蜜源が少なくなっているなぁと感じます。ミツバチの外勤が少なくなっています。
それで、給餌をしています。去年の秋の採蜜のときの、くず蜜です。
冷蔵をした後に、密閉容器に入れて保存してあります。
夕方、給餌して、次の朝のことです。
とっくに蜜はなくなっているのに、いつまでも巣に執着しています。
秋の採蜜後に同じようにくず蜜を入れても、こんなに執着しません。
巣箱の中からくず蜜を出してくると、真っ黒にミツバチがくっついています。
そして、そのミツバチだらけの巣くずを巣門の前に持っていくと、
分蜂のときのように巣門に向って、なだれ込んでいきます。
ナサノフ腺から集合フェロモンを出しているミツバチが見られます。
お尻が白く見えます。これです。必死で集合をかけています。
ニホンミツバチなのに、頭を巣門に向けて、お尻を外に向けているのは、よほどの勢いで集合をかけているのです。
巣くずから巣に戻っていくミツバチです。
この執着の様子と、ナサノフ腺からのフェロモンによる集合行動は、
くず蜜の巣くずを自分の巣板を間違えているからなのでしょうか。
スムシも目立ちます。
よく観察して、わからないことは、先輩聞いて、先手、先手で準備しないとね。それでも自然は思うようになりませんね。
暑い夏をなんとか乗り切ってほしいと願いながら。