四方恭子リサイタル

土曜日は仕事中に前回のブログのように10分ほど会社から抜け出したが、会社に戻り溜まった仕事を片付けようと思った矢先にスマホが鳴った。
見ればコンサートのお知らせ。（締め切り間際の仕事は二時間後にしようかと甘い誘惑）
コンサートの開演まで10分ほどだったので慌てて会場に自転車で向かった。

ヴァイオリン　四方恭子さん
ピアノ　　　　金井玲子さん

【プログラム】
J.S.バッハ／ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第3番 ホ長調 BWV1016
L.v.ベートーヴェン／ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ニ長調 作品12-1
P.I.チャイコフスキー／なつかしい土地の思い出 op.42
C.ドビュッシー／レントより遅く
C.ドビュッシー／月の光
C.ドビュッシー／ヴァイオリンソナタ

アンコール曲
ワーグナー　夢
モーツァルト　ピアノとヴァイオリンのためのソナタ　ト長調K301第２楽章
クライスラー　愛のよろこび

「なつかしい土地の思い出」はチャイコフスキー唯1曲のヴァイオリンとピアノのための曲。
その1曲目の瞑想曲は叙情的で実に美しい。
チャイコフスキーが結婚に疲れて訪れたレマン湖の畔で作曲されたなんて話がある。
ドビュッシーはチャイコフスキーのパトロンと音楽旅行をしていた時期があり、音楽家の人間関係は奇妙奇天烈だ。

ワーグナーの夢は初めて聴く曲だった。考えてみればワーグナーはあまり聴いたことがない。
タンホイザー、ニュルンベルク、ニーベルング、トリスタンとイゾルデくらいしかわからない。
リストの娘コジマと不倫の果てに結婚したことは記憶にあった。

ドビュッシーの「月の光」、クライスラーの「愛のよろこび」
馴染みの曲で和んだ。特にドビュッシーは美しかった。
12の練習曲や海、牧神の午後への前奏曲など、たまに聴いてはみるものの、食い合わせの悪い食べ物のようにどこか僕に合わないのは、音楽が高尚過ぎるのか和音の解釈が高度過ぎるからかもしれない。
印象派と言われるが僕には点描画のように感じられる。でも演奏会で聴くとどれもが心地よい。
フランスを代表する音楽家であり、パリ音楽院ではラヴェルとともにフォーレに教えてもらっている。
ラヴェルのシェラザードは後のフォーレの不倫相手のエンマに捧げられており、エンマは後にドビュッシーの妻となっている。


フォーレはレクイエムなどが有名な音楽家だが、平穏の有り難味は嵐を知ったものしか知ることはできないのかもしれないのかななんてふと思った。



Leica M9-P + ricoh GR28F2.8
以上備忘録

土曜日のブログに登場した歌う高校生のステージ近辺。
GR28は何を撮影してもこってりしている。

写生大会

今日は休日だったけれど、明日早朝から出張に行く準備もあり、一人会社で仕事。
今日はイベントがあるとは聞いてなかったけど、玄関先が賑やかそうだったので午後に外に出た。
動物園と林檎並木では写生大会もしていた。通りは歩行者天国になっていて、テントが並んでいた。
高校生が歌っていたり、何となくにぎやかだった。

僕が子供の頃は動物園の写生大会はたくさんの子供たちが画板を持って絵を描いていたものだが、今は寂しい限り。
でもスケッチしてる子供たちは熱中していた。



Leica M9-P + ricoh gr28F2.8

秋風

秋風って何なのかはわかんないけれど、
朝は台風の影響で時々強い風だった。

今日は東京を往復。半分運転半分助手席。

夕方にはちょっと肌寒く、八ヶ岳に差し掛かった頃にはカーナビにエクスクラメーションマークが付いた。
強い横風で長距離トラックが揺れていた。

自宅に付いたら気温は13度。秋風だったのかな。

ricoh gr
本日助手席から撮影

彼岸

今日は彼岸。
地元の産直センターで花を買って、母方の墓、実家の墓、妻方の墓にお参りした。
毎年のことながら、自分一人で墓参りをしていると、将来は誰も墓参りしてくれなくなっちゃうんじゃないかと不安になる。

ついでというにはちょっと遠いが地元の棚田に寄ってみた。
静かな棚田だった。

Leica M9-P + ricoh gr28F2.8

松本山雅とガンバ

今朝青空を見てカヌーしたくなり川へ。仲間たちも集まりちょっと増水した川で遊んだ。
午後自宅に帰ってテレビをつけたら松本山雅と首位ガンバ大阪の試合が始まるところだった。
レッドで一人少なくなった山雅だったけれど、2対2でドロー。上出来だ。
なんとなく松本に行ってみたくなり、夕方松本へ。
往復200kmなのでちょっとでもないけど、薄暗くなった松本の街中をどこに行くとも無く歩いた。

Leica M9-P + nokton 35mmF1.2
彗星倶楽部。粋な名前だ。

林檎並木

朝晩は冷え込むようになり、夏物の羽毛布団とタオルケットでは寒くて目が覚めるようになった。
市内の並木通りの林檎も赤くなった。

Leica M9-P + sonnetar50mmF1.1
地元の子供たちが育ててくれている林檎

台風

台風18号。
凄かった。

古家なので雨戸を閉めたら、真っ暗で雨が上がったことに気付かなかった。

手持ちの写真が切れたので、カメラを持って外に出てみた。
案山子ももうちょっとで御役御免だ。

EPSON R-D1 + HELIAR classic 75mmF1.8
R-D1はR3Aと同じ等倍ファインダーだけど、75mm枠が出ないので使いにくい。

来年

今日は台風が来るという予報ながら、昼前に突然雨が上がった。
「雨の日には車をみがいて」という五木寛之さんの本があったが、車を洗ってみた。
昨夜からの雨で川の水がちょっと増えてるかなと思いながら、カヤックを車に突っ込んで川に向かった。
その途中、もう稲刈りが終わった田がいくつもあった。

ほんの少し東京に行ってる間に稲は黄金色になり季節は進んだ。

東京では渋谷のLOFTではもう来年の手帳のコーナーが出来ていた。

都会はお店から、田舎は景観から季節を感じられる。

fujifilm finepix x100
LOFTのカラクリ時計

東京の祭

昨日東京に入り仕事を片付けて今朝早朝信州に戻った。
赤坂と渋谷でこれらを撮影。

都会の祭は田舎と違って、やる側も見る側双方が土着というのとは違う。
祭のために日頃頑張ってるって感じじゃない。
通り過ぎる人も、それを観て気持ちが高揚するわけじゃないし。



fujifilm finepix x100

田舎は人がいないし、そこの人がそこの人たちのためにする祭だから、違って当然ですね。

東京オリンピック

2020年に東京オリンピック。
それでなにかいいことがあるわけじゃないけれど、東京オリンピック観るまでは頑張ろうって気持ちになる。
日本の零細企業のオーナーは、同じような気持ちじゃないかな。
元気を出す理由がほしかったんだよ。

これで頑張れる。見えない明かりでも探す気持ちになれる。



Leica M9-P + Leica summilux35mmF1.4asph
野辺山高原にて