tapestry

超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

人助け

2012-05-08 | 独り言
4月末の話。

遊んで帰った駅からの夜道、ひとりのオジサンが道端に倒れていた。

傍らには時計を気にしながらソワソワしている若者1人。

見過ごす事も出来ないので若者に話を聞いた。

何でも、夜のバイトに向かうのに駅に急いでいたら倒れているオジサンを発見し、心配で声を掛けたら救急車を要請されたとの事。

ちょっと心元ない様子だったので、救急隊が来るまでオジサンに声を掛ける役を買って出た。

どうやらオジサン、お酒を飲んでの帰り道に急に右半身が痺れて転倒したらしい。

自分で起き上がる事も出来ない。

アタフタしながらもオジサンに声を掛け続ける。

塾帰りらしい高校生の集団は「キャーッ、怖いっ」等と言いながら遠巻きに通り過ぎて行く。

オバサンは横目で気にしながらもスタスタ去って行く。

5分経過。

消防署は直ぐ近くなのに遅いじゃないか。

漸く坂の上から懐中電灯の光が幾つか近づいて来た。

3人の救急隊員に、若者が状況を説明する。

別の隊員がオジサンに生年月日を確認すると、「昭和37年2月ムニャムニャ……」。

どうやら意識は保っている。

てか、何だ、オジサン、俺より若いんだ。

バイトに急ぐ若者は救急隊員に名前と連絡先を答え、「後はお願いします」と暗い道に消えた。

なかなか出来る事じゃない。

偉いぞ、若者。

どうかオジサンが大事に至らないようにと願いながら、「ありがとうございました」と救急隊員から手渡されたカードをバッグにしまって現場を後にした。

初めての経験だったので心臓がバクバクしていたのは内緒だ。

22年物

2012-05-04 | お気に入り
5/21は金環日食。

巷ではガイドブックとセットで観測用の眼鏡等が売られているけど、そうは簡単に新しい物には手を出さないんだな。

在米時代の90年に日食を眺めた専用眼鏡を押し入れから引っ張り出した。

セロテープ補修の跡が痛々しいじゃないか。

試しに昼間に太陽を覗いてみた。

うん、バッチリ。

これで21日の準備は万端。

【memo】
ECLIPSE SHADES
Rainbow Symphony, Inc.
Reseda, CA 91335
U.S.A.

古文具

2012-05-03 | お気に入り
地元民なのに知らなかった。

こんなにワクワクする文具店が近所にあったとは…。

駅前の開発事業に伴う道路拡張の為に取り壊しを余儀なくされた老舗文房具店の三代目が、倉庫に眠っていた古い文具を中心にセレクトショップを新たに展開していたのだ。

古文房具・雑貨『中村文具店』

その存在を某BS番組で知り、早速GW三日目の口開けに訪問。

自宅から自転車で3分の近さ。

コーリン鉛筆の古めかしい看板が良い味を出し、店内へ誘う。

そこはまさに古文具と雑貨のワンダーランド。

隅から隅まで丹念かつ真剣にチェックしない訳にいかない。

鉛筆・クレヨン・色鉛筆・消しゴム・絵葉書・クリップ・鉛筆削り・ブックバンド・インク・ガラスペン・ノート・糊・筆箱・スケッチブック・万年筆・レターセット…。

今時の文房具店では消してお目にかかれない品物ばかり。

まさに宝の山。

どれもが特別な存在感を放つ。

決して広くはない店内を何周回っても見飽きない。

あ~、コーリンの木製鉛筆入れがいい!。

罫線が斜めに引かれたノートなんて初めて見た。

フォルクス・ワーゲンのエンジン部品を加工した軸の店主オリジナルのガラスペンが素敵だ。

別のお客さん(横浜から自転車で駆け付けていた)が店主と語る文具ネタも楽しい。

う~む。

これは間違いなく癖になる。

土日の午後だけの営業ってのも限定感があって擽られる。

そして、初めてだから遠慮がちに購入したのが黄色いボディに消しゴムが付いた三角軸の鉛筆。

アメリカの子供が文字を書き始める頃に必ず手にする鉛筆だそうだ。



『Ticonderoga tri-write HB2』

なるほど、実に指先にシックリ納まる。

うんうん。

また品揃えが入れ替わる頃を狙って再訪しよう。

その次には蔵前の『カキモリ』へ、いざ!。

【memo】
中村文具店へのリンクはこちら:☆☆☆

twitter:@Nakamurabung10

初めての訪問だったので店内の写真を撮るのは躊躇いました。

海を見に行く

2012-05-02 | 散策
GW初日。

晴天が望めそうだったので、予定通りに海を見に行く事にして家を出る。

東京駅で一旦下車し、エキチカの『Grandsta』でお弁当を購入。

京葉線に乗り換え、15分程の葛西臨海公園駅で下車。

駅前広場と公園が直結してる。

いやはや、利便性抜群。

それにさ、入園無料だし。

まずはともあれ、海に向かおう。

うん、気持ち良い風も吹いておる。

海に入っている人たちは潮干狩りか?。

右手には完成したばかりの『東京ゲートブリッジ』が微かに望める。

いいねぇ、海は。

芝生の広場でお昼を頂く為にレジャーシートを広げる。

おっと、冷え冷えのビールとお茶を買いに走るのは主の役目。

いつもは発泡酒だけど、今日位は本物のビールで勝負。

しかし、350mlが¥300だよ(苦笑)。

ええぃ、構うものか、2本買ってしまえ。

で、結構気温が上がってきたので、半袖1枚になっての幸せなお弁当タイム。

う~む。

お腹が膨れると、ゴロ~ンと横になる。

文句なし。

牛になってやる。

あ~小確幸。

暫しの日光浴を楽しんだ後に、観覧車に向かう。


想像していたより遥かに巨大だ。


メカニカルな感じが宜し。


東のTDL方面。


南西の羽田方面。飛行機が飛び立つのが良く見える。


北には開業間近のスカイツリーも望める。


影も絵になるではないか。


下から再度見上げる。


これはオマケ。

¥700で1周17分、高度100m以上に到達する恐怖の空中散歩でした。

【memo】

この後は水族園を冷やかした後に葛西を離れ、門仲で深川丼を頂き、アメ横で叩き売りされていたadidasのジャージを衝動買い。

最後は日暮里の讃岐うどん店で軽く打ち上げ。

そんなこんなで充実した1日でした。

あっ、地元駅から自宅までの帰り道で遭遇した出来事については、またいずれ。