青江三奈の「伊勢崎町ブルース」を聴いたのは小学校を卒業する頃だったと思う。
まだ女性の色香も知らない少年でも、大人の世界は只事じゃないぞと腹をくくらされるほど、その甘美な吐息はエロスを感じさせた。
その頃の歌謡曲は、なぜか題名に「ブルース」と付くものが多かったので、
”ブルース”=”マイナーコードとコブシの効いた音楽”
と勘違いしていた。
高校一年の時に「ブルースのすべて」という本を購入したのはそんな流れからだ。
著者は原信夫。ビックバンドジャズのシャープスアンドフラッツのリーダーの原さんだ。
その中に出てくる五線譜をギターで片端から爪弾いてはみたが、どこにも青江三奈
は出てこなかった。出てくる名前はチャーリークリスチャンやチャーリーパーカーなど、その当時、ぼくが知らない黒人の名前ばかりだった。
大きな勘違い男である。
それでも「ブルース」を勘違いしていることに気付かずに、青江三奈の代わりにタルファーローやチャーリークリスチャンのレコードを買っていなかったら、ぼくのジャズとの出会いはもっと違ったものになっていただろう。
あの吐息がなかったら、ぼくの音楽観は違ってただろうなあ。
思えばませたエロ餓鬼である。
大学に入ってから、ヘレンメリルのレコードを聴いた。
青江三奈はクラブ歌手をしてた頃、歌唱法もヘアスタイルもこの人のコピーをしてたんじゃないかなと感じた。とてもセクシーな歌手だ。
R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
八坂村の廃屋にて
まだ女性の色香も知らない少年でも、大人の世界は只事じゃないぞと腹をくくらされるほど、その甘美な吐息はエロスを感じさせた。
その頃の歌謡曲は、なぜか題名に「ブルース」と付くものが多かったので、
”ブルース”=”マイナーコードとコブシの効いた音楽”
と勘違いしていた。
高校一年の時に「ブルースのすべて」という本を購入したのはそんな流れからだ。
著者は原信夫。ビックバンドジャズのシャープスアンドフラッツのリーダーの原さんだ。
その中に出てくる五線譜をギターで片端から爪弾いてはみたが、どこにも青江三奈
は出てこなかった。出てくる名前はチャーリークリスチャンやチャーリーパーカーなど、その当時、ぼくが知らない黒人の名前ばかりだった。
大きな勘違い男である。
それでも「ブルース」を勘違いしていることに気付かずに、青江三奈の代わりにタルファーローやチャーリークリスチャンのレコードを買っていなかったら、ぼくのジャズとの出会いはもっと違ったものになっていただろう。
あの吐息がなかったら、ぼくの音楽観は違ってただろうなあ。
思えばませたエロ餓鬼である。
大学に入ってから、ヘレンメリルのレコードを聴いた。
青江三奈はクラブ歌手をしてた頃、歌唱法もヘアスタイルもこの人のコピーをしてたんじゃないかなと感じた。とてもセクシーな歌手だ。
R-D1+NoktonClassic40mmF1.4
八坂村の廃屋にて
故郷の老人達は、写真の一輪車を「ねこ」と呼んでいましたが何故なんでしょうねぇ。
高1の頃なんて私、まだハナタレ小僧だったと思うよ(笑)
たしかにヘレンメリルと青江美奈の声や歌い方、似てるよね。
窓を開ければ~
港が見える
おそまつ。
やっぱりそうでしたか。ぼくだけじゃなかったですか。うれしいです。
なんで、演歌のことをブルースって行っちゃったんでしょうね?その当時の日本人の西洋かぶれでしょうか。笑
やっぱゆみんちゃんも似てると思うよね~
ヘレンメリルもやけに色っぽい歌い方するよね。
クリフォードブラウンのトランペットも哀愁感たっぷりだよねえ。
画像で拝見しましたが、楽しそうなOFFでしたね。
ロバートジョンソンからはいるっちゅ~のが、さすがnoyanさん。
ぼくはBBキングとかクラプトンからですわぁ~
僕もヘレンメリルは、好きでよく聴いています。
ヘレンメリルってどこか歌謡曲っぽいです。
以前はジャコパストリアスとか、ミシェルペトリチアーノやパットマルティーノみたいな技巧派の音楽に傾倒してましたけど、今はゆったりしたもんが好きになりました。先日のASKAの「君をのせて」もそうですよね。哀愁歌、そうですよね、ほんと。昔は多かったですよね。若い人がそういう情などで動かなくなったからでしょうかね。