ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

ご先祖さま

2007-10-16 00:28:16 | 日々のこと
去る日、わたしの大好きだった叔父ちゃん(と呼んでたわたしのおじぃちゃんの弟にあたる人)が亡くなりました。
今でも玄関から叔父ちゃんが入ってきそうで、いつまでも元気な人だと思っていたけれど・・
86年の寿命を全うした叔父ちゃんの往生は、ほんとうに美しい姿でした。

わたしのお父さんが本当の息子のようにかわいがってもらっていたと言うように、わたしは本当の孫のようにかわいがってもらっていました。わたしはおじぃちゃんっ子で育っているので、おじぃちゃんの兄弟には本当にかわいがってもらっていたのです。優しい優しいいつもニコニコした叔父ちゃんでした。いつもわたしの海外話を聞いてきてくれて、つい先日はネパールの話なんかをして、今度写真持って来るね!と約束をしてたのに・・。前日からアルバムを鞄に入れて準備して、仕事帰りに行こうと思っていたその日の叔父ちゃんは、一生懸命心臓だけで息をしているようなそんな姿でした。もう意識がありませんでした。
だけど、最後まで叔父ちゃんと過ごせたこと、本当に幸せに思います。まさに「人生悔いなしっ!!」といった感じで、すごくいい顔してたんだもん!
親戚一同、みんながそんなことを口にしていたし、その直前って何かちょっと不思議な叔父ちゃんの発言をいろんな人が耳にしていたんだって。わたしにとっては、叔父ちゃんの最後の言葉が「(必要以上に大きな声で)ありがとう!ありがとう!!」だったんです。そのときはまさかそれが最後の言葉になるとは思っていなかったけど、叔父ちゃんはすでに分かってたのかもしれないなぁ~って今そんな感じがする。

今叔父ちゃんは極楽往生され、いつでもわたしたちを見守ってくださっていると思っています。仏さまに手を合わせるとき、御勤めをするとき、自分の心を見つめなおすことによってわたしたちの気付かない過ちや行動、正しい人生に気付かせてくれるのです。
もういっぱい泣いたので今日からは泣きません。
わたしも叔父ちゃんに教えられたように、与えられた命を全うできる人生にしたい!!

ところで、わたしの趣味が多彩なところは叔父ちゃん譲りだと思います。写真とか園芸とからしいです。ちなみに、思い立ったら即行動するところはお母さん譲りです。そうやっていろんな人の所を持ち合わせたわたしですが。
ただひとつ、親戚一同不思議に思われてるところが、そのーわたしの海外に対する好奇心というかなんというか、、そのようなお方は先祖代々いなかったよ、というのです。いったい誰の血を引き継いでいるのかと。そのままいくとわたしは○○家の子ではなくなってしまうので、海外に行けるような自由な時代ではなかったという時代背景の移り変わりを結論にまとまりましたが
そのあと、○○家から海外で活躍する子が出てきておじいさんもおばあさんも喜んでおられるわよ!!と太鼓判を押していただいたので、きっとわたしの選んだ道も間違っていないんだぁと思って嬉しくなりました。

どうやらご先祖さまは素晴らしい方だったようなので、恥をかかせないように、ひとりぐらいアフリカの大地とかにいてもいんじゃないかと・・ネッ!!