ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

ローマの町、アオスタ

2011-08-18 00:00:00 | 日記
先史時代からの歴史を持つアオスタは、ローマ初代皇帝が紀元前20年に町を建設。今はイタリアですがサヴォアだった時代も長く、つまりある時期ジュネーヴと同じ国だったんですね。周辺にフランス語の地名も多く、今でもだいたいの場所でフランス語が通じます。
だからか旧市街の建物なんかはジュネーヴと似ているけど、そこにドーンとローマ遺跡があるのがおもしろい。


旧市街のすぐ外に、アウグストゥスの凱旋門。

凱旋門を背に町の中心部へ向かう道はパン屋、肉屋、ワイン屋、レストラン、カフェ、お土産物屋などがならびます。

古い町並みの間に山が見えるところが、年末に日本で訪れた高山の町と通じるものが。


プレトリア門の城壁。二重構造になっています。


門と門の間を利用した?レストラン。

円形劇場跡へ。

ローマ遺跡にはやっぱり青い空ですね~。







2千年の歴史を持つアオスタは他にも各時代の遺跡や建築物が沢山あるそうですが、とりあえず今回はこれで終了。

またこの辺は工芸品も有名です。市庁舎横にあった伝統工芸品の店で、サラミ等を切るとき専用のまな板を購入しました。
 
分厚くどっしりとしていてイイ感じ。持ち手もあって、武器にもなりそう?刻印入りです。

スイスへの帰り道は険しいサンベルナール峠ではなく、いつものように簡単にモンブラントンネルで。


トンネルに向かう道でモンブランの後ろ姿、というかイタリア側からのモンブランをパチリ。この場合イタリア語読みで、モンテ・ビアンコというべきでしょうかね。あんまり白くないね。







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