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ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

真夏のラクレット

2009-07-18 10:07:39 | 日記
ラクレット大好き!”というBさんの希望で、真夏ではありますが夜ご飯はジュラ山麓にあるレストランへ。スキー場に向かう途中にあるこのレストランは内装もとてもキュートで、窓際に座ればレマン湖を見下ろしながら、暮れゆく夕焼けのモンブランとアルプスの山々が堪能できます。な~んて人づてに聞いてはいたものの、いつもは前を通るだけで実際にお食事するのはみんみん家も今回が初めてです。朝、お出かけ前に予約をしておきました。

ところでこのお店、お出かけしていた場所からは我家を通り越して、ジュラの山に行くコース。結構遠い。いつもはガラガラの高速道路も、スイスのトップシーズンの日曜日はそれなりに混んでいたようで(というのは助手席で爆睡していたので気づきませんでした。ごめん、運転のM氏)、予約していた時間はまだ高速道路を走行中・・・。

ジュネーヴ州の手前、ヴォーVAUD州走行中。西に傾くお日様がひまわり畑に横から当たって、とってもキレイ。後ろはブドウ畑です。

着いたころにはすでに予約時間を1時間も過ぎた、夜9時近く。料理が出るころにはだいぶ暗くなっており、店内の写真もうまく撮れません。今回は以前友人が行った時に撮って送ってくれた美しい写真を使わせていただきます^^;


山小屋の雰囲気あふれる、かわいらしい店内。

ラクレットは、家庭でも手軽にできるホットプレートのような機械も普及しているのですが、この店のものはなんと炭火式!

溶けてきたチーズをナイフで削り取って、肉(生ハム?)や茹でたジャガイモに乗せて食べるという素朴なもので、気分はハイジです。ヨ~ロレイヒ~♪


ジャガイモの入った木製の入れ物も、雰囲気がありますね。この他に、チーズやジャガイモでこってりしたお口にうれしい自家製ピクルスと新鮮生野菜のサラダがどっさり添えられて、2人分からの注文です。

曇り空で肌寒いとはいえ、真夏の夜のラクレットは遠赤外線で人間も温まって、汗ばむほど・・。ワインは開けてからどんどん味の変わる楽しいBIOの赤ワインで、楽しくスイスの夜を締めくくるのでした。

・・・って実はこの店は、国境を越えてフランス側に位置していて。だからなんとなく小洒落た雰囲気なのね~。スイスじゃないけど・・・ま、いっか!

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ル・コルビジェをたずねる 

2009-07-16 19:29:12 | 日記
Bさんを迎えて二日目の日曜は、残念ながらお天気がいまひとつ。そこで当初予定していたモンブラン方面ハイキングではなく、10スイスフラン札にもなっているスイス出身の建築家ル・コルビジェ(ちゃんとカタカナ表記するとル・コルビュズイェなんだけど面倒なので、これでいきます)の生まれた街を訪ねることにしました。

ジュネーヴから車で1時間半ほど。ヌイシャテル州のラ・ショドフォンという街に着き、インフォメーションで”ル・コルビジェ”という小さな冊子をもらいました。そこに出ている地図で確認して、まずは生家へ。現在は仮装用貸衣装屋になっています。
↑クリックするとプレートの部分だけ拡大します。


街から高台に向かうと、まずは彼がパリに行く直前の1917年に建てられた作品(と言っていいのかな)、ヴィラ・トュルクVilla turqueが。

黄色っぽいレンガで建てられた、オリエンタルな印象のヴィラです。
ここは第1・3土曜日だけ内部の見学ができるそうですが、日曜は閉館なので入れませんでした。

さらに高台を上って行き、ヴィラ・トュルクより以前の、彼の建築家としての独立後最初の作品”白い家”に到着。

建築家がイタリア・東欧・トルコへの旅行を終え、そこから得たインスピレーションを元に1912年に建てられた、実験的な作品だそうです。


当初は両親のために建てられたものの寒さの厳しい土地のため、一年ほどで両親は湖畔へ移りました。その後近年まで他の人が住んでいたため屋根や内装など、建築時とは違ったものになっていたのを、2004年までに丁寧に修復し、一般にも開放されるようになったそうです。金土日の週末のみ開館です。


バラのテラスを通ってトカゲの取っ手のドアから入ります。
   
設計ミスだという内部の、ドアの上の階段の出っ張りもご愛嬌。

館内の撮影は公にしないことを約束に撮らせてもらったので、残念ながらここまでにしておきますね。詳細はコチラの公式サイトをご覧ください。


館内では係りのムッシュがゆっくりとやさしく説明をしてくれて、こども達用にも、”これはどこの場所にあるか”クイズの紙が渡されるので、楽しく見学できます。さらに帰りがけに「庭の果物が熟しているから摘んでいいですよ」と言ってくれたので早速行ってみると、熟しきったカシス、グロゼイユがたわわに実っています。




そして何とこれは・・・!

フレーズデボワfraise des bois、つまり野イチゴです!!市場でもほんの少しの期間だけしか出なくて、しかも痛むのが早い上に値段も高い、あのフレーズデボワですよ~。摘んで食べるなんて初めて!しかも・・・超ウマイ!!!
館内見学よりも熱心に熟した実を捜しちゃいました。



後から冊子を良く見たら、他にもいくつもの現存するコルビジェ設計の家があったのですが、あまり他の家と変わりがなかったので、車に乗っていた私達は通り過ぎてしまったのでした。残念。次回リベンジしたいです。
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レマン湖を渡って、花の村に

2009-07-13 22:05:08 | 日記
この週末、キンシャサから友人のBさんが我が家に泊まりに来てくれました。キンシャサで一緒にすごしたのは1年余りでしたが、場所が場所だけに”同じ釜の飯を食った””戦友”のような感覚。ヴァカンス客でにぎわうジュネーヴ空港でも一際大きな声で抱き合いながら再会を喜び、大騒ぎの私達。積もる話をしながら、レマン湖の夏を楽しみに出かけました。

我が家からローザンヌ方面へ車で10分ほどの所にある、ニヨンNYONという湖畔の古い街のカフェでお昼をとり、ここの港から船で対岸に渡ることに。
ヴェルソワからも船は出ているけれどニヨンからのほうが便数も多く、短時間でフランス領イヴォワールYVOIRに行く事ができます。ただし船の運航は4月~10月限定です。


ニヨンの紋章は赤と青の地にお魚模様。


家の窓からいつも眺めていた船に、初めて乗ります。船の先頭にはフランス国旗、後尾にはスイス国旗をはためかせて。

20分あまりで、中世の町イヴォワール到着。レマン湖沿いの有名なエヴィアンもすぐ近くのイヴォワールは、フランスで一番美しい村のひとつ、らしい。フランスの”花の村格付け”(そんなものがあるんですね!)でも最高ランクだそうです。

お天気の良い土曜の昼下がりはすごい人出でしたが、店先や窓、路地、どこを見ても絵になるイヴォワールの街。






素朴なイヴォワール城の後姿。



湖畔の遊歩道には、花の村だけあってこんなすごい植え込みが。

近くで見ているとお花の見事さしかわからないけど

引いて見ると、孔雀の羽をデザインした立体的な植え込みなのでした。


さすがフランス、素朴ながらも(スイスと比べると)華やかです。

湖畔の町としては同じフランス内でアヌシーが有名ですが、わたしはこの小ぢんまりしたイヴォワールのほうが好きだな~。
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ローマ劇場とファーブルの家

2009-06-26 12:02:59 | 日記
アルルから北に戻って、オランジュというこれまた世界遺産のローマ遺跡を持つ町へ。

紀元一世紀に建てられたローマ劇場は、今でもオペラや演劇、ロックコンサートも行われる世界遺産にして現役の劇場です。



入場料を払うと無料の音声ガイド(日本語あり)を貸してくれる。とても詳しくて優れものです。

このローマ時代の劇場の壁は、ヨーロッパでは唯一現存する貴重なもの。

壁の真ん中に見える彫像は時の為政者のもので、人が代るとその彫像も置き換えたといいます。なんだかローマ人らしいエピソードですね。



さてこのオランジュから車で10分のセリニャン村Sérignanには、日本では知らない人のない、でもフランスではあまり知られていない”昆虫記”のファーブルが晩年住んだ家と庭が、記念館となっています。

村の入り口の分岐では、巨大カマキリ像がお出迎え。


村の中心・教会横の銅像で記念撮影。


村の案内板をみてどこだろう~と探していたら、若いカップルがわざわざ車から降りて道を教えてくれました。きっと記念館を探す日本人が多いんだろうな~。ほかに何にもなさそうだし。

大きな看板などはなく、門柱のプレートに”ファーブルの家”と開館時間が刻んであるのをようやく発見。


フツーの家の、フツーの裏庭。ファーブルは晩年、この庭で一日中観察しては、あの昆虫記を書きました。

こども達にはこの庭を訪れる蝶々リストが渡され、勇んで探しに行きます。


”捕虫網がないとな~”と言いながらも、長男の目はキラキラ。普段の生活では見せない(!?)集中力で、庭中をじ~っと観察していました。


じ~っ







ようやく一匹捕獲。


どれかな~。


じ~っ




じ~っ

いろんな観察箱や、ファーブルが座っていたのかな~と思わせる古びたベンチ。室内の執筆机に古びた標本、細かい観察画。興味のない人にはつまらない場所かもしれませんが、みんみん家のこども達には、世界遺産よりも心に残ったのかもしれません。
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アルルとゴッホの部屋

2009-06-25 16:07:40 | 日記
レ・ボーから車で30分余り移動しただけなのに、ローマの都市アルルでは焦げるほどの晴天になりました。

アルルのローマ遺跡群は世界遺産。そのひとつの円形闘技場へ。

そうそう、これが南仏の空ですよね~。

ここは現在も闘牛場として活躍しています。



円形闘技場から見下ろすアルルの町。

闘技場のすぐ脇には、ゴッホがアルル時代に住んだアパートがあり、今はちいさな博物館として残っています。


この部屋を描いた有名な”アルルの寝室”(オルセー美術館他・蔵)を元に再現された、二階の狭い一室。


本物の部屋なので窓やドアはもちろんそのままの位置にあるし、ベッドや椅子も絵のままの場所においてあります。


きっとこの位置から描いたのね。

写真だとあんまり違和感なく見れるけど、実はベッドや椅子など置いてある物すべて、絵の通りに黒っぽく縁取ってあったり色付けしてあるところが強引で、なかなか笑えました。

↑わかります?

掛けてある絵や鏡は壁に直に描いてあって、まるで落語の”だくだく”。



どこまでが絵でどこまでが本物か、わからなくなる・・・。


この発想と努力に、入場料一人3ユーロも許そうか。

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どしゃぶり@南仏

2009-06-24 13:53:40 | 日記
ちょっと前になってしまいましたが、パンタコットpentecôteの休暇で南仏に行ってきました。
ジュネーヴとアヌシーをつなぐ高速道路が完成したので南仏プロヴァンスがぐっと近くなり、ジュネーヴからは約3時間半の道のり。学校が終わってから出発しても、夜ご飯はプロヴァンスでいただけちゃう距離です。地図で見るとレマン湖からローヌ河をたどって南下する感じかな。

ジュネーヴは晴れていたのに誰の行いが悪かったのか、景勝地レ・ボーles bauxは土砂降り。


しばらく車の中でやり過ごして、小降りになってきたので雨ガッパを買って、いざ。

寒~い~ブルブル・・・・。


教会や小洒落たおみやげ物やさんの並ぶ細い道を抜け、13世紀の城塞が残る丘へ出る。フランスも学校の休暇期間のためか、ちょっとした催しが行われていて、中世の投石器の実演も。

見学の中から参加者を募り、男性8人で巻き上げること15分。


おお、ようやく一発!ずいぶん時間がかかるんですね~。



よく映画にも出てくる、城門を破る武器。


除夜の鐘?

罪人をさらす場所も再現。

カメラを向けていたら、スーパーマリオみたいなおじさんが手伝ってくれました。


13世紀の自然の地形を利用して作られた城塞。

さて、雨と風ですっかり冷え切っちゃったけど、さらに南に移動します。
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こんなところに・・・

2009-06-18 23:09:51 | 日記
間が空きましたが、グリュイエール訪問の続きです。

カウベルや木彫りを売る店、チーズフォンデュ屋の並ぶのメインストリートからグリュイエール城に向かい、こんな石のトンネル(建物)を抜けると


突然、右側にはギーガー美術館、左側にはギーガー・バーが現われ、通行人をびっくりさせてくれます。実は石のトンネルの壁の中が、ギーガー・バーなのでした。
エイリアンのデザイナー、H.R.ギーガー(公式サイトはこちら)はスイス人だったのですね。通り沿いのお屋敷を自ら購入して美術館を建設したそうですが、当然地元からの反発はいろいろあったようです。周りののどかな風景からいきなりエイリアンは、確かに意表をつきすぎるかと・・・。

美術館はやめておいたけど、ちょうどのどが渇いたのでバーのほうへ入ってみました。バブルの頃東京にもあったよね~って言うと年がバレますね。

店内はエイリアンの体内にいる様な造りになっています。


天井にぶら下がっているのは何なんだろう?


   
長居ができなさそうな椅子だなあ。


入った時に空いていた唯一の席は、他の椅子よりはだいぶ座りやすそうなソファータイプで良かったんですが、周りの壁がこんなだったので・・・

みんみん兄弟はとっても気味悪がってました。

母は割とキライじゃなかったりするんだけどね~。


店内の装飾に少し目が慣れた頃窓から外を見たら、隣が伝統的なチーズフォンデュ屋で、あまりの景色の差にもう一回びっくりでした。う~ん、やっぱこの場所にこれは、どうかなあ。イヤ、個人的には好きなんだけどね。場所がねえ...。


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グリュイエールでごはん

2009-06-15 23:36:20 | 日記
どうせ日曜日、観光客向けの店しか開いていないだろうけど・・・メインストリートの一件で、軽めの昼ごはんを注文(店の名前は失念)。


夫は、ハム・干し肉の盛り合わせとパンと赤ワイン


私は、野菜のクリームスープと赤ワイン。グリュイエールチーズの薄切りやパンもつきます。

赤ワインは今ひとつながら、ハムや干し肉は濃厚な味。特に豚バラの燻製がウマイ!スープもチーズ風味で少し塩気が強いものの、フォンデュのようにパンやクルトンを浸しながら食べるとなかなかイケます。

こども達は二人でひとつのチーズフォンデュを分け合うことに。ちょっと味見させてもらったら、この前ジュネーヴで食べたのよりすっきりと軽く、いくらでも食べれる感じでおいしい。チーズの新鮮さが関係するのかな。この店でチーズを作っているみたいでしたから。

こども達は量が足りなかった模様、で

日のあたるテラスで、額に汗して鍋底のおこげをこそげとる次男。

ちなみにスイスの国民食?チーズフォンデュは、グリュイエールとエメンタールを合わせるのが基本だそうです。この店には他に、シェーブル(山羊のチーズ)のフォンデュもありました。

最後に、デザートのダブルクリームと季節の果物(イチゴ)。

クリームが甘くないので、イチゴの酸味とクリームのフレッシュさがおいしくて結構食べれてしまうけど・・・すごいカロリーだと思う。濃厚でクリームチーズのような食感の、生クリーム。このダブルクリームもこのあたりの名物のようです。


村のふもとの駅前にはグリュイエールの家la maison du Gruyèreという大きな建物があって、この地方のおみやげ物やチーズ周辺グッズ、いろいろなチーズを売っていたり、実際にチーズ作って熟成させる場所がガラス張りで見れるようになっています。



 

いつも思いつきで出かけるので、チーズ作りの実演時間は終わってしまっていました。とりあえずここのチーズ屋で、いつも買うジュネーヴ市内のグリュイエール屋さんのと同じ包みのバターを見つけて購入して帰りましたが、なぜかいつものの方がよりフレッシュで美味しかった・・・わざわざご当地までやってきたのに、残念。


ところでパリでお料理を習っていたころ、お料理の先生であるマダムに「チーズ屋さんでグリュイエールを買うときは、”スイスの”と言って買ってくださいね」と言われました。そもそも種類が違うチーズらしいですが、フランスのグリュイエールとスイスのグリュイーエル、なかなかフランスものに勝てるスイスものは無い中で、これだけはスイスに軍配があがるか?

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グリュイエールは、鶴公?!

2009-06-14 21:42:21 | 日記
我が家の朝はグリュイエールのバターで始まる、のは先日夫M氏から報告しました(スイス美味いもの発見)が、そのグリュイエール地方のグリュイエール村を最近訪れた近所の駐妻友達から「きれいな所よ~」と聞いたので、お天気のよい週末に出かけてみました。

ジュネーヴから車で1時間ちょっとの道のり。村の下の駐車場に車を止めてそこから先は徒歩。坂道を登って城壁をくぐると200mほどの石畳のメインストリートと中世の城。たったそれだけの小さな小さなかわいい村です。


城壁、と言うより村の入り口かな。


次男がおっかなびっくり、城壁の裏側に登ってみました。


メインストリートはちょうど視界の届く範囲に収まるぐらいの長さ。

ところで、ベルンがドイツ語の”クマ”ならば、グリュイエール(Gruyères)のグリュはフランス語で”鶴(grue)”。この町の紋章は、鶴です。代々この辺を統治していたグリュイエール伯爵家は言うなれば、鶴光でおま~。じゃなくって鶴公、でもなくって、鶴伯といえるのかも。



そんなわけで伯爵家本拠地グリュイエール城にはあらゆるところに、鶴の模様が見られます。
(↓写真はクリックで拡大します)




城の入り口付近でも

中に入って、いすの背もたれや


暖炉も


天井も

気がつくと鶴だらけ。

さらにグリュイエール家の歴史を現した壁の絵にも、シツコイほどに登場。





お、敵はベルンのクマちゃんだ。



もちろん城内には鶴マーク以外にも中世から19世紀までの文物が充実していて、なかなかのもの。


壁に直接かかれた絵(コロー作)も素敵なサロン、とか


見事なタピストリーが何枚も壁を飾る寝室、とか


ブルゴーニュとの戦いで勝ってぶん捕ったマント、とか


中世らしく重そうな甲冑、とか


誰のものだかわからない謎のミイラの手、とか・・・・ね。
なかなか魅力的でしょ?


さて、出口付近にはミュージアムショップもあり、さすが中世のお城だけあって騎士や馬のフィギュア、楯と剣のセットなどが充実していました。ここで、かっこいいフィギュアを目にした次男が一言。

「あれ買ってこれ買ってって言わないから、このドラゴン買ってよ」

お~っと今日は”初天神”できたか・・・。
パリのムッシュウ・Sなら心動かしてくれたかもしれないけど、父と母はその手には乗らないよ~。
Comments (2)
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レマン湖のヨットレース

2009-06-13 23:15:03 | 日記
本日のジュネーヴ地方は快晴で、我が家のキッチンから見えるモンブランもくっきり(半分ですけど^^;)。

左端の白いとんがりが、モンブランです。

と、みるみるうちに湖がヨットでいっぱいになった。


なんだなんだと思ったら、今日は年に一度の、レマン湖のヨットレースの日だったらしい。

よく知らないけどオリンピックの放送なんかで見るヨットレースって、海で行われていて波がザップ~ンの中を抜きつ抜かれつする激しいもの、という印象だったけど、レマン湖に浮かんだヨットはの~んびりと、みな同じ方向に向かっていく。

公式サイトで確認したら、レマン湖の西端にあるジュネーヴから東端のラ・ブヴレまでを往復するものだそうで。




出発時はいろいろ決まりもあるみたいなので大変そうだけど、ジュネーヴの港からヴェルソワまで来る間にはだいぶバラけてきて、素人目にはいつもの晴天の週末とあまり変わらない、ただののどかな光景なのでした。

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