みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

父の墓参り

2008-03-19 22:24:18 | Weblog
両親が亡くなってもう15年。父が89歳母が84歳で亡くなりました。65年の結婚生活だったのです。
長生きだったほうかもしれません。母が亡くなったのが1月。その年の3月には父が亡くなったのです。人には「仲がよかったんだね」といわれました。

母が亡くなったのは風邪を引いていたので薬を弟が飲ませて新年会があるので出かけて、帰ってきて様子を見に行ったら、呼吸をしていなかったので、すぐ医者を呼んだのだそうです。医者はそんなに強い風邪薬ではなかったといっていたそうですが。

突然の事なので父はびっくりし、力を落としたようです。

母の葬式には出ずに家に引きこもっていました。

子供の私たちから見ると父は威張っていて母は何でも言う事を聞いていたようです。でもお互いに頼りあっていたのでしょう。

とても力を落としてしまった父でしたが、母の49日には元気を出して親戚の人たちや私たちと一緒に食事をしたりして元気に振舞っていました。父の兄弟たちも「兄さんが元気になってよかった]と喜んでいたのです。

それから10日ほどして弟から電話があり今夜ごろ危ないと医者に言われたという電話があり急いで駆けつけたのです。

もう行ったときには意識はなくて、顎で呼吸するようになっていて、とても苦しそうだったのです。

父は母の49日をしなくてはと最後の力をふり絞っていたのでしょう。無事に終わらせる事が出来たとほっとして、力尽きてしまったのかもしれません。

晩年の両親は2人で旅行をしたり、娘1人は近くにおいておきたいという事ですぐ近くに妹を住まわせました。散歩のたびによって妹と話をするのが毎日の楽しみだったようです。

2ヶ月に1度くらい私の家に2,3泊しに来るのもとても楽しみだったようです。

帰るときに父が母に「母ちゃんMの家に来て楽しかったな~」といいながら帰っていったのを思い出します。

でも二人とも病院ではなくて自宅で亡くなったので世話をしてくれた弟夫婦には、感謝しています。

父の墓参りをしたら両親の事が懐かしくなって今日のブログはこんなのになってしまいました。お付き合いいただいた方ありがとうございました。



戸棚を整理したら私の母の着物やまだ縫っていない布地がたくさんあるのだけれどどうする?と聞かれたので見せてもらい、おいておいても捨ててしまうかもしれないと思って私が裂き織りや何かに使えると思ってもらうことにしました。
電車で行ったので今日は少しだけもって来ました。

帯はバックにし、姉妹に上げようかなと思ったり、洋裁は苦手だけれど練習のつもりで何かを作ろうかなと思っています。

又楽しみが増えました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは!mikoさん♪ (yun)
2008-03-20 12:01:06
御両親への思い・・・伝わりました。
60数年の結婚生活、すばらしいですね。
妹さんがお近くにいらして、
mikoさんのお宅に2,3泊で来られる
御両親にとっては何よりの楽しみだったことでしょう
お母様の後を追うようにお父様が・・・が出ます。

お母様の形見の品をmikoさんは手作りで形に残されれば一番置き土産に
お母様喜ばれることでしょう

仕上がりましたら観せてくださいネ
ステキなページでした
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yunさん ありがとう (miko)
2008-03-20 21:59:44
うれしいコメントを入れていただきありがとうございました。

実家に行って両親の写真を見たら、いろいろ思い出してブログに書いてしまいました。
母は和裁が好きだったので反物も縫わずに残っていたのですね。私は和裁、出来ません。母が出来たので習おうという、気がなかったのです。今思うと教えてもらっておけばよかったなと思います。

バックどんな形にしようかと思案中です。出来たらしますね。
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