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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

100冊

2019-07-11 | 読書
 
2019年の読書が7月10日で100冊に達したので簡単に記録。
 
その100冊目は
 
『想い人〜あくじゃれ瓢六』
諸田玲子著
文藝春秋
¥1550
2018年9月刊
978-4-16-390901-1
★★★★☆
 
このシリーズは何冊か読んでいるはずなのに、これまでの話がどんな内容だったか?、瓢六ってどんな男だったか?、がまるで思い出せないままに頁をめくり始めた。
 
あー、そうだ!、身籠っていた女房のお袖が何年か前の江戸の大火で行方不明になってて、すっかり生きる気力を失ってた瓢六だったのだ。しかし、身の回りでは次々と厄介ごとや事件が起き、仲間である奉行所同心の篠崎や長屋の連中と共に解決していくストーリーだった。
 
今回もアレコレと騒動が巻き起こるのだが、それと並行して遠く丹後国でお袖らしき女が幼き男の子と暮らしているという噂も耳に届く。果たして、本当に自分の女房だった女なのだろうか?。幼き男の子は自分の息子なのだろうか?。それを確かめに丹後国まで出掛けた瓢六だった
 
野暮になるから結末まで書くまい。けど、本の表紙に大きなヒントがあるよね。
 
さて、101冊目は何を読むかな?。
 
 

45000樽焼失

2019-07-04 | 時事
 
 
 
主が好んで飲む、安くて旨いバーボン Jim Beam
この Jim Beam に「なぬなぬ」って事態が発生した
 
 
第一報は下記の The Washington Post 7/3 Twitter
 
 
 
第2報は L.A. Times
 
 
何とケンタッキー州にある施設から出火し、貯蔵されている Jim Beam 45000バレル(樽)もオジャンになったと。
あー、何てこった。
これでは日本に輸出される分にも少なからず影響が出るだろうな。
値上がり必死だろか?。
安くて旨いのが何よりも高ポイントだったのに、値上がりは厳しいなぁ
 
 
 
 
Twitterの短い情報だけじゃなく、詳しい被害の内容が知りたかったので夜になって検索してみると、Bloomberg というニュースサイトに記事があった。
以下にコピペ。
 
 
「ジムビーム」のバーボンウイスキーが貯蔵されている米ケンタッキー州の施設で火災が発生した。約4万5000樽(たる)のウイスキーが損なわれ、数億ドル規模の被害が生じた可能性がある。
ビームサントリーの広報担当者は被害について、熟成期間が短い「比較的若い」ウイスキーであるため、「ジムビームの消費者向け流通に影響はないだろう」と電子メールでコメントした。同社は被害金額については言及しなかった。
同社はケンタッキー州に126棟の倉庫を構え、合計で推定330万樽を貯蔵しており、今回の被害は同州での生産において約1.4%に相当する。
ウッドフォード郡の消防当局ディレクター、ドゥルー・チャンドラー氏によると、倉庫2棟で2日夜に火災が発生。1棟は倒壊した。もう1棟の被害は建物の外部構造にとどまったという。倒壊した倉庫ではわずかな数の樽が燃えずに残ったが、どれも賞味には適さないと同氏は述べた。
 
 
 
【資料画像】火災の様子
 
 
これを読んで胸をなでおろした。
貯蔵倉庫は同地域に126棟もあって、火災にあったのはその内の2棟で、全体から見ると損失は僅か1.4%との事。
なので、販売される製品には大きな影響がないようだ。
 
あー、この程度の被害で良かった。
それでもトータルでは数億ドルに及ぶらしいので、同社にとっては相当の痛手ではある。
これからも Jim Beam を飲んで復興に協力せねばな。