ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

突然 働き始めた!!

2012-08-19 20:48:32 | 飼育日記

一昨日の記事で、継箱のことを書いた「1群」

あまり、働きに出ていかないので、夏の暑さか、蜜源の枯渇かと心配していました。

ところが。

一昨日「継箱」をした途端、昨日から「人が変わったように」(ハチが変わったように)、

突然、どんどん働きに出かけるようになりました。

信じられないほどです。

花粉もいっぱい採ってきます。

 (クリックで拡大)

 

蜜もたくさん集めてきます。

 

落っことした花粉を几帳面に掃除する「お掃除係」です。

← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←こちらから見てね!

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触角と頭で玉ころがしのように運んで行きました。

滑走台ぎりぎりまで運ぶと「これでよしっと!」という感じで、踵を返して、巣門に向かいました。

 


「1群」 継箱しました

2012-08-18 21:36:04 | 飼育日記

わたしたちが飼っている中で一番大きな群の「1群」。

夜、涼しくなったのに、外に出るミツバチの数は増える一方。

これは巣箱内の空間が足りないためではないかと判断して、継箱をすることに。

 

巣箱の下の方一面に、側面といわず、底板といわず、びっしりミツバチが張り付いています。

そのミツバチに上がってもらう目的もあって、まずは、底板を交換します。

これが、巣箱から外した底板。

巣門の前に置いたら、1/5くらいは巣箱に戻ったのですが、残りのミツバチは何があっても動かない。

仲間が巣門の前で、呼べと叫べど。

平常時でない立ち方(お尻を外に向けて)で、お尻の部分を白くして、集合フェロモンを出して、扇風行動をしています。

いくら「こっちだよ」と言っても、平気な様子。動きません。

仕事帰りのミツバチ(花粉団子を付けている)もその集団の中に紛れ込んで、右往左往。

まあ、動かないミツバチはほおっておいて、継箱の仕事にとりかかります。

あまり重いので、ロープを使おうかとも考えましたが、持ち手の位置を変えて、持ちやすくしたら大丈夫!

なんとか継箱が終了しました。


ミツバチの水飲み場

2012-08-15 21:21:32 | 飼育日記

日差しはまだ厳しいですが、ツクツクボウシが鳴き、風は秋です。

ミツバチの水飲み場を作りました。

前から、こんな水飲み場は作っていたのですが。

(中には金魚が泳いでいます)

(クリックで拡大)

友人のところで見た水飲み場での ミツバチの様子が可愛かったので、

同じように作りました。

鉢に石を入れて、水を飲むときの足場にします。

早速来ました。

 

舌を出して、水を飲んでいます。


秋は名のみの・・・立秋です

2012-08-07 20:19:28 | 飼育日記

今日は立秋。  と言っても、猛暑の日々。 でも、もう少しすれば、秋風が立つはずです。

そんな暑い日のミツバチのいろいろです。

洗濯さおについた水を飲みにきています。

 

メンガタスズメの幼虫。あろうことか、巣箱の観察窓をのぞいています。

給餌は、砂糖ではなく、蜜を与えています。

結晶化した蜜は湯せんでとかすのですが、今回は、そのまま与えてみました。・・・どうなるかな、と思って。

 

2~3日でなめてしまいました。液体の場合は、1日でなめてしまいますけどね。


巣箱の中の様子

2012-08-05 21:57:04 | 飼育日記

重箱の巣箱は、中の観察ができません。

せいぜい、一番したから、中をのぞいたり、写真を撮ったりするていど。

それを見ながら、想像をふくらませています。

正面から。壁も底板もミツバチでびっしりです。

下の方に見えるのは、巣くずです。これも真っ黒のハチだかり。

左側。

とにかく、ミツバチでびっしりです。


給餌しています

2012-08-04 21:33:36 | 飼育日記

蜜源が少なくなっているなぁと感じます。ミツバチの外勤が少なくなっています。

それで、給餌をしています。去年の秋の採蜜のときの、くず蜜です。

冷蔵をした後に、密閉容器に入れて保存してあります。

夕方、給餌して、次の朝のことです。

とっくに蜜はなくなっているのに、いつまでも巣に執着しています。

秋の採蜜後に同じようにくず蜜を入れても、こんなに執着しません。

巣箱の中からくず蜜を出してくると、真っ黒にミツバチがくっついています。

そして、そのミツバチだらけの巣くずを巣門の前に持っていくと、

分蜂のときのように巣門に向って、なだれ込んでいきます。

ナサノフ腺から集合フェロモンを出しているミツバチが見られます。

お尻が白く見えます。これです。必死で集合をかけています。

ニホンミツバチなのに、頭を巣門に向けて、お尻を外に向けているのは、よほどの勢いで集合をかけているのです。

巣くずから巣に戻っていくミツバチです。

この執着の様子と、ナサノフ腺からのフェロモンによる集合行動は、

くず蜜の巣くずを自分の巣板を間違えているからなのでしょうか。


毎日、猛暑日です

2012-07-28 21:00:24 | 飼育日記

全国的に、猛暑日が続いています。

ミツバチも暑くて、暑くて。

暑さ対策に、すだれで屋根をつくったり、巣箱にかけたりしています。

直射は当たらないようにしてありますが、なにしろ暑いです。

こんなに外に出ています。(夜~朝)

こんなにミツバチが巣門にいたらどうやって、出入りするのかしらと見ていました。

 

満員電車に「どうしてものるぞ」の意欲で、人をかき分け乗って行く人のようです。

ミツバチの上を通ったり、上手に間をすり抜けたり。

写真の眼を見ると、ミツバチのやる気が出ています。

暑さでミツバチが、逃去しないよう、朝に、晩に水撒きを心がけています。


メンガタスズメの幼虫

2012-07-25 22:45:50 | 飼育日記

今年は大成功しているトマト。

昨日の朝、起きたら、葉っぱがなさけないことになっていました。

(クリックで拡大)

手前の1本の葉っぱがほとんどなくなっていました。

大きなフンが落ちてるし。

何かいる!と探してみました。いたのは、メンガタスズメの幼虫。

去年も書いたのですが、これは、こんなおぞましい成虫にまります。

(去年・9月12日撮影)

キーキーと女王バチの鳴き声を真似して、巣に入り、蜜をドロボウするのですよ。

今朝、見たら、またいます。

幼虫は本当にきれいなのですけどね。

背中も細かく色どりされています。

空き箱に入れて、夫の友人の「蛾博士」のところへ。

「メンガタの幼虫はまだ?」と聞いていらしたので。

昨日に続き、2匹目。さぞや喜んでいただけることと思います。


2群継箱しました

2012-07-22 20:40:09 | 飼育日記

2群(自宅・分蜂群)の継箱をしました。

4月30日に分蜂捕獲して以来、1ヶ月に1回のペースで3回目です。

我が家の重箱は高さが9センチなので、何度も継箱をすることになります。

                   before                                                     after

        

 

4群庭にあると、巣覚え(とき騒ぎ)のときはとっても賑やかで、見ている私は幸せです。

昨日は2時過ぎ、ほとんど同時に4群巣覚えでした。

今日のA群の巣覚えです。

 

それから、狭い庭に4群もいるので、巣箱を間違えての闘いがやっぱり起きていました。

 

巣箱の前に何匹かの屍が落ちていました。

「どんぶりいっぱい」でなかったことは幸いですが、やっぱり可愛そうです。


ミツバチをめぐる 生きものたち

2012-07-21 21:57:26 | 飼育日記

庭に張られたクモの巣は気を付けて取っていますが、次々、いたるところに張られています。

2群のすぐ前に張られてしまったクモの巣に、3匹のミツバチがかかってしまいました。

クモの糸でぐるぐる巻きにされています。

クモの糸巻きの過程がわかる3匹の写真です。(クリックで写真は拡大)

 

   

(クリックで拡大)

 

里山から持ってきたA群、B群はあちらにいるきから、子だし(幼虫を出す)をしています。

原因は特定できないので、見守っています。

その幼虫にすぐに小さいアリがたかります。

等間隔に放射状に幼虫にくっついているアリの様子は興味深いです。

このとき、アリは全く動きません。

ミツバチがいることで、虫たちの不思議を観察することができます。

もうすぐメンガタスズメ(蛾)やシオヤアブも登場することと思います。

 


巣箱引っ越し 大作戦

2012-07-19 23:08:12 | 飼育日記

一昨日のB群(小さい方の群)に続いて、今日は、A群(大きい方の群)の引っ越し。

巣箱が置いてある場所の近くで工事があるため この猛暑続きの中 どうしても引っ越しをしなければ

ならなくなったのです。

朝から、扇風機で風を送り、天井には、保冷剤。

巣箱の胴周りにも保冷剤でなんとか巣落ちしないように準備しました。

階段あり、坂ありなので、背負子で移動です。

大事に、大事に、ゆっくり、ゆっくり進みます。

先輩の軽トラは万全の備え。

箱の下には、マットレスが敷いてあります。

巣箱を段ボールに入れて、その周りには保冷剤を投入。(右端に見えるのが背負子)

このように、簡易冷蔵庫風になります。

しっかり紐をかけて、固定します。

軽トラはゆるゆると走ります。

到着

後ろの観察窓にちゃんとくっついて10キロの旅をしてきたミツバチが1匹。

よかったね。おりこうだったね。ちゃんと一緒に来られたんだね。

男性二人で持っても重い。

ふぅ~~。到着です。トマトとインゲンの間にS席を用意しました。

どうなることかと心配していましたが、先輩の豊富な経験と知識、

それにさまざまな備えのお陰で無事引っ越しができました。感謝。

庭に4群。明日から、よろしくね。新入りさんです。


台風4号上陸   

2012-06-19 20:55:06 | 飼育日記

6月だというのに、台風4号が上陸。 みなさまの地域は大事ないですか。

昨日から台風の準備はぬかりなかったのですが、

午後6時ごろ巣門が小さくしてなかったのに気付きました。

大雨が降っているのに、けなげに、巣門を守っています。

あわてて、小さな巣門にします。

「ちょっとごめんね。巣門閉めるから」というと、

「はい、わかりました。よろしく」と言って、安心したように、くるりと巣箱の中に入って行きました。

でも、やっぱり小さな巣門を内側で守ってるんだよね。ごくろうさま。


ミツバチが増えてきました

2012-06-14 20:56:08 | 飼育日記

天気の良い日には大規模な巣覚え(とき騒ぎ)をします。

それで、巣箱の中をのぞいてみると。

<1群・元巣>

夜、9段(11センチ)の巣箱の下から2~3段目の写真です。

下から見ると。

<2群・分蜂群>

 

スイレンがきれいに咲いていました。

蜜源、花粉源としてはそれほど、重要ではないようです。

こんなにりっぱなおしべがみえるのに。

 

つぼみも見つけました。まだまだ、咲きますね。


隙間から出てくる、出てくる

2012-06-10 23:39:34 | 飼育日記

今日は30度の夏日になりました。一日中良い天気でした。

巣覚え(とき騒ぎ)も大規模で、群が大きくなってくるのだと感じました。

2群(分蜂群)の巣をふっと見ると、後ろの扉の隅っこの隙間から、ミツバチが出てくる、出てくる。

(クリックすると写真が拡大します)

小さな子どもがいたずらをしているみたいに、楽しそうに見えます。

明るい日差しに向かって、うれしそうに飛び出していきます。

一段落したところで、小枝をはさんで、隙間をふさぎました。

その後、またのぞきにいくと、今度は、右の方にできた隙間から、飛び出して来ていました。

なんだか、おかしくて、笑ってしまいました。

 

クリの花が満開になってきました。

早めにカメラを持って、観察に行かなければ。


2群(巣箱移動群)の巣覚えも 歪んでいます

2012-06-08 21:01:56 | 飼育日記

巣箱の移動をした群(2群)が巣覚え(とき騒ぎ)を始めました。

ここのミツバチが元の巣箱の位置にこだわるのは、世代交代によって解消されるかと思っていました。

しかし、今日、巣覚え(とき騒ぎ)の様子を観察していると、

赤の位置で巣覚えをしていました。

黄色・・元、巣箱があった場所  青・・普通、巣覚えのエリアと考えられるところ

赤・・今日見た巣覚えのエリア

やはり、元の位置に影響されていますね。

 

今日のかわいいミツバチです。

底板の上に落ちた花粉にこだわってしまいました。

「あらあら、こんなところに、花粉が」

(クリックすると写真は拡大)

「板の目に入って、なかなかとれないわね」

「ちょっと向きを変えてみようか」

「あ~~ら、残ったのは私一人??」「腰に力を入れて、さっさと片付けよぉ」