 | NY & NJ 周辺情報
5月末の三連休。この三連休は、冬が終わり、暖かくなってからの最初のホリデーと言う事で、誰もがうきうきお出かけよ、とラジオで言ってました。
毎週土曜日は塾があるのでNJへ行くので、そのまま2泊三日でNYに出掛ける事にしました。もしかしたら、家族そろってNYに出掛けるのはこれが最後になるかもしれません。

我が家の長女が大好きなシルクドゥ・ソレイユのショーが、NYでも講演されています。OVOBanana Shpeel (バナナ・シュピール)のどちらにしようか迷ったのですが、ご意見番の末娘によりOVOに決定しました。
こういうショーは結構チケットも値が張りるけれど、席に寄っては見えにくかったりして、楽しみも半減してしまう場合もあるので、座席選びは大事です。そこで、今回は、高い席寄り安い席を選びました。



OVOは、昆虫をテーマにしたショーで、テントウムシ、クモ、カマキリ等々の昆虫達がパフォーマンスを繰り広げます。卵を背負った昆虫が旅をして、この昆虫村にたどり着きます。そこで、太ったテントウムシに恋をします。
背負ってきた卵が最後にどうなるのか楽しみでした。最後にどうなるのか、見てのお楽しみです。この卵をめぐる解釈は、私と夫とでは違いましたねぇ~。

途中、大きな花が開くのですが、それと同時に花の香りがします。 ショーの後、「花の匂いがしたね。すごい演出。」と言った私に対して、「隣のおばさんの香水の匂い」だとか、「前の席のポップコーンの匂い」だとか言う夫と末娘。しかも、臭かったって・・・。 まったく、わかっちゃいない

パフォーマンスは、どれも素晴らしかったです。
中国雑技団を思わせる足であらゆる物をくるくる回す演義も、シルクドソレイユが演出するとこうなるのかぁ~と感心してしまいました。
ディアボロと呼ばれる中国駒の演技は、以前La Noubaで中国人の小さな女の子達が演技して大拍手をもらっていましたが、このOVOでは、大人の男の人でした。かなり難しい技をやっているのに、拍手が少ないような気がしたのは、大人だから
空中ぶらんこも、綱渡りも、手に汗握る名演技。OVOは、常設会場ではなくテントで上演するので、シルクドゥ・ソレイユにしては、小さめの会場なので、パフォーマーの表情もよく見えて、スリル満点でした。
軟体芸は、今まで見た中で、一番すごかったかも でも、実は私はこの演技は、あまり好きじゃないの。
トランポリンの演技は、カマキリの役の人たちだったので、どうしても私には「仮面ライダー」に見えてしまいました。

このOVOの会場は、マンハッタンの北東にあるRandlls Islandで開催されています。マンハッタンから地下鉄で北上し、125 St.でバスに乗り換えます。125 St.のバス乗り場周辺は、ハーレムの東側に位置します。はっきり言って、あまり治安が良いところとは思えませんでした。



私たちは、早く着きすぎてしまって、乗り換えのバスもなかなか来ませんでした。周辺もあまり観光するような場所もなく、マクドナルドでジーッと時間を潰しました。
一昔前ほど「ハーレム=危険」と言うわけではないとは言え、「5Av.より東側は、観光的要素はほとんど無いので、興味本位でふらふらするのは慎もう」と私の持っているガイドブックに書いてありました。行った後で、読んだのですが・・。

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