一燈照隅

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政権公約はテストではない。

2009年08月09日 | 時事問題
【09衆院選】自民・民主に辛口評価 3勝3敗2引き分け

総選挙を前に、各政党の政権公約を各種団体などが採点をしているようです。
しかし、理解できないのですが何を基準にして採点すると言うのでしょうか。

公約には各政党が政党としての基本政策があり、それを本として選挙時に於ける社会情勢などから選挙向けの政権公約を作成するのであって、各党で内容が異なるはずです。

それを採点すると言うことは、単に自分達の考えに合った政策を出しているかで採点が高くなります。考えが違えば低くなります。

もし採点するとすれば、採点する側は自分達の考えはこうで、各政策の規準を何に置くかを誰もがわかるように説明しなければ成りません。

数学のように“1+1=2”と答が決まっているものなら政権公約の採点は意味があります。
しかし政権公約を採点するのは、読書感想文を採点するようなものであって、正解のない答案を採点するようなものです。

このような採点は却って有権者を間違わせる元に成りかねません。





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