みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

こんな本を

2020-06-05 11:18:13 | 読書
図書館、閉館していたけれどステップ2になったので閲覧は出来ないけれど予約をした本なら借りられるようになりました。
先日の読売新聞にがん患者の最後をホスピス作りに生涯をかけているという山崎章郎さんのことがシリーズで載っていました。
私はどんな人なのだろうと毎日読んでいました。

著書もたくさんあるという事で図書館も予約すれば借りられるので、検索をしてこんな本を借りてきました。

「病院で死ぬという事」という本です。私この頃こんな本ばかり読んでみたくなるのです。
1月に亡くなった息子のことを思って読んでいても涙が出てきてしまうのですが。

病院で亡くなった方のエピソードなどが書いてあるのですが。

息子は最後は4日間の入院でしたけれど、その前には何回か入退院を繰り返していましたから。
入院の前に外来で診察に行った時に医者に言われたのでしょうね。
家にいて、もしもの時には皆学校へ行ったり、、仕事に行ったり一人の時だったら大変だから入院したほうがいいからと、医者もその時が近いと思ったからのことでしょう。この本を読んでいると医者はもう近いという事が解るのですね。いろいろな場面の亡くなり方があります。

息子も入院をしていても腹水を抜くだけの治療(治療の方法がなかったのでしょう)これなら家にいて外来で週に1度腹水を抜きにくれば、という事で退院をして家にいたのでしょう。

Kちゃんから,陽ちゃんのピアノの発表会の写真が送られてきたことが有ります。
私は「パパに聞かせたかったね」と返信した時に「毎日寝ている傍で練習をしていたから聞いていたのよ」と返事がありました。
これも家にいてよかったんだなと思ったのです。

息子の死を考えながら、あてはめたりしながら読んでいます。
家族の話もありますから、
息子の気持ちはどうだったのだろうとか、Kちゃんの気持ちがどうだったのだろうかなどと思いながら。

長男には「お母さんそんな寂しく涙が出てきてしまう本は読まない方がいいよ」と言われてしまいそうですが。
他人事でも息子のことに当てはめたりして知りたいのです。
コメント
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