みんみん家の住むジュネーヴから車で約1時間半。スイスの首都は、金融都市チューリッヒでも我がジュネーヴでもなく、人口ではスイス4番目のベルンです。首都なのに、ジュネーヴ(田舎)よりさらに田舎。十数年前、初めてベルンを訪れたときの印象は秋雨が降って寒かったせいか、まだ若くて血気盛んだったからか、暗くてつまんねー町、というものだった。でも今回訪れたら、自分が年食ったせいか、ヨーロッパの古い町並みを見慣れたためか、なかなか趣のあるいいところ。
言い伝えによれば、この町を作ったツェーリンゲン家のベルヒルト5世が、猟で最初の獲物の名前を町の名にすると決め、それが熊だったそう(独語でクマはBär)。そのためベルンの町、ベルン州の紋章は、もちろんクマ。街のいたるところにクマの彫刻や飾りが見られます。ちなみに旧市街は世界遺産です。
門柱の上にもクマ♪

有名な”子供喰い”の噴水↑
の中ほどにも↓クマ♪

お天気のよい休日に思いつきで出かけたこの日は、マラソン大会が行われていました。

右上の赤と黄色地に黒いクマ♪がベルンの紋章の旗です。
旧市街の噴水で顔を洗いながら走る人たちを応援しつつ、熊公園へ向かう。
道々、熊公園に行くんだよ、くまこうえん、くまこう、クマ公・・・・
・・・おオウっ、クマ公じゃあねえか、こんなんなっちゃってかわいそうになア・・・おめぇとおれとは生まれたのは別だけど、死ぬのは別々って約束をした仲だってえのに・・(by粗忽長屋)などと落語ごっこをしながら歩く、次男と私。古都ベルンが江戸の長屋に?!
公園と名づけるほどのものではありませんでしたが、確かに一匹の熊が堀の下のほうにいて、こちらを見上げている。すぐ脇の売店でコルネ(紙包み)に入ったエサセットを売っており、買った人が投げてくれるのを期待しているわけです。ブドウやりんごをタイミングよく投げると、お口でぱくっと上手にキャッチしてくれます。


コルネを持つ人の下で、おすわりをして手を合わせる世慣れたクマ公。
旧市街を散策したあとは、数年前にオープンしたという自然史博物館へ。
自然史博物館フリークなみんみん家。パリ、ジュネーヴはもちろん、年末に一泊二日だけ行ったブリュッセルでも足を運んでいます。ベルンはそれらと比べると知名度が低いので全く期待していなかったのですが、新しいだけあって、見せ方や標本も新しく、なかなかのレベルの高さでした。

ちょっとキモイけど・・・キレイ、だよね?

カメレオンの剥製も新しくてリアル。形もいいぞ♪
一つ残念なのは、説明書きや音声がほとんどドイツ語なこと。日本語は無理でも、是非フランス語や英語は併記して欲しかったです。

それにしても世界遺産の町で、お天気もいいのに、わざわざ博物館。・・・もっと他に見るべきところはあったんでしょうけどね。
・・・いいじゃないの!好きなんだから!!
言い伝えによれば、この町を作ったツェーリンゲン家のベルヒルト5世が、猟で最初の獲物の名前を町の名にすると決め、それが熊だったそう(独語でクマはBär)。そのためベルンの町、ベルン州の紋章は、もちろんクマ。街のいたるところにクマの彫刻や飾りが見られます。ちなみに旧市街は世界遺産です。


有名な”子供喰い”の噴水↑
の中ほどにも↓クマ♪

お天気のよい休日に思いつきで出かけたこの日は、マラソン大会が行われていました。

右上の赤と黄色地に黒いクマ♪がベルンの紋章の旗です。
旧市街の噴水で顔を洗いながら走る人たちを応援しつつ、熊公園へ向かう。
道々、熊公園に行くんだよ、くまこうえん、くまこう、クマ公・・・・
・・・おオウっ、クマ公じゃあねえか、こんなんなっちゃってかわいそうになア・・・おめぇとおれとは生まれたのは別だけど、死ぬのは別々って約束をした仲だってえのに・・(by粗忽長屋)などと落語ごっこをしながら歩く、次男と私。古都ベルンが江戸の長屋に?!
公園と名づけるほどのものではありませんでしたが、確かに一匹の熊が堀の下のほうにいて、こちらを見上げている。すぐ脇の売店でコルネ(紙包み)に入ったエサセットを売っており、買った人が投げてくれるのを期待しているわけです。ブドウやりんごをタイミングよく投げると、お口でぱくっと上手にキャッチしてくれます。


コルネを持つ人の下で、おすわりをして手を合わせる世慣れたクマ公。
旧市街を散策したあとは、数年前にオープンしたという自然史博物館へ。
自然史博物館フリークなみんみん家。パリ、ジュネーヴはもちろん、年末に一泊二日だけ行ったブリュッセルでも足を運んでいます。ベルンはそれらと比べると知名度が低いので全く期待していなかったのですが、新しいだけあって、見せ方や標本も新しく、なかなかのレベルの高さでした。

ちょっとキモイけど・・・キレイ、だよね?

カメレオンの剥製も新しくてリアル。形もいいぞ♪
一つ残念なのは、説明書きや音声がほとんどドイツ語なこと。日本語は無理でも、是非フランス語や英語は併記して欲しかったです。

それにしても世界遺産の町で、お天気もいいのに、わざわざ博物館。・・・もっと他に見るべきところはあったんでしょうけどね。
・・・いいじゃないの!好きなんだから!!
ジュネーブに来て半年が過ぎ、それなりにここの生活にも慣れてきた。
まだまだ開拓中ではあるものの、ここにもそれなりに美味しいものがあるということがわかってきた。
ジュネーブ美味いもの発見(その1)の今回は、乳製品屋"Au Gruyere"。
スイスのチーズはフランスと比べてなんて単調なんだろう、グリュイエール・チーズとかエメンタール・チーズくらいしかないのかと思っていた(これは今でも思っているが)。
このグリュイエール・チーズ、スーパーに置いてあるものを食べてもまったく美味しくなかったのだが、乳製品を専門に扱う店"Au Gruyere"のグリュイエールを食べてみて、これってこんな美味しいチーズだったのか、とこれまでの自分の浅はかさを恥じた。

このチーズ、表面は硬いのだが中身は弾力性があって、噛むとたまに塩を噛んだようなザリッとした食感がある。味が濃厚で食べ飽きないのでどんどん食べてしまう。晩酌にワインを飲みながらこれをつまんでいると、「もうチーズなんてこれだけあれば十分だ」と思えてくるほどだ。
そして、この店の極めつけはバターである。ラベルには、Fromagerie 1625 Maulesと書いてあるので、グリュイエール村の北西15キロメートルに位置するモールという村のチーズ屋から仕入れているのだろう。

フランスでそれなりに美味しいバターを食べた経験を持つ(と勝手に自負している)私も、ここのに慣れてしまうと他のバターではもう満足できなくなってしまった。
単にそこらのスーパーで売っているバターと比べただけではない。国境を越えてフランスのFernay-Voltaire村で美味しいチーズを売っているチーズ屋で購入したバターと比べても桁違いに美味いのだ。


包みを開くとエーデルワイス柄の木枠で型抜きされたバターが現れ、なかなかかわいらしい。
ジュネーブでは、”あとはオーブンで10分間焼くだけ”の状態に加工してあるフランス・パンがスーパーで売られており、我が家では朝食にこれを焼いて食べることが多い。この焼きたてアツアツのパンにこのバターを厚めに塗ってMyrtille(ブルーベリー)かframboise(木苺)のジャムをつけて食べると、口の中がなんともいえぬ香りと味で満たされる。
このバター、買い置きすると味が落ちてしまうので、毎週土曜日に200グラムを買出しに行っている。ジュネーブの日本語補習学校のすぐ近くなので、子供を送り迎えするついでに購入できるのが嬉しい。
最近、この店のご主人お二人は私のことを覚えてくれたようで、店の冷蔵庫からいつものようにバターを取り出し、グリュイエール・チーズを注文すると「いつもの、中くらい(moyen)だね」と応じてくれるようになった。「中くらい」というのは塩味の加減のことで、これがここのご主人のお勧めで、私のお気に入りでもある。
一度、グリュイエール村にも行かないとね。(M)
Au Gruyere
Produits Laitieres
G.Oberson&F.Roy
Av.du Mail 3
1205 Geneve
Tel: +41 (0)22 328 7518
まだまだ開拓中ではあるものの、ここにもそれなりに美味しいものがあるということがわかってきた。
ジュネーブ美味いもの発見(その1)の今回は、乳製品屋"Au Gruyere"。
スイスのチーズはフランスと比べてなんて単調なんだろう、グリュイエール・チーズとかエメンタール・チーズくらいしかないのかと思っていた(これは今でも思っているが)。
このグリュイエール・チーズ、スーパーに置いてあるものを食べてもまったく美味しくなかったのだが、乳製品を専門に扱う店"Au Gruyere"のグリュイエールを食べてみて、これってこんな美味しいチーズだったのか、とこれまでの自分の浅はかさを恥じた。

このチーズ、表面は硬いのだが中身は弾力性があって、噛むとたまに塩を噛んだようなザリッとした食感がある。味が濃厚で食べ飽きないのでどんどん食べてしまう。晩酌にワインを飲みながらこれをつまんでいると、「もうチーズなんてこれだけあれば十分だ」と思えてくるほどだ。
そして、この店の極めつけはバターである。ラベルには、Fromagerie 1625 Maulesと書いてあるので、グリュイエール村の北西15キロメートルに位置するモールという村のチーズ屋から仕入れているのだろう。

フランスでそれなりに美味しいバターを食べた経験を持つ(と勝手に自負している)私も、ここのに慣れてしまうと他のバターではもう満足できなくなってしまった。
単にそこらのスーパーで売っているバターと比べただけではない。国境を越えてフランスのFernay-Voltaire村で美味しいチーズを売っているチーズ屋で購入したバターと比べても桁違いに美味いのだ。


包みを開くとエーデルワイス柄の木枠で型抜きされたバターが現れ、なかなかかわいらしい。
ジュネーブでは、”あとはオーブンで10分間焼くだけ”の状態に加工してあるフランス・パンがスーパーで売られており、我が家では朝食にこれを焼いて食べることが多い。この焼きたてアツアツのパンにこのバターを厚めに塗ってMyrtille(ブルーベリー)かframboise(木苺)のジャムをつけて食べると、口の中がなんともいえぬ香りと味で満たされる。
このバター、買い置きすると味が落ちてしまうので、毎週土曜日に200グラムを買出しに行っている。ジュネーブの日本語補習学校のすぐ近くなので、子供を送り迎えするついでに購入できるのが嬉しい。
最近、この店のご主人お二人は私のことを覚えてくれたようで、店の冷蔵庫からいつものようにバターを取り出し、グリュイエール・チーズを注文すると「いつもの、中くらい(moyen)だね」と応じてくれるようになった。「中くらい」というのは塩味の加減のことで、これがここのご主人のお勧めで、私のお気に入りでもある。
一度、グリュイエール村にも行かないとね。(M)
Au Gruyere
Produits Laitieres
G.Oberson&F.Roy
Av.du Mail 3
1205 Geneve
Tel: +41 (0)22 328 7518
ヨーロッパの多くはそうだけど、スイスの日曜日はスーパーやデパートはもちろん、レストランさえもしまってしまうところが多い。パリのように美術館もあまりないし、春になって週末スキーというイベントがなくなってしまうと何にもやることがない週末ジュネーヴ生活。何か見つけないと!!
ということで色々探した結果、今回は我が家から車で約30分、ジュネーヴ近郊モルジュMorgesという町のチューリップ祭りに出かけてみました。

チューリップ祭りのポスター。
曇っていて肌寒い日だったけど、湖に面した広い公園にはたくさんの人が訪れていました。

ここの特徴はただのお花畑ではなく、毎年行われるコンテストの優秀者のデザインによって約10万本のチューリップが植えられている事だそうです。あんまりそれっぽい写真が撮れていなくてスミマセン(゜ー゜;)



曇り空の下ながらチューリップの赤や黄色が目にまぶしいほど。

こども達の後方の塀の向こうはレマン湖。お天気がよければ更に向こう側にはアルプスの山々が広がる絶好のロケーションなのですが・・・寒々しいね。
と、なにやらハイジやペーターが出てきそうな音楽が聞こえてきた。

近づいてみると、あづまやで民族衣装を着て踊る人たち。衣装もかわいらしく、みんな表情がにこやかでいい感じです。


ほのぼのと心があったまったけど、体は冷えて何か温かいものが欲しくなった・・・。園内にあるテントのテーブルでホカホカの白ブダン(トリュフ祭りにもでてきます)を食べている人たちを見かけて、たまらず買いに行ったらすごい長蛇の列!しばらく順番がまわってきそうに無い。(iДi)ううっ急にお腹がすいてきて死にそうっ。
・・・しかたなくソッコーで町のカフェに入って、家に帰りました。

モルジュの町。
・・・あ~あ、白ブダン喰いたかったなー。チッ。
せっかくすずらん、チューリップと美しく続いたのに、結局食い物ネタに行き着いてしまうしろみでした。
ということで色々探した結果、今回は我が家から車で約30分、ジュネーヴ近郊モルジュMorgesという町のチューリップ祭りに出かけてみました。

チューリップ祭りのポスター。
曇っていて肌寒い日だったけど、湖に面した広い公園にはたくさんの人が訪れていました。

ここの特徴はただのお花畑ではなく、毎年行われるコンテストの優秀者のデザインによって約10万本のチューリップが植えられている事だそうです。あんまりそれっぽい写真が撮れていなくてスミマセン(゜ー゜;)



曇り空の下ながらチューリップの赤や黄色が目にまぶしいほど。

こども達の後方の塀の向こうはレマン湖。お天気がよければ更に向こう側にはアルプスの山々が広がる絶好のロケーションなのですが・・・寒々しいね。
と、なにやらハイジやペーターが出てきそうな音楽が聞こえてきた。

近づいてみると、あづまやで民族衣装を着て踊る人たち。衣装もかわいらしく、みんな表情がにこやかでいい感じです。


ほのぼのと心があったまったけど、体は冷えて何か温かいものが欲しくなった・・・。園内にあるテントのテーブルでホカホカの白ブダン(トリュフ祭りにもでてきます)を食べている人たちを見かけて、たまらず買いに行ったらすごい長蛇の列!しばらく順番がまわってきそうに無い。(iДi)ううっ急にお腹がすいてきて死にそうっ。
・・・しかたなくソッコーで町のカフェに入って、家に帰りました。

モルジュの町。
・・・あ~あ、白ブダン喰いたかったなー。チッ。
せっかくすずらん、チューリップと美しく続いたのに、結局食い物ネタに行き着いてしまうしろみでした。
ちょっと間が空いちゃいましたが、しつこく5日目。四泊五日食いだおれの旅ですからネ。
本当は最後の昼ごはんも前夜のところで食べたかったけど、満席だから無理。でもスイスに戻る前にイタリアでもう一回ご飯を食べたい!その執念からホテルのチェックアウト前の時間を使って、ミシュランガイドで帰り道近辺にあるビブレストランをチェック!そこで見つけたよさげな店に電話をしたら無事予約が取れたので、安心して出発です(・∀・)ノ♪
ありがとうジェノヴァ!また来るよ~と車内から叫びつつ高速道路を北上する。目指すレストランは、イタリアン・アルプスの有名な景勝地アオスタの南東に位置するトラヴェルセッラTraversellaという村にあります。途中で高速を降りてから1時間弱、山道をくねくね登っていく、ナビがなかったら絶対たどり着けないような鄙びた場所だった。

レストラン一番乗りで窓からの景色を眺める。
13時からですのでお待ちください、と言われおとなしく席に着くと”復活祭のメニュー”と書かれた値段の記されていない一枚紙、栓を抜いた赤ワイン、水、ガス入りの水がすでに置いてある。

ビンに入った見かけないガス入りの水は、サン・ベルナルドー。この地方にある地名です。ちなみに仏語読みでサン・ベルナール、英語読みはセント・バーナード。あの有名なワンちゃんの発祥の地ですね。
メニューは前菜antipastoが6品、パスタなどの第一皿primo piattoが2品、メインの第2皿second piattoが2品、デザートdessertは1品。海産物とは違って一生懸命頭をひねってもわからない単語も多く、どうやって注文しようか悩んでいると13時になり、いつの間にか周りのテーブルは満席。注文をとられないまま更に冷えた白ワインが加わり、復活祭の午餐は始まったのでした。

まず前菜6品のうちの3品お皿に乗ってやってきた。

手前の白い豆腐の様なものは実際に味も木綿豆腐のようなチーズ。左は牛のタルタル、奥はパテ。右の添え物の生野菜にいたるまで、この土地の、季節の香りを感じる一皿です。
どれも美味しくてもっと食べれそう~。いろいろ少しずつって、とってもうれしいデスネ♪
二皿目には熱々出来立て、トピナンブールとポロねぎのフランが、とりかえられた温かい皿に一個ずつ配られる。

こんどはとってもやさしい、春~♪の味。食べ終わるころ「おかわりはいかが?」と大皿にフランを乗せて、給仕の人がもう一回り。う~ん食べたいけど、どうもメニューに載っていたものが全部出てくることに気付きつつあったので、ガマン。
三皿目。肉を乗せたポロねぎを焼いたものと、アスパラガスのクリームのパイ包み。

再び「おかわりいかが」の声に、なぜかネギ嫌いの次男が手を上げていた。確かに美味しいよね~。でもおかわりは無謀ぢゃない?あと何皿くるんだっけ・・・。
プリモピアット一皿目、パイの器に入ったラザニア。おいしいけど、ちょっと重いカナ。サイズが小さくてよかった~。

二皿目はピエモンテ風牛肉のラビオリ。そう、ジェノヴァは海沿いのリグーリア地方だったけど、ここはすでに山の中、ピエモンテ地方。牛肉が有名なところなのですね。

「おかわりはいかが?」・・・残念ですが、と断る。
海産物を食べ慣れていたお腹にはかなり苦しくなってきたところで、ようやくメイン。一皿目は羊肉の煮込み、ジャガイモのソテー添え。

イヤ~ン、コラーゲン?とろとろです~おいしいです~♪
で、苦しいけど完食。今度は夫が手を上げてもう一塊、いっちゃってました。ヤルネ。
続けて、これでもかと肉二皿目、イノシシ。コレもこの地方名物のポレンタ(とうもろこしの粉のピュレ)が添えられ、ボリュームたっぷり。

いつもなら絶対トライするけれど、もう指先の血管までお腹がいっぱいだと私の体は訴えている。次男も序盤のおかわりがきいてきたのか、二人でギブ。夫と、いつもは少食の長男が「ボクおかわりしてないからまだ食べれる」とイノシシに挑む。さすがはみんみん家の男だ!?
「おかわりは・・・」・・・イヤ、ケッコウデス。
もう限界を超えた四人が、デザートのセミフレッドは断るかね~と相談をしていると、有無を言わさず目の前に皿が。

んじゃ、ひと口。と食べたら軽くて、ノワゼット(たぶん)が香ばしくて、とってもおいし~じゃないですか。全員ほうずきまで完食。ヘヘヘ。”別腹”って言葉をこれほど実感したことも無かったかも。
カフェも飲んで、食い倒れの旅を今度こそしめくくる。今度こそもう何も入らないヨ。
気になるお値段は、おかわりしてもしなくても、子供でも大人でも、ワインやカフェなど飲み物も全部込みで、一人35ユーロ。すごくない?この料金設定。
というわけで”食いに食ったり四泊五日食い倒れの旅”の最後は、毎回おかわりを聞かれたりして誰かの家でごちそうになっているんだっけ?という気分になる、家庭的なレストランでの復活祭料理を堪能いたしました。
海に山に、イタリアは偉大です。あらためて、ごちそうさまでした!!そしてもう一回言わせてクダサイ。
ビバ!イタリア!!!
・・・おまけ。
腹ごなしにお散歩したレストラン近くの風景。イメージはスイスって感じですね。
本当は最後の昼ごはんも前夜のところで食べたかったけど、満席だから無理。でもスイスに戻る前にイタリアでもう一回ご飯を食べたい!その執念からホテルのチェックアウト前の時間を使って、ミシュランガイドで帰り道近辺にあるビブレストランをチェック!そこで見つけたよさげな店に電話をしたら無事予約が取れたので、安心して出発です(・∀・)ノ♪
ありがとうジェノヴァ!また来るよ~と車内から叫びつつ高速道路を北上する。目指すレストランは、イタリアン・アルプスの有名な景勝地アオスタの南東に位置するトラヴェルセッラTraversellaという村にあります。途中で高速を降りてから1時間弱、山道をくねくね登っていく、ナビがなかったら絶対たどり着けないような鄙びた場所だった。

レストラン一番乗りで窓からの景色を眺める。
13時からですのでお待ちください、と言われおとなしく席に着くと”復活祭のメニュー”と書かれた値段の記されていない一枚紙、栓を抜いた赤ワイン、水、ガス入りの水がすでに置いてある。

ビンに入った見かけないガス入りの水は、サン・ベルナルドー。この地方にある地名です。ちなみに仏語読みでサン・ベルナール、英語読みはセント・バーナード。あの有名なワンちゃんの発祥の地ですね。
メニューは前菜antipastoが6品、パスタなどの第一皿primo piattoが2品、メインの第2皿second piattoが2品、デザートdessertは1品。海産物とは違って一生懸命頭をひねってもわからない単語も多く、どうやって注文しようか悩んでいると13時になり、いつの間にか周りのテーブルは満席。注文をとられないまま更に冷えた白ワインが加わり、復活祭の午餐は始まったのでした。

まず前菜6品のうちの3品お皿に乗ってやってきた。

手前の白い豆腐の様なものは実際に味も木綿豆腐のようなチーズ。左は牛のタルタル、奥はパテ。右の添え物の生野菜にいたるまで、この土地の、季節の香りを感じる一皿です。
どれも美味しくてもっと食べれそう~。いろいろ少しずつって、とってもうれしいデスネ♪
二皿目には熱々出来立て、トピナンブールとポロねぎのフランが、とりかえられた温かい皿に一個ずつ配られる。

こんどはとってもやさしい、春~♪の味。食べ終わるころ「おかわりはいかが?」と大皿にフランを乗せて、給仕の人がもう一回り。う~ん食べたいけど、どうもメニューに載っていたものが全部出てくることに気付きつつあったので、ガマン。
三皿目。肉を乗せたポロねぎを焼いたものと、アスパラガスのクリームのパイ包み。

再び「おかわりいかが」の声に、なぜかネギ嫌いの次男が手を上げていた。確かに美味しいよね~。でもおかわりは無謀ぢゃない?あと何皿くるんだっけ・・・。
プリモピアット一皿目、パイの器に入ったラザニア。おいしいけど、ちょっと重いカナ。サイズが小さくてよかった~。

二皿目はピエモンテ風牛肉のラビオリ。そう、ジェノヴァは海沿いのリグーリア地方だったけど、ここはすでに山の中、ピエモンテ地方。牛肉が有名なところなのですね。

「おかわりはいかが?」・・・残念ですが、と断る。
海産物を食べ慣れていたお腹にはかなり苦しくなってきたところで、ようやくメイン。一皿目は羊肉の煮込み、ジャガイモのソテー添え。

イヤ~ン、コラーゲン?とろとろです~おいしいです~♪
で、苦しいけど完食。今度は夫が手を上げてもう一塊、いっちゃってました。ヤルネ。
続けて、これでもかと肉二皿目、イノシシ。コレもこの地方名物のポレンタ(とうもろこしの粉のピュレ)が添えられ、ボリュームたっぷり。

いつもなら絶対トライするけれど、もう指先の血管までお腹がいっぱいだと私の体は訴えている。次男も序盤のおかわりがきいてきたのか、二人でギブ。夫と、いつもは少食の長男が「ボクおかわりしてないからまだ食べれる」とイノシシに挑む。さすがはみんみん家の男だ!?
「おかわりは・・・」・・・イヤ、ケッコウデス。
もう限界を超えた四人が、デザートのセミフレッドは断るかね~と相談をしていると、有無を言わさず目の前に皿が。

んじゃ、ひと口。と食べたら軽くて、ノワゼット(たぶん)が香ばしくて、とってもおいし~じゃないですか。全員ほうずきまで完食。ヘヘヘ。”別腹”って言葉をこれほど実感したことも無かったかも。
カフェも飲んで、食い倒れの旅を今度こそしめくくる。今度こそもう何も入らないヨ。
気になるお値段は、おかわりしてもしなくても、子供でも大人でも、ワインやカフェなど飲み物も全部込みで、一人35ユーロ。すごくない?この料金設定。
というわけで”食いに食ったり四泊五日食い倒れの旅”の最後は、毎回おかわりを聞かれたりして誰かの家でごちそうになっているんだっけ?という気分になる、家庭的なレストランでの復活祭料理を堪能いたしました。
海に山に、イタリアは偉大です。あらためて、ごちそうさまでした!!そしてもう一回言わせてクダサイ。
ビバ!イタリア!!!
・・・おまけ。
腹ごなしにお散歩したレストラン近くの風景。イメージはスイスって感じですね。

こどもたちにフォッカッチャでお腹を満たさせて、大人はちゃっかりお目当ての店へ。

さあ4回目のズッパだ!と意気込んで注文したら、ズッパは前日に予約をとらなければ食べれないとの事・・・(((( ;゜Д゜))) エ~ッ!!ショ~ック!!!!・・・・・・気を取り直して、二人分から、という魚介のスパゲッティ(22ユーロ)に期待を高める。
前菜はアンチョビのマリネ。

なんというか、単純な皿なのに・・・すごいウマ~イィ~♪
アンチョビというより、コハダの酢〆。しかも今まで食べた事のあるコハダとは比べ物にならないオイシサ。いくらでも食べれちゃうんだけど後を考え、ぐっと我慢。
より期待感の高まった中で供されたパスタは・・・

(絶句)・・・・ブラヴォーです!!!ビバ!イタリア!!!!!(涙)
暗くてピンボケな写真ですみません、おいしすぎてすみません。今まで食べたパスタは何だったのかというくらいウマすぎ!!
生パスタとそこにからむソース、プリプリのイカやアサリ、ムールやイイダコ・・・。悶絶状態な二人。
そしてメインは給仕のマダムお勧めのお魚。

下に敷かれたジャガイモとオリーブの香ばしくて甘いこと!家でこんなのができたらなあ~。お魚もフワっとしておいしい。でもお腹が一杯になってきていることもあり、前菜とパスタの時のような悶えはなく、冷静に食べ終える。
夕方にフォッカッチャをつまんだし、さすがにコースで食べたのでお腹一杯。ティラミスはあきらめてアッフォガート(エスプレッソがけのバニラアイス)でさっぱりと終わろう。

お勘定を頼んだら、二人分から、と書いてあったスパゲッティは二人分で22ユーロなのだった。普通こういう場合、一人分が22ユーロじゃないですか?!逆の驚きに騒いでいたら、隣の席のカップルが「高かったの?」と声をかけてくれた。「ううん、おいしかったの」と答えたらちょっと怪訝そうにしてました(゜ー゜;)
最後の晩にふさわしい、素晴らしい店でした。あまりに感激したので帰りがけに抱きつかんばかりにシェフと握手して、明日の昼のズッパを予約したい!と言ったら、すでに翌日は満席・・・・また来るよ!絶対に!!

さあ4回目のズッパだ!と意気込んで注文したら、ズッパは前日に予約をとらなければ食べれないとの事・・・(((( ;゜Д゜))) エ~ッ!!ショ~ック!!!!・・・・・・気を取り直して、二人分から、という魚介のスパゲッティ(22ユーロ)に期待を高める。
前菜はアンチョビのマリネ。

なんというか、単純な皿なのに・・・すごいウマ~イィ~♪
アンチョビというより、コハダの酢〆。しかも今まで食べた事のあるコハダとは比べ物にならないオイシサ。いくらでも食べれちゃうんだけど後を考え、ぐっと我慢。
より期待感の高まった中で供されたパスタは・・・

(絶句)・・・・ブラヴォーです!!!ビバ!イタリア!!!!!(涙)
暗くてピンボケな写真ですみません、おいしすぎてすみません。今まで食べたパスタは何だったのかというくらいウマすぎ!!
生パスタとそこにからむソース、プリプリのイカやアサリ、ムールやイイダコ・・・。悶絶状態な二人。
そしてメインは給仕のマダムお勧めのお魚。

下に敷かれたジャガイモとオリーブの香ばしくて甘いこと!家でこんなのができたらなあ~。お魚もフワっとしておいしい。でもお腹が一杯になってきていることもあり、前菜とパスタの時のような悶えはなく、冷静に食べ終える。
夕方にフォッカッチャをつまんだし、さすがにコースで食べたのでお腹一杯。ティラミスはあきらめてアッフォガート(エスプレッソがけのバニラアイス)でさっぱりと終わろう。

お勘定を頼んだら、二人分から、と書いてあったスパゲッティは二人分で22ユーロなのだった。普通こういう場合、一人分が22ユーロじゃないですか?!逆の驚きに騒いでいたら、隣の席のカップルが「高かったの?」と声をかけてくれた。「ううん、おいしかったの」と答えたらちょっと怪訝そうにしてました(゜ー゜;)
最後の晩にふさわしい、素晴らしい店でした。あまりに感激したので帰りがけに抱きつかんばかりにシェフと握手して、明日の昼のズッパを予約したい!と言ったら、すでに翌日は満席・・・・また来るよ!絶対に!!
そろそろ見ているだけでも食べ疲れてきたかと思いますので、今日は観光の模様を少し。
食い倒れの旅4日目は世界遺産のチンクエテッレに行きました。チンクエテッレとは東リヴィエラに並ぶ5つの漁村の総称。「車で行ってはいけない、鉄道か船にしなさい」とホテルのお姉さんに言われたので、サンタ・マルゲリータ・リグレから一時間ほど鉄道に揺られ、まずは最東端の村リオマッジョーレから5つの村を巡ります。

絶壁に張り付くように建てられた家々。確かに車では行かれないね~。
ここから西隣のマナローラまでは、切り立った崖に”愛の小道Via dell' Amore”と呼ばれる遊歩道が作られていて、徒歩約30分ほど。朝の予報は雨だったのに、よく晴れてきました。

マナローラからは船で次々と崖に囲まれた小さな漁村を訪ねます。

こんな狭い入り江で船を待つと、20分も遅れてようやく船が見えてきた。
遅れるはず、観光客で満員です。


船から見るのが正解!な景色。

こうしてコルニーリア、ヴェルナッツァと船で渡り、最後の村、モンテロッソ・アル・マーレで軽く食事。

この地方ではパンといえばフォッカッチャ。ピッツェリア&フォッカッチェリアという店も多いようです。
最初の晩の玉ねぎの乗っていたのが食べたかったんだけど、残念ながら品切れ(´A`;) 叫びそうになるのをこらえて、トマト&モッツァレーラ。


こどもたちはサラミがサンドされた(つまりフォッカッチャ2枚重ね)、ボリュームのあるものを頼みました。実は朝ホテルのお姉さんにチンクエテッレの行き方を教わったとき、昨日一杯だったお勧めレストランを予約してもらったのですが、また空いているのは夜9時半からだったので、大人二人分の席を予約。こどもたちにはこれが夜ご飯兼用なのです。フフフ。
さて無事に食べ終わり、ここからは鉄道でホテルのある町まで戻るので駅に向かおうとしたら夫・M氏、スタスタと反対方向へ歩き始めた。どこへ向かうのか?

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あ、やっぱりエノテカ(ワイン屋)だった・・・。でも収穫はなかったらしく手ぶらで戻ってきました。めずらしいね。
食い倒れの旅4日目は世界遺産のチンクエテッレに行きました。チンクエテッレとは東リヴィエラに並ぶ5つの漁村の総称。「車で行ってはいけない、鉄道か船にしなさい」とホテルのお姉さんに言われたので、サンタ・マルゲリータ・リグレから一時間ほど鉄道に揺られ、まずは最東端の村リオマッジョーレから5つの村を巡ります。

絶壁に張り付くように建てられた家々。確かに車では行かれないね~。
ここから西隣のマナローラまでは、切り立った崖に”愛の小道Via dell' Amore”と呼ばれる遊歩道が作られていて、徒歩約30分ほど。朝の予報は雨だったのに、よく晴れてきました。

マナローラからは船で次々と崖に囲まれた小さな漁村を訪ねます。

こんな狭い入り江で船を待つと、20分も遅れてようやく船が見えてきた。
遅れるはず、観光客で満員です。


船から見るのが正解!な景色。

こうしてコルニーリア、ヴェルナッツァと船で渡り、最後の村、モンテロッソ・アル・マーレで軽く食事。

この地方ではパンといえばフォッカッチャ。ピッツェリア&フォッカッチェリアという店も多いようです。
最初の晩の玉ねぎの乗っていたのが食べたかったんだけど、残念ながら品切れ(´A`;) 叫びそうになるのをこらえて、トマト&モッツァレーラ。


こどもたちはサラミがサンドされた(つまりフォッカッチャ2枚重ね)、ボリュームのあるものを頼みました。実は朝ホテルのお姉さんにチンクエテッレの行き方を教わったとき、昨日一杯だったお勧めレストランを予約してもらったのですが、また空いているのは夜9時半からだったので、大人二人分の席を予約。こどもたちにはこれが夜ご飯兼用なのです。フフフ。
さて無事に食べ終わり、ここからは鉄道でホテルのある町まで戻るので駅に向かおうとしたら夫・M氏、スタスタと反対方向へ歩き始めた。どこへ向かうのか?

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あ、やっぱりエノテカ(ワイン屋)だった・・・。でも収穫はなかったらしく手ぶらで戻ってきました。めずらしいね。
ポルトフィーノから戻って、食い倒れ旅3日目の夜。
サンタ・マルゲリータ・リグレはポルトフィーノよりは庶民的なリゾート地。ホテルやレストランもたくさんあるけれども、魚市場や、逆に小洒落たブティックやカフェもあったりして楽しい町です。南仏コートダジュールでいえば、サント・マキシムに似たタイプかな?
さて、夜ご飯はどうしようか。泊まったプチホテルで”この町で唯一お勧めする店”と教えてもらった店に行ってみたけれど、すでに満席。その周辺の店もみんな一杯。表通りはいかにも観光客向けっぽい店でいやだな~と裏道で探して入ってみたら、表通りにも続いている比較的広いリストランテだった。
店内が暗くて写真がイマイチです。ゴメンナサイ。
前菜の海の幸盛り合わせ

アンチョビのマリネが新鮮でウマイ!

サラダのタコは、昼ポルトフィーノで食べたのよりプリプリしていて香りもいい。

長男がボンゴレ好きなものでまた頼んじゃいました。今回食べた中で一番のアルデンテなパスタ。ほぼ完全に芯が残っているくらいなんだけど、とってもおいしい。

海の幸リゾット。こちらもだいぶ芯が残るアルデンテで、超ウマ~♪イタリアに入ってから水田に水を張っている風景を車内からよく目にしたので、リゾットは食べたかったのデス♪満足満足。
これはなかなかレベルが高いゾ!三晩続けての魚のスープに期待がかかる。

給仕のお兄さんが骨をはずしてよそってくれる。あ~、皮は残してくれていいんだけど~。

そして三日連続のズッパ。昨日と一昨日のもおいしかったけど、これもまたオイチイ~!!添えてあるパンが今までのはバゲットだったのが、今夜はフォッカッチャというところもポイントが高い。夫はこの店のズッパを一等賞にあげてましたが、ウ~ン、どれかひとつなんて選べないヨー。

そしてドルチェ(デザート)のティラミス。じつはこれも三日間食べているけど、ここのが一番おいしかった。お腹が一杯なのにペロリ、問題なく一等賞。大変おいしいしゅうございました。
あえて記してはいませんが、毎回食事中にはキャラフで白ワイン、食後はエスプレッソを頼んでいます。これはどこに行っても安くておいしいです。
さて翌日は、世界遺産のチンクエテッレへ出かけます。(また「世界の車窓から」風?)
サンタ・マルゲリータ・リグレはポルトフィーノよりは庶民的なリゾート地。ホテルやレストランもたくさんあるけれども、魚市場や、逆に小洒落たブティックやカフェもあったりして楽しい町です。南仏コートダジュールでいえば、サント・マキシムに似たタイプかな?
さて、夜ご飯はどうしようか。泊まったプチホテルで”この町で唯一お勧めする店”と教えてもらった店に行ってみたけれど、すでに満席。その周辺の店もみんな一杯。表通りはいかにも観光客向けっぽい店でいやだな~と裏道で探して入ってみたら、表通りにも続いている比較的広いリストランテだった。
店内が暗くて写真がイマイチです。ゴメンナサイ。
前菜の海の幸盛り合わせ

アンチョビのマリネが新鮮でウマイ!

サラダのタコは、昼ポルトフィーノで食べたのよりプリプリしていて香りもいい。

長男がボンゴレ好きなものでまた頼んじゃいました。今回食べた中で一番のアルデンテなパスタ。ほぼ完全に芯が残っているくらいなんだけど、とってもおいしい。

海の幸リゾット。こちらもだいぶ芯が残るアルデンテで、超ウマ~♪イタリアに入ってから水田に水を張っている風景を車内からよく目にしたので、リゾットは食べたかったのデス♪満足満足。
これはなかなかレベルが高いゾ!三晩続けての魚のスープに期待がかかる。

給仕のお兄さんが骨をはずしてよそってくれる。あ~、皮は残してくれていいんだけど~。

そして三日連続のズッパ。昨日と一昨日のもおいしかったけど、これもまたオイチイ~!!添えてあるパンが今までのはバゲットだったのが、今夜はフォッカッチャというところもポイントが高い。夫はこの店のズッパを一等賞にあげてましたが、ウ~ン、どれかひとつなんて選べないヨー。

そしてドルチェ(デザート)のティラミス。じつはこれも三日間食べているけど、ここのが一番おいしかった。お腹が一杯なのにペロリ、問題なく一等賞。大変おいしいしゅうございました。
あえて記してはいませんが、毎回食事中にはキャラフで白ワイン、食後はエスプレッソを頼んでいます。これはどこに行っても安くておいしいです。
さて翌日は、世界遺産のチンクエテッレへ出かけます。(また「世界の車窓から」風?)
南仏コートダジュールから続く海岸線、イタリアン・リヴィエラの真ん中あたりに位置するジェノヴァ。三日目はジェノヴァを出発して東リヴィエラ方面に向かいます。
宿を取ったのはサンタ・マルゲリータ・リグレという庶民的なリゾート地。ジェノヴァから下の道を車で1時間半ほど走れば到着です。すぐホテルで荷物を降ろして港からフェリーに乗り、ポルトフィーノという元小さな漁村いまは高級リゾート地へ向かう。
ポルトフィーノの港。

今回初めてのまともな風景写真ですね。色とりどりの漁村の家は現在、一階部分はヴィトンなどの高級ブティックやレストランになっています。
港に面したカフェのテラスで昼食。ジェノヴァよりもだいぶ物価が高い!

日系マフィア・・・?
あたたかい海の幸サラダ二種


パスタ二種は

海の幸のスパゲティと

トロフィエ・アル・ペスト。
ご当地ものパスタのトロフィエ、ジャガイモとインゲン、ジェノヴェーゼソースの組み合わせはリグーリアの定番。
観光客向けの店だから(ここは観光客向け以外はないからね)期待しなかったけど、なかなかおいしい。食後はカフェだけ飲んで、ジェラットリア(アイスクリーム屋)へ移動。

だから、日系マフィア??

ちょっと腹ごなしに高台に上って港を見下ろしてみた。さ、次はサンタ・マルゲリタ・リグレに戻って夜ご飯だ。
宿を取ったのはサンタ・マルゲリータ・リグレという庶民的なリゾート地。ジェノヴァから下の道を車で1時間半ほど走れば到着です。すぐホテルで荷物を降ろして港からフェリーに乗り、ポルトフィーノという元小さな漁村いまは高級リゾート地へ向かう。
ポルトフィーノの港。

今回初めてのまともな風景写真ですね。色とりどりの漁村の家は現在、一階部分はヴィトンなどの高級ブティックやレストランになっています。
港に面したカフェのテラスで昼食。ジェノヴァよりもだいぶ物価が高い!

日系マフィア・・・?
あたたかい海の幸サラダ二種


パスタ二種は

海の幸のスパゲティと

トロフィエ・アル・ペスト。
ご当地ものパスタのトロフィエ、ジャガイモとインゲン、ジェノヴェーゼソースの組み合わせはリグーリアの定番。
観光客向けの店だから(ここは観光客向け以外はないからね)期待しなかったけど、なかなかおいしい。食後はカフェだけ飲んで、ジェラットリア(アイスクリーム屋)へ移動。

だから、日系マフィア??

ちょっと腹ごなしに高台に上って港を見下ろしてみた。さ、次はサンタ・マルゲリタ・リグレに戻って夜ご飯だ。
街を離れる前に、寄り道編。食いだおれる合間に観光もしたんですよ~。ジェノヴァ旧市街の一部は2007年に世界遺産にも認定されているのです。もちろん素晴らしかったです。でもそんな散策中、私たちの目を釘付けにしたこんな小さな店。
それは魚屋。

ほとんど置いてあるのはイカ・タコ類。とっても新鮮そうだし他では見たこともないようなものも。こんな台が向こう側にもあって、さらにイカタコ満載。

生のシラス?透き通って光ってます。

昼近くというのに狭い路地は日が差し込まないので暗いけど、お客さんは途切れることなく列を作っていました。一般人がこんな店で買っているってことは、レストランはどこも美味しいわけだわね。
日本を含めて今まで見た魚屋の中で(特にイカタコに関しては)、最も新鮮で種類が多かったです。でも残念ながら旅の途中なのでナマモノの購入はできません。今度来るときはキッチンの付いているホテルにして、すぐ刺身で食べるってのはどうかな。
お次はホテル近くにある常設市場メルカート・オリエンテーレをのぞく。一流ブティックの並ぶ道から一本入っただけなのに、ものすごく庶民的で観光客は皆無。
どこの八百屋にもアーティーチョークが山盛りなのが目を引きました。


おいしそうな生パスタ屋さんで、ついラビオリとトロフィエを買ってしまった。ここのトロフィエは白い普通のタイプと少し茶色っぽい栗の粉入りのもの。伝統的なものだそうです。
さらに他の店でジェノヴェーゼソースの瓶詰めと、サルディーニャの物を扱う店ではボッタルガ(カラスミ)の粉を購入。両方ともパスタをゆでたら和えるだけで食べられる、すばらしい食材であります。これでスイスに帰っても生きてゆける・・・(T_T)
それは魚屋。

ほとんど置いてあるのはイカ・タコ類。とっても新鮮そうだし他では見たこともないようなものも。こんな台が向こう側にもあって、さらにイカタコ満載。

生のシラス?透き通って光ってます。

昼近くというのに狭い路地は日が差し込まないので暗いけど、お客さんは途切れることなく列を作っていました。一般人がこんな店で買っているってことは、レストランはどこも美味しいわけだわね。
日本を含めて今まで見た魚屋の中で(特にイカタコに関しては)、最も新鮮で種類が多かったです。でも残念ながら旅の途中なのでナマモノの購入はできません。今度来るときはキッチンの付いているホテルにして、すぐ刺身で食べるってのはどうかな。
お次はホテル近くにある常設市場メルカート・オリエンテーレをのぞく。一流ブティックの並ぶ道から一本入っただけなのに、ものすごく庶民的で観光客は皆無。
どこの八百屋にもアーティーチョークが山盛りなのが目を引きました。


おいしそうな生パスタ屋さんで、ついラビオリとトロフィエを買ってしまった。ここのトロフィエは白い普通のタイプと少し茶色っぽい栗の粉入りのもの。伝統的なものだそうです。
さらに他の店でジェノヴェーゼソースの瓶詰めと、サルディーニャの物を扱う店ではボッタルガ(カラスミ)の粉を購入。両方ともパスタをゆでたら和えるだけで食べられる、すばらしい食材であります。これでスイスに帰っても生きてゆける・・・(T_T)