ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

蜜源 その3 くり

2011-06-09 21:33:09 | 蜜源植物

くりの花が咲き始めました。

今年は例年より1週間ほど遅いようです。

くりはだいじな蜜源ですが、独特の臭いがあるので、花が咲く前に採蜜をしなければいけません。

それで、4月22日に採蜜をしました。

近所のくりの花にミツバチが来ていると聞いたので、見に行きました。

花がいっぱいに咲いています。

我が家のミツバチ(か、どうかはわからないけど)来ています。

近づいて写したいのだけど、木が高くて、無理。望遠にしてもここまで。

もう1枚。一生懸命集めています。

  

ここにも、わかりますか? みつけてくださいね。

 

帰りに、他のお宅の玄関に泰山木が咲いているのを見つけました。

よい香りがしました。

  

 


門番の検問の様子

2011-06-08 21:36:29 | ニホンミツバチの習性

以前  門番が検問をして、仲間ではないと認めたときは攻撃して、死に至らしめる様子をブログに書きました。

ミツバチの闘い  

 

その門番の検問の様子が写真に撮れました。

 

前にいるのが検問を受けるハチ。羽根を高くあげて、されるがままにおとなしくしています。

門番はくるりと一回りして、検査をしています。

 

検査はまだまだ続きます。

さらに、門番がもう1匹出てきて、検査が続きます。

このあと、門番は検査を止めて、巣箱に戻っていきました。

 

このハチはどこからか、巣箱を間違えて飛んできたのかなと思いました。

しかし、なが~い、検問の後、門番はふっと離れて行ってしまいました。

それで、そのハチは巣箱に入ることができました。

なぜ、このときは、こんなに長く検問をいていたのでしょう。

何か、ひっかかるものがあったのでしょうか。不思議です。

 

 


底板の取り換え~暑さと湿気対策~

2011-06-07 20:46:04 | 巣箱の管理

観察窓のふたを開けて、網の前に手をあてると、ボーと熱気が伝わってきます。

(観察窓というのは、下の写真の下から2段目の窓です)

 

昨年1年間、ミツバチの飼育をして大きな課題の一つに、夏の暑さをどうしのぐかということがあると

考えます。

その対策として、底板に通風のための穴をあけ網を貼ることを思いつきました。

(底板というのは、下の写真に写っている一番底の板です)

  底板をこれ↓に替えます。           今まで付けてあった底板はこれ↓

      

ちょうど網の部分がセメントブロックの間になり、風が通ります。

巣箱の中は温度と同時に湿気も高いので、湿気対策にも役立つと思います。

 

底板を交換したら、前の底板に2匹のミツバチがくっついていました。

巣箱の中にいたはずの彼女たちは、気づいたら、そこは巣箱の外。

「あれあれ、ここらはどこ」  なにか、おしゃべり、相談しているようにも見えました。

    

ねぇねぇ、ここはどこ?        どっちに行く?         そっち?私はこっちにするわ


天敵4 ツバメ

2011-06-06 21:55:38 | 天敵

ミツバチにとっては、ツバメも天敵です。

益鳥として、ツバメは人とも仲良く暮らしているので、エッと思われる方もるかもしれませんが。

ミツバチは「巣覚え」と言って、巣の周りを飛び、巣箱に向かってボバリングします。

これは時間帯が決まっていて、1時くらいから、30分くらいの間です。

この時、我が家の周りをツバメがいっぱい飛び回ります。

直径100メートル以上の広い範囲を飛びます。

スピードがありますが、写真に撮れるくらい次々やって来ます。

この時間に写真を撮りました。

↓ 下の方、右端に写っています。       ↓ 草むらの中央に写っています。        

  

巣箱の屋根を張り出して、ツバメに見つけられないようにしていますが、

そんなことじゃあ、防ぎきれません。

だって、「巣覚え」のときは、ミツバチがお祭りのように、にぎやかに飛び回っているのだから。

 

満開の「やまぼうし」みつけました。          

  

  


やっぱり 定着はむずかしい。 今日は、第1群1段増設

2011-06-05 21:30:52 | 分蜂

2週間前に、捕獲した第2群の3回目の分蜂群。

しばらくの間、ハチ仲間のお宅でお世話になり、いよいよ明日、引っ越しの予定でした。

残念なことに、その巣が空になっていたと、写真が届きました。

分蜂した群を定着させることのなんと、難しいことでしょう。我が家でも、いくつも逃げられました。

ハチに逃げられると、力が抜けて、なんともいえず悲しい気持ちになります。

ハチたちは、もっと住みやすい場所、自然に還っていったのでしょう。

 

我が家では、今日は、第1群を1段増設しました。

2週間前に、採蜜した群です。

重箱をつないでいる棒(板)のねじをはずして 他の位置に仮止めします。

   

上の部分をよいしょっと横にどけます(ずいぶん重いのですよ、蜜がつまっていますから)

そして、これ載せます(増設します)               載せました。

  

次は、上部を戻して         棒をねじでとめて、おしまい。

  

 

雨上がりの庭にアマリリスが咲きました。

  

 

 


こんどは、本当にキイロスズメバチが来た 

2011-06-03 21:07:44 | スズメバチ

前にスズメバチが来たかと思って、トラップや金網を準備したけれど、「アシナガバチ」だったということがありました。

天敵1 スズメバチ・・・ではなかった アシナガバチでした

スズメバチやアシナガバチは女王バチが冬越しをするので、このときの写真の

ハチは女王バチだったのですが、いよいよ、その女王が産んだハチたちがやって

くるようになったようです。

我が家にもキイロスズメバチがやってきました。

      たもで捕まえ、         瞬間冷却剤を吹きかけ

 

ビニール袋に入れました。 今度は、キイロスズメバチ。

袋の中で冷凍がとけると、一緒に入れてあった、アシナガバチを

食べ始めました。

そろそろ、スズメバチの季節がやってくるころとなりました。

オオスズメバチには、特に注意!!

 


大きな巣門と小さな巣門

2011-06-02 21:35:29 | 巣箱の管理

5月26日のブログ 

ハチに糸がからまる

に「大きな巣門、小さな巣門」と書いたら、「それ、なに?」とお尋ねがありました。

    これが「大きな巣門」で                   こちらが「小さな巣門」です。

  

巣門の両側につけてある板に溝が切ってあって、門の板↓をはめると「小さな門」、

取ると「大きな門」です。

                     

そして、小さな門とは反対に板をはめると

「閉門」です。ミツバチを巣箱に入れて、移動するときなど、こうやって、門を閉めます。


蜜源 その2 センダン

2011-06-01 22:03:52 | 蜜源植物

1週間ほど前から、花を咲かせている「センダン」もニホンミツバチが好きな花です。

花の盛りが過ぎてしましましたが、我が家の周りには、センダンの木がたくさん生えています。

とっても速く大きくなる木です。       涼しげな薄い葉は、浅いみどり色です。

  

薄紫いろの小さな花がたくさん咲きます。          近寄って写しました

 

秋になると実がなります。タネがとっても固い実です。

私たち地域では、ヒヨドリやムクドリがやってきて、この実を食べては下にフンを落とします。

だから、電柱のそばや、センダン木の近くに車を止めておくと、1日で車がフンだらけになっていまいます。

(ムクドリはセンダンの実を食べて、電柱に近い電線で一服します)

この位置に、車を止めるとたいへんです。

Wikipediaによると、「栴檀は双葉より芳し」(せんだんはふたばよりかんばし)ということわざの

栴檀はこの木ではなく、白檀のことだということです。

 

 

巨木シリーズ1

清田の大樟(せいだのおおくす)愛知県蒲郡市

目通り(目の高さでの周囲)14.3メートル  根回り 13.6メートル

樹齢1000年  どの角度でもカメラにおさまらないほど、枝をはっている

 

 じつにどっしりと。