高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

感謝の福島炭精米

2011年11月07日 01時45分54秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
まだまだ多くの人がセシウム汚染の、風評被害に苦しまれていると思います。


その代表的な県の福島のある農家の方から、「高島平サロン」に新米が届き、私も少し頂いて今日食べさせてもらいました。

この農家の方は少しでも美味しく、そして安全に食べられるようにと、以前から近くで作ってる炭を粉にして田んぼに撒き、炭焼きの時にできる木酢液、灰も全て土壌改良に使われてるそうです。

品種はコシヒカリだったと思いますが、今までこんなにモチモチ感があり、しかも、粒がしっかり立っている米を、食べた記憶がありません。

それほど、丹精込めて作っていると、云うことなんででしょう。

人間の体はある程度の量まで、それらの物質に耐えられると思ってる私としては、それが多少検出されても、被災された方々のために食べてもいいと思っていました。

でも、戴いた米は安全の確認のための放射性ヨウ素やセシウムなど、4項目にわたる全て「検出せず」の、試験結果の報告書付きでした。


本当の“情報”が中々伝わらない時代です。

そして、本当の“情報”が伝わったとしても、表面的な数字しか見ないで、ヒステリックに騒ぐだけの時代にも思えます。

「情報」と云う言葉は“情けに報いる”と書きます。

そう云う意味ではこの国の情報は、“情報”を成してないのかもしれません・・・


被害にあっても土地から離れず、“一所懸命”作り続ける人がいるなら、私はそれを“一生懸命”食べ続ける人でありたいと思います。

ココロは多少脆くとも、胃袋は軟(やわ)でありませんので・・・



KOKIA - 『さよならは言わないで』
コメント
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