質素な毎日☆ひとりごと

主婦 斜め上からみる雑感いろいろ。

現代版きちん宿

2020-12-14 11:09:00 | 日記
コロナ禍で出歩いちゃいけないと思いつつ、寒くなる前に 街道歩きを進めたい。

日帰りで行けるところが少なくなり、そろそろ前泊しないときつくなってきた。

そこで、中山道をついに京都から東へ進む事にした。

先月も京都へ行ったばかりだが、また京都へ。

コロナ禍のおかげというか、京都はかつての落ち着きを取り戻した。 インバウンド全盛期は外国人ばかりで 一体どの国へきているかわからなかったくらい。ここ10年くらいは 寄り付かなくなっていた。

京都は父の里であり、自分も子供の頃はよく祖父母のところへ行ったものだ。

洛中にはたまに出かける程度だったが、子供の頃はの記憶は鮮明である。

いつのまにか京阪電車が地下になっていたり、今更驚く。

昭和の時代は 今よりもっと雑然としていた。

今回は夕方に京入り。

外で夕飯を食べると 人との接触が多くなるので、キッチン付きの宿にした。




ご飯は家で炊いて、持って行った。
その他のおかずは現地調達。

旅行といえば、ご馳走が楽しみかもしれないが、歩く旅の食事は 出来るだけ普段食べ慣れたものにしているので、いつも食べているような鍋にした。朝食はいつもの通りお茶漬け。

歩いている時にお腹が痛くなると 実に大変🤭 

今回キッチン付きの宿だったので 人との接触は少なくなった。新幹線、電車、スーパー、昼食時と雨宿りに喫茶店くらい。

たしかにコロナは怖いけど、今まで泊まったホテルはどこもしっかり感染対策をしている。

唯一大浴場が危険かな。朝食もちょっと密なところもある。

今回はお風呂も各部屋に檜風呂だった。

しかし、京都に限らずだろうが、インバウンドを見込んで 相当なインバウンド用宿泊施設がここ近年できたように思う。

宿泊する側からみたら、出来たばかりの綺麗なホテルを格安で思い立った時に使える。

フロントは東南アジア系の人ばかりだった。ここも技能実習生だろうか。

さて、翌朝、三条大橋から東へ。

粟田口、蹴上を通り、日ノ岡峠へ。
峠は江戸時代刑場だったらしく、湿っぽい雰囲気。そこから山科へ下る。
途中天智天皇の御陵を参拝。





東山道、東海道、中山道を兼ねる道は三条通りというそうな。

楽しみにしていたのは山科地蔵。
850年街道を見守る地蔵菩薩は地蔵堂の中でちらとしか拝めなかった。