一燈照隅

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辞任表明の翌日乃木将軍の日

2007年09月13日 | 時事問題
昨日安倍首相が突然の辞任表明をしました。
その翌日である9月13日は、大正元年に明治天皇のご大葬に合わせて乃木大将が自決した日でもあります。
安倍首相と乃木大将は共に長州(山口県)の出身です。何か因縁めいたものが有るのでしょうか。

これは私のあくまでも推測です。
安倍首相が辞任表明をして一日経ち、冷静に考えたのですが、安倍首相は常に、北朝鮮による拉致被害者の奪還を一番に考えていたのではないだろうか。
北朝鮮で金正日に直接会って、拉致被害者の奪還は一筋縄ではいかないと感じたと思う。日本と米国は北朝鮮に同じ路線でした。そこで北朝鮮の宗主国的な中国を利用しようと考えたとしても不思議ではないでしょう。
それが就任早々の訪中であり、安倍首相の自論である靖国神社参拝を曖昧にしたことではないだろうか。
軍事力を憲法上行使できない日本の取れる唯一の方法は、周りの国を利用することでしょう。
ところが、この手法に安倍首相支持層である、保守と言われる人達から反感の声が上がりました。
特に今年の8月15日には、靖国神社参拝をするように嘆願書まで安倍首相に出しています。
この事は非常に堪えたのではないでしょうか。
安倍首相がなぜ靖国神社参拝を曖昧にしたのか考える人がいなかったと言えます。

安倍首相は欧州における中国への武器輸出を禁止するように言っていますし、アジアにおける中国包囲網も作りつつありました。
決して中国に屈したのではありません。
マスコミによる安倍叩きより、その辺を理解できなかった、保守からの反感の声が一番堪えたのではないだろうか。

安倍首相が辞任表明したことによって、拉致被害者の奪還が遠のく事がないように、これからも北朝鮮に圧力をかけなければならないでしょう。


乃木将軍の日







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3 コメント

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拉致問題の行方 (ハハサウルス)
2007-09-15 20:51:22
こんばんは。
まささんの仰る通り、拉致問題解決こそ安倍首相の最優先事項だったのだと思います。今回の辞任で、北朝鮮は喜んでいるでしょうし、拉致被害者の家族の方々は落胆されたでしょうし、麻生さんにしても、福田さんにしても拉致問題解決にそれ程熱心とは思えません。今後の行方が心配です。

大体、内閣改造で拉致問題に熱心な方々が閣外に出られた時点から、「大丈夫かな?」と思っていましたが、ますます解決が遠のいた感じですね。拉致はテロだということを忘れてはならないと思います。
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追記 (ハハサウルス)
2007-09-15 23:07:01
遅ればせながらブックマークさせて頂きましたので、ご了承下さいますようお願い致します。

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Unknown (まさ)
2007-09-15 23:28:14
ハハサウルスさん。
お久しぶりです。
最近は選挙前あれほど騒いでいた年金問題より、テロ特措法が大きな話題ですが、テロ特が拉致問題に関係するのに、その事を全く考えない一般に保守的と言われているコメンテーターにあきれかえります。(これらの人の中には、自衛艦が帰ってくればいいと言うような者もいます)
福田内閣になれば、あと2~3人帰ってきてお終いになるのではないかと思っています。

拙ブログのブックマーク有り難うございます。

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