あぁ、あれからもう随分と日にちが経過してしまった。
しかし、スルーするのも何だし、今日は休みだし、頑張ってアップしてしまおう。
🐜🐜🐜…。
3月某日、仕事を1時間早めに切り上げて六本木へ急ぐ。
ヒルズは3年振りかな、相変わらずのお上りさん状態に苦笑するばかり。
この日の目的は…
はい、これです。
天才絵師『北斎』となれば見逃す訳にいきません。
何はともあれチケット売場へ急ぎました。
事前にTwitterで混雑状況を把握していたので、入館まで30分待ちになるのは覚悟の上。
そして、いざ入館!。
うーむ。
480点にも及ぶ展示作品は、デビューした20歳代から約70年に及ぶ画家としての生涯を画号を元に下記の6期に分けてあり、その作風の変遷が手に取るように判る仕組みになってました。
第1期【春朗期】20〜35歳頃
第2期【宗理期】36〜46歳頃
第3期【葛飾北斎期】46〜50歳頃
第4期【戴斗期】51〜60歳頃
第5期【為一期】61〜75歳頃
第6期【画狂老人卍期】75〜90歳頃
いやぁ、凄いです、北斎。
圧巻でした。
特に晩年の作品には、彼の魂が乗り移ってるかのような気迫が漲ってます。
どうしたらあんなに精魂込めて作品に打ち込めるのでしょうか。
時代小説を沢山読んでいて、北斎を主人公にした話にも数々接していますが、そんな背景を頭に描きながら実際に作品を目にすると、そりゃぁ感激ひとしおです。
あの名画も、あの浮世絵も、そしてあの漫画もじっくり鑑賞出来て大満足。
この火照りが冷めぬうちに、月末には『すみだ北斎美術館』にも遠征予定です。
お決まりのポストカードのお土産。