ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

院内巡回運動

2009-04-11 03:35:52 | ウガンダ / しごとのこと
今週は、やっと出来上がった資料”Procedure of when the equipment breaks down or develops a fault”を持って各部署にわたしの提案を聞いてもらおう!運動を勝手にしました。

日本語だと簡単にできるだろう資料も英語となると全くで、同僚に見てもらいながらやったけどかなり時間かかりました。

その内容を要約すると、

1. The ward or department staff member reports the need for a repair to be carried out using Complaints Form (Figure1). Complaints Form is sent through the Hospital Administration to the Workshop Manager.

2. The Workshop Manager sends the Workshop technician to view the equipment to assess whether it can be repaired by him in the hospital or needs to be sent away for repair.

3. The Workshop technician reports back to the Workshop Manager.

4. If the repair can be carried out in the hospital the Workshop technician makes a request for any spare parts necessary and makes a Job Card (Figure2) in case equipment is serviceable without spare parts.

5. If the work cannot be done the Workshop gives feedback using Fault Record (Figure3). Fault Record is sent through the Hospital Administration to the respective department.

実際、手順1~4はこれまでに決められていたルールで行われていたけれど、わたしがこの病院に来て2ヵ月半ほど見てきた限り、結構いい加減・・・。
だったので、決められたルールが確実に守られるためにも文書化しもう一度見直す機会とし、そして今回わたしが提案したのは最後の手順5で、新しくFault Recordというものを作成し、これらのシステムが文書だけでは分かりずらいだろうと思い、Ward or department⇔Hospital Administration⇔Workshopの関係をフローチャト式にまとめてみました。

そしてこれらの資料を持って各部署の責任者(師長とか)を対象に回りました。

反応??うわっ!!かなりかなりいい感じ!!

どの部署の師長もわたしの提案に賛成してくれて、「もちろんそうするべきだ!今すぐにでもスタートしてほしいぐらいだ!」と的中。
わたしの英語力ではまだまだ思うように伝えられなかったけれど、それでもどの師長も協力的で熱心にわたしの話に耳を傾けてくれたのですごく嬉しかったです。それから、「わたしは病院とワークショップの懸け橋になろう!!」って新たな目標もできました。

今週は大まかに入院病棟を回り終えたので、来週は外来やもろもろ薬局、検査、放射線などの部署を回る予定。全部署を回って病棟側の意見がまとまったらそれを事務長に持っていき、最後にCNE(全ナース対象の勉強会)で発表。CNE担当の師長には最初に意見を聞いてもらっていて承諾を得ているので、事務長のOKさえ出れば後は大丈夫かと思います。今月中を目標に。

問題は、ワークショップのエンジニアがどれくらい確実にやってくれるかだよなぁ・・・。
ちょっと目を放すと知らない間にいろんなことが起きてて把握できなくなっちゃいます。
ちょっと差し出がましくなるかもしれないけど、今、わたしは病院とワークショップの間に立つと決めたのでその関係が崩れないように、しばらくは口うるさく言って行こうと思います(笑。