健康であること

ここを訪れて下さる皆様。いつもご覧頂き感謝しております。
数日前眼の神経の一部が突然麻痺したことにより、日頃の足である車の運転や、道を歩くことや階段の上り下りすら支障が出る状況になりました。山間僻地に住む者として、車の運転に支障があることは大きなダメージになっています。
病は突然やってまいりますが、突然回復するということはないと思っています。最低でも数週間、悪くすれば数ヶ月。あるいはこのままという可能性もかなりあります。
若い頃神経生理学の研究をしていたので中途半端な素人判断ではありますが、過度の期待をせずに最善を尽くしていきたいと思っております。

一昨日の日記の写真も置きピンで、自分でも情けなくなります。

皆様のブログへのコメントを書きたいのですが、今はPCの画面を見ることに難儀をしておりますので、義理を欠いて申し訳ありません。
そうは言いながらも見えないわけでもありませんので、養生しながら撮影できることがあればここに写真を載せていくと思いますし、皆さんのブログへのコメントも出来る範囲でさせて頂きますので、今後とも宜しくお願いします。

昨年も痛感したはずでしたが、改めてこういうことがあると健康であることの有り難みを痛感します。

SIGMA DP2
昨夜の高速バスの中から撮影した西新宿

マスク

信州は夜になれば氷点下の日々ではあるけれど、それでも徐々に春が近付いている。
ここ数日は名古屋や東京での仕事が入っており、都会人はマスクをしているので、僕も購入。
今年は花粉だけじゃなくて変なものも飛んでいるようで、体調維持のためにもマスク必須だ。



SIGMA DP2
昨夜の新宿

クリスマスイブ

山下達郎のOPUSを発売前に予約して買ったのに、4枚のうちの1枚目だけを聴いて放置してあった。
2枚目に「クリスマスイブ」が入っていた。
もう30年以上前のアルバムMELODIESの中に入っていたこの曲をとても久しぶりに聴いた。
CMで使われるまではあまり多くの人に知られていなかったこの曲を聴くとその当時の思い出が浮かんで来た。

このアルバムが発売になったのは1983年の梅雨明け前だった。
暑い夏と駅まで友と歩きながらの会話。当時勤めていた大学の最寄り駅のホーム。患者さんの涙。大学病院近くの煎餅屋。本屋。池袋の雑踏。お世話になった先生。思いやりの少しかけた自分の言葉。そして後悔。

カセットテープに録音してウォークマンで、季節外れのこの曲をヘビーローテーションして聴いていたなあ。
達郎さんは僕にとっての東京を感じさせる音だ。
「ぴあ Special Issue ~山下達郎“超"大特集号~」を読み、やっぱり東京の音なんだと納得する。

以前webで、彼氏がおっさんだと思う典型的な例として、山下達郎のファンてのがあったけど、おっさんで何が悪いのさって開き直ってもいいよね。

と、誰に同意を求めているやら。（笑）

FUJIFILM X100
本日撮影

ももクロ

先週末の東京での一枚。
この飛び跳ねる集団はなんだろうと思って法被を見たらももクロと書いてあった。
その「ももクロ」が分からない。

娘が小学生の頃池袋サンシャインでピングーのイベントがあって入り込んだがよくわからず会場整理のお姉さんに「ピングーって何ですか？」と問うたら、この人何しに来たのっていう目で見られたことがあり懲りたので、今回は目線を合わさず通り過ぎた。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph

借景

僕の住む町にはいくつもの公園があり、その一つに先日出かけた。
谷の下のまた下に天竜川が流れている。
眼下の段丘がミルフィーユのように重なって、霧の深い寒い朝は谷にミルクをたっぷり注いだように白く見える。
僕の家もミルフィーユの中にある。

とても景色のいい公園で、写真の右側には雑木の斜面があり上段に繋がっている。

ひさしぶりに訪れてみたらこの斜面上に2軒の家が公園を見下ろすように建っていた。
今までも右手に見える雑木林の奥に何軒も家は建っていたけれどひっそりと建てられていた。

この家を建てた人はこの借景がほしくて建てたんだろうな。
とても美しい景色だから。この家の人にとっては自慢の借景だろう。
でも僕にとってこの公園を訪れる魅力はちょっと減ってしまった。

土地を売った人も買った人も何一つ悪くないし法的にも問題はない。
一年に一、二度しか来ない僕は何も言う権利はないんだけど、ちょっと寂しい。ただそれだけ。

自分の家から見た景色はほぼすべてが借景であり、他所の家から見た景色もほぼすべてが借景だ。
他所から見た借景の中に自分の家はある。
景色に溶け込むような家を建ててくれたらよかったのに。ちょっと残念。

家は景色の一部であり、魅力あるものにもしてくれるけれど、威圧感や違和感を与えてしまうこともある。
たった一つの建物で、全体の景色のバランスを壊すこともあるのだと教えられた。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph
一襞奥の赤石山脈は真っ白だ。ここ数日の雪で今撮影したらすべてが真っ白だろう。

人生の終わり

先日いっしょに誕生会をした夫婦の息子さんに素敵な出会いがあり伴侶を見つけた。
二人とも多忙で結婚式はまだ先だが、週末結納をすることになり彼女の御実家に行くために飛行機で出かけると聞いていたのにお祝いを渡していなかった。
大安の今日の昼休みにお祝いを持って友人宅を訪れた。
小さい時からずっと知っている子が結婚するのかと思うと、人生ってのはあっという間に過ぎていくのだと痛感する。




結婚式を祝うためにグアムに入った一行が、一人の若者に刺されたという事件をWebのニュースで見た。
友人宅の幸せの御裾分けを頂いているので余計につらい事件だ。
こんなむごい人生の終わり方はないだろう。
子を庇って亡くなられた親もいらっしゃり心が痛む。

ご冥福をお祈り申し上げます。



EPSON R-D1 + Leica summarit5cmF1.5

地元の寺。
数日前のビニールハウスと同じ日に撮影。
まだ氷柱が凍ったままだ。

東京から戻った一昨日は日中も氷点下で深夜は雪が降り、車の雪下ろしをして帰宅した。
今日は10℃まで上がった。
三寒四温とはよく言ったもので、実にその通りの天候だ。

続・東京散歩

新宿のGUCCIのディスプレイを何人もの若い女性たちがスマートフォンやカメラで撮影していた。
田舎のおじさんにはこれがなになのかわからないが、撮る価値のあるものらしい。



東口にビックロがあり、またまたビックロじゃなくてびっくり。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4 asph

東京散歩

一昨日。信州よりも10℃高い東京は啓蟄気分な天候で、叔母の家に行くまであちらこちらと歩いて散策した。
目黒川近くにある北欧家具のショップに寄り、ヴォッターの作ったオリジナルのフィンユールNo45やウェグナーのイージーチェアやモーエンセンの本棚などなど美しすぎる家具たちに出会えた。オーレ・ヴァンシャーの169は実物を初めて見たが美しかった。
宝くじが当たったらすべて買占めしたい気分だ。




西郷山公園下で撮影。何年も前に同じ被写体を撮影したことを思い出した。
そして目黒川から旧山手通りに上がる坂道はどこも急傾斜で、自転車のチェーンを何度も外したことを思い出した。


目黒川を渡り西郷山公園下から石段を登って西郷山公園に入った。ここはとても懐かしい場所。
お子様連れの家族が作るたくさんのシャボン玉がキラキラと輝いていた。

T-SITEに寄り道をして仕事の資料を探した後信州の田舎では売っていない澤野工房のCDをあれやこれやと視聴。
都会は道草がとても楽しい。

ここからもまだまだ道草の旅は続くのでありました。

R-D1 + summarit 5cmF1.5
西郷山公園にて

スイカの紐

身内の用事もあり、昨夜から東京に入った。
叔母が丸の内で個展を開いているので、手土産に田舎の饅頭を買った。
数日前に新聞を読んでいたら、個展のことが写真付で取り上げられていて知ったのだ。
いつもながら水臭い身内だ。
会場に向かう途中で本日は明日の講演のための準備をしていて会場には現れないとわかり、久しぶりに叔母宅に目的地を変更した。
都心だが昔とそんなに変わらない町並みを見ていたら、子供の頃スイカを持っていった時の指がちぎれるんじゃないかと思うほどの重さと距離の記憶がまた蘇った。

大人の余裕でちょっと遠回りして八幡神社で御参りした。
いつもと同じ個展だし来場者が多くて会えないから来なくて良いのになんて言っていたが、訪ねれば話が長くなり玄関先に出てからも塀を挟んで話が続き、他の叔父叔母も勢揃いするというので明日も会場でなんてことになった。

帰り道は新しく出来た陸橋を越えるルートを教えてもらい、数分で駅について驚いた。
この道ならスイカも思い出にならなかっただろう。

R-D1 + summarit5cmF1.5
都内にて
アメリカンバイクの模型のショーウィンドウに写るのは、ヨーロピアンなBMW

ピアスの穴

妻の携帯をスマートフォンに変更した。
妻の代わりに名義人の僕がdocomo shopに出掛けた。
使う本人がいない機種変更は勝手が違うところが多いが、対応してくれた女性はとても丁寧に対応してくれた。
綺麗な女性で、受け答えもソツがなく、いい対応をして頂いた。

一生懸命話してくれるその女性の耳にピアスの穴が三つ。
既にスマートフォンを使い始めて2年経っている自分にはわかっている話ばかりだったので、この綺麗な耳の三つの穴にどんなピアスが付けられるのだろうかなんて想像をしながら説明を聞いていた。
まったくもって、不埒なオヤヂである。


docomo shopは待っている間もかなりの雑誌もありドリンクは自由に飲めるし、いざ手続きという時もまるでレストランのように椅子を引いてくれる。
ここまでするのは理不尽なクレームが多いのだろうと穿った想像をした。



本日郊外レストランのWebサイトでのアンケートをPCから行った。
非常に満足、満足、普通、少し不満、不満と並んだラジオボタンからひとつを選択するのだが、ファミレスでドリンクバーを注文して話をしただけなので普通だったという感想しかないので、ぜんぶを「満足」と押したら、次画面が現れて１つの質問ずつに何が不満だったのかという不満原因のラジオボタンとその詳細についてのテキストボックスが現れた。
これが最初の質問分延々と繰り返された。
満足という回答にたいして、なにが不満だったのかを問うのはいかがなものか。
ドリンクバーで感動するほど美味しいなんてのには出会ったことがないし、とびきりいい対応をしてもらったという経験もない。
こんな質問と回答を考えたこの会社の担当者にペケをつけてあげたい。

Leica M9-P + summilux 35mm F1.4
久しぶりにM9-PとR-D1を充電して、docomo shopの待ち時間の間に少し店を出て撮影をした。