ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

ここで暮らすということ

2010-10-28 18:28:21 | ウガンダ / 日々のこと
日ようび、ともだちが亡くなりました。
訃報を聞いたのはその二日後で、きのうはお葬式でした。



彼はバレーボール部仲間のひとりで、私はソロティに来て間もない頃から知っていました。
練習試合に何度か応援に行ったこともありました。
彼の乗っていたバスが事故に遭い、乗客35人中20人が亡くなったそうです。
トニーは親友が亡くなって相当ショックを受けていました。つい金ようびまで一緒だったのに、と。



久しぶりに夕日と向き合った。
ずーーーっと見つめすぎて目を離したら目がチカチカした。

ソロティでの暮らしはいつもそこに死がある。
ママトニーが言っていた。
「ミチコ、ウガンダライフはこういうものなんだよ。ここでの暮らしはあなたを悲しませることが多い。」


それでも私はここでの暮らしが好きで、ここで暮らす人々が好きです。
ウガンダ=貧困、紛争、病気、、とかって
たしかに、死はこれまで暮らしてきた日本よりももっとも身近だけれど。
そういう悲しいニュースばかりを聞いてウガンダを、きらいにならないでほしいと思います。
ここでの現実と忠実に向き合ったとき、たくさんのちいさな幸せが溢れていることに気付くのだと思います。