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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

古本屋台

2019-01-03 | 読書
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最近、巷をざわつかせている…



…この本(と言うか、コミック/漫画)を入手し、速攻で読了したのは年末のこと。




作者はQ.B.B.(久住昌之&久住卓也)。

久住昌之はご存知『孤独のグルメ』の原作者。

そして、絵を担当したのは弟の久住卓也。

兄弟ユニットですな。




いやはや、噂・評判通りに渋いです。

神出鬼没。

お客に「おっ!」と言わせる古書をさりげなく在庫。

屋台のオヤジと客の会話に何とも言われぬ味が。

白浪のお湯割(夏はロック)は一杯百円。

しかも、飲み屋じゃないから一杯のみ。

酔って煩い客には容赦なく「帰れ!」と叱責。

時にバイオリンを🎶キーコキコ。

マスコミやSNSは大嫌い。




いやはや、楽しい世界だ。






愛読している『本の雑誌』の2018年ベスト1に輝いたのだ。

って、最後は国分卓の『ノモレ』(既読)とじゃんけんで争っての勝利。

この辺りも実に笑わせるじゃないかw。







原作者の久住さんも Twitter でジワジワ宣伝w。







そして、じゃんけんで掴んだ勝利の事を犀門が投げかけたら、本人から返信頂いた。

そう、いつもとても気さくに対応してくれるのが好感度⤴︎の所以。

それに、同じ年の生まれ(学年は早生まれの自分が1つ上)だし、同じ中央線沿線ベースで親近感がある上に、その数々の著書や『孤独のグルメ』が面白いのは当然のこと、音楽やお酒を愛するあたりも共通項で嬉しいしね。




正月休み用に積んである3冊の本を読み終わったら、この『古本屋台』を飲みながら再読しよう。

楽しみ、楽しみ。




尚、原作者の久住さんが手掛けた、この本のPVもあります。

兄弟からのコメントもあります。

こちらからどうぞ。



208/1798

2019-01-02 | 読書
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2018年の読書メーター総括です。





昨年12月の読書冊数は…13冊。

中旬にちょっと厄介な本に突入してしまったので、ペースが狂ったかな。

昨年1年の読者冊数は…208冊。

毎年、200冊を読めればOKとしているので、読書生活は充実していた方であろう。

これで2010年から9年間のトータルが1798冊。

平均すると、年199.77冊。

惜しい。

何処かであと2冊読んでいたら…と、やや悔やまれる。

まぁ、その分は今年で何とか挽回しよう。




巷では若者の本離れが進んでいるらしい。

電子書籍は決して否定しないけど、やはり実際に紙の本を手にして読む楽しさは格別なのだ。

やめられない、止まらない。

今年もまた読書生活は続く…。

陸奥に熱くなる

2018-12-15 | 読書
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『アテルイ』の名前は知っていた。

そして、蝦夷を率いて坂上田村麻呂を大将とする朝廷軍と戦った事も知っていた。

この史実に興味はあったけど、詳しく掘り下げる作業は殆どしていなかった。

しかし…



この本に出会ってしまった。

そして、ググッと惹きつけられてしまった。

どんな本かって?。

【Amazon 解説】

辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。8世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弖流為は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、吉川英治文学賞受賞の傑作。




如何かな?。

この解説を読むだけでゾクッとしません?。

俄然、古き陸奥に飛んで行きたくなりません?。




ネットであれこれ探っていたら…



これを発見。

若きリーダー 阿弖流為(アテルイ)と、彼を補佐した軍師 母禮(モレ 作品では 母礼 と表記)の顕彰碑。

朝廷に逆らった事で斬首された2人ですが、坂上田村麻呂はその武勇と人間性を評価していたのですね。

こんな碑が京都の清水寺にあるなんてことを、全く知りませんでした。

京都に行くことがあったら、是非とも手を合わせたいものです。



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そして、古き陸奥についてもっと知らなければ!と呟いていたら、本の雑誌社の炎の営業部長さんに、同じ高橋克彦著の…



…『炎立つ』を推薦されました。

そして、第1巻『北の埋み火』、第2巻『燃える北天』も読了。

全5巻なので、焦らずじっくりと残りの3巻を読む予定であります。




あぁ、充実した読書生活だこと。





【後記】
この陸奥物の流れで盛岡在住のM.T.さんから 平谷美樹『柳は萌ゆる』もお勧め頂いて読んでみた。こちらは会津が新政府軍と戦った戊辰戦争に陸奥越列藩同盟として加わった盛岡藩の話だ。会津とは違った側面から新政府への何とももどかしい想いを描いていて実にジワジワ読ませる。

サボってはいけない

2018-07-03 | 読書
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暫く更新してなかった読書メーターが大変な事に。






いけない、いけない、慌てて溜まっていたデータを投入。



復活しましたとさ。

3000日

2018-03-23 | 読書
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軽度の活字中毒を患ってる犀門が2010年の正月から登録を始めた読書メーターが本日で3000日を経過したのでネタに。



この8年強の間に読んだ本は1650冊。

いやはや、沢山読んだこと。

この読書メーターの存在を知らなかった2010年以前に関しては手書きで記録してあるが、その総数は把握していない。

この分も遡って登録すれば完璧なのだが、その気力はないw。

それにしても1650冊だ。

単行本と文庫本の平均価格を1000円と考えると、実に165万円分読んだことになるじゃないか。

この数字は自分でも驚きだ。

勿論、大半の本は図書館で借りて読んでいるので実際の出費は1/3程度だと思うが、それにしてもである。

まぁ、その出費に比例して自分の心が潤ってるのだと思えば自己満足にしても納得出来るのだ。

さー、今後もバシバシ読みますよ📚。