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ヴェルソワ便り

スイスはジュネーヴのはずれヴェルソワ発、みんみん一家のつづる手紙。

また変更、それと・・・

2009-01-09 23:22:57 | 日記
雪の降った大晦日の朝、我が家の窓からO一家とリスを眺めたのを記念して、デザインを変更してみました。ちなみにこのデザインでコンゴネタ、カメレオンネタをみるとまったく合いません^^;それにしても前年の大晦日はナイルのほとりにいたこと、年明けた今頃は雨季で停電続きのキンシャサにいたことを考えると、いろいろな意味で感慨深いです。

そして遅ればせながら・・・・

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

しろみ


大晦日の朝、降り始めのみぞれの中で作った雪だるま。



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裏山でスキー

2009-01-08 23:23:48 | 日記
年末年始にパリ在住のO一家が我が家に遊びに来た。

「冬のジュネーブではこれ以外やることがない!」、ということで、元旦から3日連続で日帰りスキーをした。
元旦はアルプスの方に遠出したが、子供にはちょっとハードな斜面なのと、それなりに運転に時間がかかった(といっても1時間半だけど。)ので、翌日からは我が家があるヴェルソワの街からみると”裏山”にあたるジュラ山脈のスキー場の方に行ってみた。

朝寝坊したので昼近くに家を出発。
家を出る前から車中スキー場に向かう山の中腹までずっと曇っていたので天候のことは半分あきらめていたのだが、スキー場に着く直前で霧というか雲が切れて、すっきりと青空が広がった。
しかも車で30分でスキー場に到着するなんてやはりここは雪国だ。





このスキー場には以前に一度下見に来たことがあり、狭くてあまり魅力的ではない印象だったが、実際にリフトで頂上まで上がってみると、スキー場は広くはないが、頂上のレストランから見えるのはモンブランを筆頭とするアルプス山脈が一望できる絶景だった!
曇っていたヴェルソワやジュネーブの街は上から見ると雲海で覆われていたのがわかる。




長男は昨年キンシャサの小学校が企画したピレネーでの2週間のスキー合宿の成果でそれなりに滑ることができるが、次男はなにせ初めてなもので、私とO氏とで代わり番コに特訓。その甲斐もあり、行く前は「どうせ足が痛くなるだけだから行きたくない」とゴネていた次男が、帰りには、「また明日もやりたい」とやる気満々になってくれた。とは言っても、私は今までほとんどスキーをやったことがない上に十数年ぶりということであまり息子達を教えられる状況ではなかったので、ほとんどO氏の指導のおかげなんだけれど。

いずれにしても、幸先の良い正月三が日になった。

朝寝坊してもスキーが楽しめるなんて!
しかもアルプスの絶景が楽しめるなんて!
冬のジュネーブは本当に素晴らしいところではないか。

・・・でも、ジュラのスキー場も、向こう側に見えるアルプス山脈もスイスではなくてフランス領なんだと思うと、やっぱり、素晴らしいのはジュネーブではなくてフランスなのかな?(M)
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トリュフ祭り

2008-12-19 23:00:49 | 日記
白ワインで有名なシャブリ地方の近くのノワイエ・シュル・スランNoyers-sur-Sereinという中世の風情漂う村でトリュフ祭りがあるというので、行ってみた。

街に入ってすぐの広場の一角に人集りができていたので、近づくとそこがトリュフ市だった。

そこには、綺麗に土が払われて黒々したものと、茶色い土が付いたままのものと二種類のトリュフが売られていた。
ナプキンの上が土が払われたもの、かごの中が土がついたままのもの。

聞いてみると綺麗になっている方は2,3日中に食べなくては香りが落ちてしまい、土が付いている方なら1週間くらいは大丈夫ということだ。トリュフの賞味期限ってそんなに短いものなのかとちょっと驚いた。

とりあえず形のいいものを3つ選んだら、おじさんが一つ形の悪いものを付け足してきて、これで20ユーロでどうだ、という。



まあ、いいか。・・・というか、安い!

その後で、トリュフ入りオムレツを食べ(これは残念ながらあまりトリュフの香りがしなかった。)、広場で作り売りしていたアツアツのブダン(豚の血の入った赤ソーセージ)と白ブダン(血の入っていないソーセージ)を食べた。

この黒と茶色いのはすべてトリュフ。

寒い中、白ブダンを茹でる。当然、人だかりができる。

ブダンの具を腸の袋に入れる。結構多くの血を使うことにビビッた。


ノワイエの町並みは本当に美しい。


一つ一つの家は一見ばらばらなのだが、町全体として絶妙な調和感がある。古くなった家を変に小奇麗に修復していないところが、いい。




帰りに、エスカルゴとクルミ(好物なんです。)を買って、家路に着いた。
帰りの車の中はトリュフの香りが充満して、息子たちからはくさいくさいと不評だった。
・・・まあ、お前たちがトリュフの良さをわかるにはあと20年はかかるだろうな。




ちなみに、トリュフ売りのおじさんが美味しい食べ方を教えてやるといって、教えてくれたのが2つの食べ方。

1.まずは、焼いたパンにバターを塗ってその上に薄切りにしたトリュフをのせて荒塩を振りかけて食べる方法。トリュフの食感を楽しむのだそうだ。

2.もう一つは、薄く切った(刻んだ?)トリュフを生クリームに入れて1日から2日冷蔵庫に置いた後にパスタに和えて食べる方法。生クリームに染み出したトリュフの香りを満喫できる一品。

さらに、一緒に行ったフレンチのシェフのお勧めは、ちょっと厚めにスライスしたトリュフをフライパンでバターと一緒に15秒だけ軽く炒めて塩を振って食べる方法。

家に帰って全部試してみたが、どれも甲乙つけがたかった。

今まで高くて手が出なくてわからなかったが、トリュフがバターと、そして塩味とこんなに相性がいいとは新たな発見だった。
ありがとう、トリュフ祭り。(M)
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船荷がこない

2008-11-30 22:00:37 | 日記
ジュネーブに着いて、子供は順調に学校に通い、仕事も一応軌道に乗ったが、なんだか生活が立ち上がらないというか、落ち着かない。
なぜかというとキンシャサから送った船荷がいまだ届かないから。

9月1日にキンシャサから荷物を出したが、3ヶ月経とうというのにまだ着かない。
これも”コンゴとの最後と付き合い”と思って我慢してきたが、それにしても不便だ。

そういえば、パリからキンシャサに船荷を送ったときには、荷物を引き取れたのは5ヵ月後だった。
愛車は5ヶ月間もコンテナーの中にじっとしていたので当然バッテリーが上がってしまってウンともスンともいわなかった。
そして荷物をコンテナーから降ろしてびっくり。
なんとコンテナーの天井に穴が開いていて雨漏りのため荷物の一部(しかも妻の服)はカビ+虫だらけで台無しだった(妻は幸いキンシャサから東京に退避中で、その惨状を目にしてはいないが・・・。)。

・・・と苛立たしい過去を思い出していたところに、今週、ようやく運送会社からコンテナーがアントワープに着いたという連絡があった。

ずっとコンゴのマタディという港に留め置かれていると聞いていたので、とりあえずコンゴを出てヨーロッパに着いたことは大きな前進であるが、きちんと荷物は入っているのであろうか?途中略奪されたり、抜き取られたり、乱暴に扱われて壊れたりしていないだろうか?
話によればスイスに入るときにまた税関で長く留め置かれるというので、まだしばらくは心配な日々が続く。


おかげで、家の中は相変わらずのがらんどう。寒いスイスで家の中はさらに寒々しい。

あの暑苦しいコンゴ・アートや雑貨たちとの再会の日が本当に待ち遠しい。(M)
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ブログ名変更しました

2008-10-31 18:26:16 | 日記
またまた滞っています。ごめんなさい、だって寒いんだもの~。
我が家からの景色、こんな感じですから。


もう少し晴れていると、左端の山の後ろにモンブランが半分くらい見えるんだけど。残念。


ジュネーヴに来てもうすぐ2ヵ月。
ようやく自分がコンゴではなくスイスにいるんだ!という事を脳みそも毛穴も認識してきたので、とりあえずブログ名とデザインを変更してみました。更新はもうちょっとお待ちを。

コンゴへの思いも少しずつ自分の中で昇華してきたので、近いうちにキンシャサ卒業の事も書きたいと思います。それにしても今、コンゴ東部が大変なことになっているみたいなので、とても心配です・・・。



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ヴェルソワからこんにちは

2008-09-25 11:37:09 | 日記
長いこと放置してしまい、すみません。ようやくアパートでネットが使えるようになりました♪

それにしてもキンシャサからジュネーヴ。あまりに環境が違いすぎて、まだ頭も開ききった毛穴もついていっていません・・・・寒い!!!!
あたりまえですが、キンシャサの乾季の寒さどころではないです。

到着後数日間は半そででOkな暑いくらいの気候でしたが、2、3日雨模様の日が続いたと思ったら、すっかり秋も深まってしまいました。日が差さないと昼間でも12、3℃までしか上がらず、アパートの集中暖房もまだ入らない。日に日に昼は短くなる、最悪の時期です。

この14日から入居したアパートは、ジュネーヴからレマン湖沿いに10kmほど北上した所に位置する、ヴェルソワという町にあります。長男の通うインターナショナルスクールに近いという一点で決めました。8階からの眺めはとてもいいです。天気が悪くて暗いけど、ベランダ越しに見る今日の景色はこんな感じ。



レマン湖です。寒々しいでしょ?付近をお散歩&探検してみたいのですが、あまりの寒さに引きこもっています。でも家の中もガランとして、寒い。船便荷物も当分着かないからやることもないし。グーグルでヴェルソワの地図&航空写真を見て、お散歩した気になっています。く、暗いなあ。
それにしても乾季中レオン君が蚊帳の中のランプの近くでじっとしていた気持ちが、よ~くわかります。

暖かくて、運転手のJ・ピエールに行き先を告げればどこへでも(って、行くところは限られてたけど)連れて行ってもらえて、家事はナディーヌにやってもらって、バナナやマンゴーの木を眺めながらカメレオンとお話していた日々が懐かしいです。あとチカチュウの辛い中華も、懐かしい。そして、いっしょにご飯を食べていた人たちも・・・。

キンシャサも、住めば都だったんだな~。
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ジュネーヴ到着しました

2008-09-09 11:34:02 | 日記
6日夜にキンシャサを出発し、パリ経由で7日の朝には無事にジュネーヴに到着しました。

まだホテル住まいなものでもう少し落ち着いたら、日にちは前後してしまいますが、最後のキンシャサの日々やジュネーヴ生活について書いていきたいと思います。

まずはご報告まで。


しろみ


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う、生まれた~

2008-08-29 09:29:43 | 日記
発見してから約1週間、引越し準備に追われている間に

昨日の午後、生まれてました~!!殻を割って出てくるところが見たかったんだけど、残念。朝見たときは変化がなかったのに。とりあえず予想通りヤモリだったので一安心です。なんかまったく違うモノだったら怖いでしょ~?


ちゃんと二匹とも五体満足で生まれたのですが、ふたを開けたとたんジャンプして逃げちゃった。1匹だけ何とか捕獲。このやもちゃんベイビー、卵の大きさから想像していたのより、だいぶ大きい。今までにもよく家の中で見かけた、ちびやもちゃんサイズです。頭から尻尾の先までで約4cm。どうやってあの小さな卵に入っていたんだろう~?

指が小さくてかわいい。顔はちょっとワニみたい。


まだ何にも食べていないのにどことなくぷっくりしているのは、赤ちゃん体型だから?




光るのが怖いのか、葉っぱの陰に隠れてしまった。

この後何か食べさせるために移動しようと再びふたを開けたら、やっぱりジャンプして逃げ、長男が尻尾をつかんだら先っちょを5㎜くらい自切して、ソファーの後ろに逃げちゃった(;´Д`)しばらくその尻尾、ピクピク動いてました・・・キャ~こういうのはちょっと苦手デス・・・。

でもせっかく五体満足で生まれたのに、ゴメンネ。また姿を見せに来てね。
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いろいろ発見

2008-08-22 15:18:46 | 日記
引越しを前に、ようやく重いおしりをあげて片づけを始めました。

まずはブラックホール化している我が家の冷凍庫を発掘。出てくる出てくる、いつのだかわからない冷凍品の山!
大事大事にとっておいたまま忘れ去られたマグロのトロがサクで3本、底のほうに転がっていました。いつのだったっけ?でももったいなくて捨てられない。
少し冷凍焼けしてしまったので、変色したところを削り取ってフライパンで表面を焼いてみた。

ウ、ウマイ!!トロの炙りだよ~!おいしい~!良かった捨てないで。



我が家のリビングには、出しっぱなしになっているものをとりあえずしまって置く引き出し、というのがあるんですが、そこからは10米ドル札が12枚、つまり120ドルが発見されました♪これも、いったいいつからここに入っていたのか・・・無用心な。でもラッキー~。たまに片づけするといいことがあるなあ。得した気分。


さてまたキッチンに戻って、あの冷凍庫の横の棚を片付け中、茶たくなどを入れておいた柳の籠の底になんか白いラムネみたいなものが、ころりん、と出てきた。二個は割れていてカラッポ、二個はまん丸直径約7㎜。




これって・・・。



どう見ても卵だよね~?!?!?!


しかも爬虫類系の・・・?いつのまに・・・。


昔だったらギャ~っと叫んで逃げ出していたけれど、爬虫類慣れした(カメレオンとヤモリ限定だけど)今は好奇心のほうが勝ってしまう私。とりあえずタッパーの底にキッチンペーパーを敷いて卵を置き、ふたをして、籠のあった位置に戻してみました。かわいいヤモリちゃんが殻くっつけて出てきたらイイナ~♪二個はすでに孵化してるんだから、この二個ももう少しかも。

大型冷凍庫の横だから、排気熱であったかいんですね。それにしても、虫の(特にゴキブリ)じゃなくて、ホントに良かった。
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緊急報告?!

2008-08-05 12:09:49 | 日記
みんみん一家のキンシャサ生活をいつも見に来てくださっているみなさまに、ご報告があります。

みんみん一家のキンシャサ脱出(予定)日が決まりました~!!

9月6日(予定)に2年5ヶ月のキンシャサ生活を終え、次はスイスのジュネーヴに向かいます。そういうわけでこの「気がつけば、アフリカ」、まもなく終了?ジュネーヴ生活のブログを続けるかどうかは、まだ未定です。カメレオンも飼えないしネ・・・。

思うところはいろいろありますが、まだ残された1ヶ月、キンシャサ生活もブログも続きますので、詳しくは次回以降。とりあえず、コンゴともよろしくお願いします。←使いすぎ~。

取り急ぎご報告まで。

しろみ



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