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⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

compiler 1.0 - Hardfloor

2006年03月27日 | ☆音楽生活
最近すっかりポップ耳になっていたのですが、
テクノを作んなきゃなんない関係で
なんとかしてテクノ耳を取り戻さなければ
ならないというところに、
たまたまHMVをウロウロしてたら
すっかり忘れていたこのブツが。

ああハードフロア様!! マジですんません!!
っていうか最近リリースペース早すぎです!!

あー、やっぱりハードフロアを聴いていると
長い旅から
自宅に帰ってきたかのように落ち着きます。
あくまでオイラの場合ですが。
おかげさまでテクノ耳は
すっかり取り戻すことができましたよ。

このCDは
ハードフロアがここ数年に出していた
アナログ盤の曲を選りすぐって収録したものです。
言うなればシングルコレクション。
そのためか、ほぼ全曲変化球なしのストレートです。
もはや極まりきってしまった
王道のハードフロアサウンド。
技巧的な303もファンクな909も
緻密なリズム構成も健在で
キング・オブ・アシッドの座が
ゆるぐ様相は全く見せません。

確かda damn phreak noize phunk
(ハードフロアのトリップホップ名義)の新作も
近くに控えているという話でしたが、
逆にこっちは新作が出るたびに
目覚ましい進化を遂げているので
これも期待でワクワクしてます。

1.0のナンバリングは衰えのないやる気の証。
PSE法もなんのそのの勢いで
頑張って欲しいです。


ちなみに、ハードフロアの公式サイトでは
シングル曲(つまり、今回のCD収録曲)の大半を、
フルサイズで試聴することができちゃいます。
興味を持った方は是非とも。

YMCK『ファミリーレーシング』リリースパーティ  その2

2006年03月13日 | ☆音楽生活

・いよいよYMCK登場・・・の前に。
 『ファミリーレーシング』のプロローグとしてのPVが。
 いかにもゲームのオープニングデモって感じです。
 CDのブックレットに書いてあった登場人物たちの
 意外な背景が明らかに。
 YMCKがレースに参加したわけは・・・ただのノリらしいです(笑)

・レースクイーン4人が入場してきて、
 レース開始前の緊張を否が応にも盛り立てます。

・いよいよレーススタート。
 1曲目「パニックレーサー005」のエンジン音と同時に、
 スーツ姿のYokemuraさん、Nakamuraさん
 そしてレトロなレーサースタイルのMidoriさん!

・リーダーのYokemuraさんは表情の明るい
 お兄さんタイプの人でした。
 逆に、主に映像担当のNakamuraさんは
 髪が長目でクールな印象です。
 どっちもモテモテなんだろうなあー。

・そしてヴォーカルのMidoriさん、
 ちょっとオイラのおばさん(注:美人)に似てる。
 振り付けノリノリです。めっちゃ楽しそう。

・ステージをよく見たら、Nakamuraさんが演奏してるキーボードは、
 
コナミ音ゲーの前世的存在
 『ドレミッコ』の専用コントローラー!!!?
 マニアックすぎ!!!!

・Yokemuraさんもファミコンのコントローラーに
 音階がリアルタイムで変化するアルペジエーターを
 仕込んでいた模様。
 「POW*POW」でのアドリブに使ってました。
 これぞ8Bitジャズ!

・CONSUMERSさんとのコラボ作品も登場。
 世界の言葉でこんにちはをしながら
 どいつもこいつも吹っ飛ばせ。
 PVも相変わらずクオリティ高いです。

・「カモン! スウィングオールスターズ」で、
 いきなりMidoriさんがハデな衣装で再登場。
 ふだんのドット絵からは想像できません.

・しかも"タカタタッタタッタッタ"のフレーズでは
 PVに本当にサトームセンのあの人が出てきちゃいました。
 会場がどよめいてます。

・"ねこはかせ"の命令で、指定したとおりの効果音を作る
 YokemuraさんとNakamuraさん。
 ねこはかせのリアクションが絶妙で
 会場は大爆笑でした。
 っていうか画面がモロに『コナミ ワイワイワールド』なんですけど。

・Yokemuraさんが、『ファミリーミュージック』のライナーで言ってた
 拍を読み間違えて憶えていた曲というのは、
 『たけしの戦国風雲児』のタイトルBGMのことだった模様。
 オイラにはわかったぞーーーー!!

・おそらく最大の目玉のひとつ「ロッケンロールランデブー」。
 YMCKメンバーが16連射に挑戦しますが
 うまく行くはずもなく。
 ・・・・・でもYokemuraさん、意外と連射速いじゃないですか。

 「おいお~い、しょう~がないなあ~。
  俺が手を貸してやるよ! 見てろよ~?」


 
高橋名人、登場!! 
 そのまま16連射!!
 
会場、大爆発!!!


・でもボタン音の"チュイーン"は、あれコナミですよね?

・その後、なんと『グレートキャラバン'87』や『BUGってハニー』の
 YMCKバージョンが披露!!!
 もちろんMidoriさんと名人のデュエット!!
 キャラバン世代には思わぬご褒美です。

・PVも名人へのリスペクトがあふれまくり、
 『キャラバン』の時は歴代キャラバンシューティングの機体が
 (PCエンジン版すら巻き込んで)ところ狭しと動き回る!
 『Bugってハニー』は今や幻のアニメ版を
 忠実にドットに落とし込む始末。
 こ、こ、こんなマニアックすぎる仕掛けがわかるやつ、
 この会場で何人いるんだ!!!

・「魚のまばたき」で、エイプリルズのイグチさん再登場。
 それもMidoriさんとペアルックで!

 ノリノリのMidoriさんと無表情のイグチさんが見事に好対照です。

・イマイさんも出てきたと思ったら、
 今度はなんと「パン・ダ」のYMCKバージョン!
 着ぐるみパンダも登場し、
 PVももちろんドット絵にリアレンジ。
 "ミンチングパンダ"が控えめな表現になってました(笑)

・「Yellow,Magenta,Cyan And Black(YMCKのテーマ) 」を経て、
 ひととおり終了。
 もちろんアンコールは欠かしません。

 Yokemura「もうあんまり曲が残ってないんですけど・・・(笑)」

 出し切ってますねえ・・・・


・アンコールナンバーは「Magical 8bit Tour」。
 みんなの手拍子に見送られて
 華やかに終了いたしました。



徹頭徹尾サービス満点でした。
ゲーム好きのインディーポップ好きのテクノ好きで
本当に良かったです。
引用されていたゲームネタもほとんどわかったし、
恐らく会場で一番楽しめたのは
オイラだったんじゃないでしょうか、なんて。
だからこそ、こんなにも長々と書かせてもらったんですけどね。
ゲーム好きであることには
たまに引け目を感じることもあったんですが、
このライブに行ったらどうでもよくなっちゃいました。

こんな奇跡的なイベントは
この先あんまり無いと思いますけど、
YMCKはこの先も追っかけ続けたいですね。
ピコ音一辺倒から離れても全然平気ですよ、オイラは。
あ、もちろんCONSUMERSとエイプリルズも!


YMCK『ファミリーレーシング』リリースパーティ - YMCK/エイプリルズ etc.

2006年03月12日 | ☆音楽生活

タイトル長くなりすぎて
全アーティストさんの名前が入りませんでした・・・
YMCK / エイプリルズ / CONSUMERS
そしてスペシャルゲストに高橋名人、です。

なにせ目当てじゃない人が
一人もいないんですよ。
YMCKはもちろん、
エイプリルズは前々からのファンですし、
CONSUMERSさんはチップチューン界じゃあ著名な存在。
そして、キャラバン世代のオイラ。
これでこのライブに行かなくっちゃどうするって話です。

結論から先に言うと、
正義とか常識まるごとひっくりかえりましたとも、ええ。
憶えてることを、極力箇条書きにしていきます。
それでも長くなりそうなので、2日に分けて。



・会場となった表参道FAB。
 よく見たら仕事場から歩いて10分じゃん・・・

・会場前には長蛇の列。
 狭い通路なので警備員さんも整理に必死です。

・来ている人を見ていると
 なんだか見事にファッションがバラバラ。
 下北系から秋葉系まで色とりどり(?)です。

・とりあえず的にTシャツゲット。
 メンバーのドット絵が印刷されている白いシャツ。
 着るべきか飾るべきか迷ってます。

・ライブのメンツがドット絵で表現されておりましたが、
 高橋名人だけは『冒険島』のあのドット絵(笑)


CONSUMERSさんのライブ。
 実はこれまでテクノとしてのチップチューンって
 ピンと来てなかったんですけど、
 爆音だとやっぱり受ける印象がまるで違います。
 踊れなかったのがすごく残念。

・曲も凄かったけどBABさんのVJも凄かったです。
 どっかで見たことのあるような
 オリジナルレトロゲームのプレイ映像が
 楽曲と完全にシンクロしてます。
 CONSUMERSさんの振り付けもコミカルで面白い!

・電子レンジを開けるとゲームボーイがーーー。
 そのままアンプに繋ぎ、起動音の「コイーン」もしっかり再生。

・トリ曲『House Watch』の映像は特筆もの。
 任天堂『ゲームウォッチ』のキャラクターたちが
 街中を舞台に大暴れです。もちろんモーションは完全同期。


・エイプリルズさん登場。
 生イマイさんだ! 生イグチさんだ! 生ショトクジさんだ!
 サポートのギターは生ワキヤさんだ!(Plus-tech Squeeze Box)

・イマイさんとイグチさんの黒と赤のスーツがかわいすぎます。
 イマイさんのハニースマイルも含めて男女問わずメロメロだぜ。
 
・「ASTRO」、「パン・ダ」をはじめ、代表曲を惜しげもなく連発。
 『ファミリーレーシング』ボーナスCDに入っていた
 「パニックレーサー005」のリミックスもしっかり披露してました。
 キー低かったけど(笑)

・イグチさん、進行にテンパりまくり。
 見た感じ、どうも人前が苦手っぽいです。がんばれー。
 でも基本的に無表情だったのは、そういう作風なのかも。
 かわいいからいいんです(ぉ)

・機材トラブルもちょくちょく。
 勝手に音が鳴ってしまったり映像がうまく動かなかったり。
 新しい試みをしようとしてギリギリまで試行錯誤していたようです。

 イマイ「ナカマくん(映像担当サポートメンバー)昨日寝てないんだよね?」
 ナカマ「3日寝てません・・・」

イグチ「トゥインクルスターなんとかって曲を・・・」
 
 ・・・曲名もうろ憶えなんかい!(笑)

イマイ「エイプリルズは2人のバンドじゃないんです!
     ドラムのショトクジと合わせて3人ですから!(笑)」


 やっぱりよく誤解されるのかしら。

イマイ「Twinkle of the stars, Little Stars, Shining Starsのピコピコは
     YMCKのYokemuraさんに作ってもらったんです」
 イグチ「へーそうなんだ。
     なかなかやるじゃん。って思ってたけど」

・エイプリルズの宣伝関係もしっかり。
 4月にイマイさんがDJとして出るイベント、
 会場が今回以上に仕事場にめっちゃ近!
 たぶん行きます。


そしていよいよYMCKの登場となるわけですが、
書くことがさらにたくさんあるので、また明日。



※ここまで書いて、下書きのまんま投稿しちゃってました!
 しょうがないので日付を直さずに、12日に投稿したことにしちゃいます。
 ズルい?


ファミリーレーシング (ボーナスディスク付属版) - YMCK

2006年02月23日 | ☆音楽生活
帰省中、非ファミコン世代の妹を巻き込んでの
ヘヴィローテーションでした。
大傑作。
全編ハッピーに突っ走ります。
歌詞とメロディのキャッチーさも、
すごいを通り越して、もはや「ひどい」!!
全曲がうっかり鼻歌候補です。

まだ聴いてないひとは
ヘンな偏見は捨ててさっさと聴いてしまいなさい。
ファミコン世代のオジンオバンどもだけに聴かせておくのは
あまりにももったいないですよ。
高橋名人が邪魔に思えるくらいです。
うそうそウソですってば!
もうガンガン売れて欲しいですね。
マイナーな存在がメジャーになるの大歓迎。


あ、特典CDも素晴らしいデキでしたよ。
(先々週の時点でですが、
 下北沢ヴィレッジヴァンガードに
 けっこう在庫が残ってました)
Milky Blueのリミックスが
原曲破壊系マジテクノでビックリ。
ひっさびさに見たなあ~、こういうの。

ゴールデン☆ベスト 「P-MODEL」&「big body」 - P-MODEL

2006年02月09日 | ☆音楽生活
ずっと以前から気にはなっていたんですが、
あおり文句での「テクノ」という単語の
使われ方の浮きっぷりや、
なんとなくカルトそうという偏見から
敬遠してしまっていたP-MODEL。
とくに熱狂的なファンでもないですし
パッケージにこだわる理由もないので、
お買い得そうなコレをチョイスして聴いてみました。

不覚にも大ヒットでした・・・。
そうそうそう、たまにはこういう
メロディアスかつハードな
電子音が聴きたかったのですよ。
黙ってもっと早く聴いておけばよかったです。
この間のYMCKとのギャップもあって
倍楽しめた感じがします。
面白いくらい正反対。
(あ、YMCKも大好きという意味ですからね)
しばらく追っかけまくりそうですねえ。

ジャンル的には、
プログレ? ニューウェーヴ? テクノポップ?
むかーーーし、
ほぼ完璧にコピーされていた(らしい)BMSの
『偉大なる頭脳』ではプログレに定義されてましたし、
(あ、激レアなんで探しても無駄です)
恐らく同系統の音だったBMSの
『Lifemeter UP&DOWN』もプログレと名乗ってましたが、
こういうのもプログレって言うのかしら。

クラフトワークも本来は
プログレという定義だったみたいですしね。

ファミリーミュージック - YMCK

2006年01月31日 | ☆音楽生活
この間勢いで買ったというやつです。
なにげに聴いたことなかったのですよ。

さすがにファミコンの音源まんまは
物足りないかなーとか思っていたんですが
声が入るだけでずいぶんと印象が変わりますね。
しかもメロディも声も、好みにドンピシャです。
ジャズ調のサウンドだってのは
知らなかったわけなんですけど、
なるほどファミコン音源には
ジャズが一番ピッタリ来るんですよね。私見ですけど。
三角波(※)のぶっといベースがすごく際立つのですよ。
アイスクライマーとかエキサイトバイクとか・・・
マザーの戦闘音楽のやつも大好きですね。
まあそんなふうで大満足。
しばらくしたら『ファミリーレーシング』も買います。

実機でやったら
いくら容量使うんだよっていうような
ファミコン時代には実現できなさそうな処理も
いさぎよくやっちゃってる点もよし。
ファミコン世代ならたまらないとか
よく言われている人たちだけど、
ファミコン時代を知らない人にこそ
聴いてもらうべき音楽だと思います。
単純波形はピアノやギターに並ぶ
ワールドスタンダードなのだと信じたい。



※間違えて矩形波って書いてました。すみません。

今更知った事

2006年01月20日 | ☆音楽生活
http://www.1101.com/iPod/2006-01-12.html


iTunesにCDを取り込むときに
「CDトラックを統合」を設定しておけば、
複数トラックをひとまとまりにして
扱うことができるんです。
私のはウィンドウズ版ですが
(1)シフトキーを押しながら
   複数のトラックをクリックして選択する
(2)iTunesのメニューの
【詳細設定】→ 【CDトラックの結合】をクリックする
以上の手順で、複数のトラックを1曲にしてくれて
無音がなくなり、またシャッフルなどもされません。



知りませんでしたーーーーっきしょーーーーー!!

今まで苦労して管理していたMIX-CDなどのデータを
全部入れ替える事になりそうです。
でもこんなこと、どこに書いてあったんでしょう・・・

実を言うと、MP3など
他のフォーマットの音声ファイルの
iTunesでの管理の仕方も
いまひとつわかっておりません。
投稿してみますかね・・・

Future in Light - ケン・イシイ

2005年11月30日 | ☆音楽生活
もう今更聴いたのがどうだとか
いちいち言わない・・・ように気をつけます。
断言は自信ないや。


これまでの自分にとって
ケンイシイは言わば鬼門でして、
過去に何度か聴いてみては
ピンと来ないまま苦手意識を持っておりました。
名作と名高い『Jelly Tones』などもそうです。
FLR名義の『Easy Filters』には少し反応できましたが、
限定盤2枚目リミックス集のほうが
好きだったりしますからねえ。

また聴いてみるきっかけになったのは、
少し前に聴いた『Electric-Brain』収録曲が
けっこう好みだったことと、
最近のケンイシイのインタビューなどで言っていることが
かなり親しみやすい印象があったことです。
以前の言動はもうちょっと閉じた感じだったと思うんですが。
DJ活動で世界を巡っているうちに
色々と心境の変化があったらしいですけどね。

この『Future in Light』というタイトルも
ポジティブな未来観を想起させるもので
オイラの理想とマッチしていたので、
気にならないほうがおかしいのです。
・・・それに数年間気付いていないあたり、
食わず嫌いっぷりを露呈してしまっておりますが。
いや食ってるんですけどね・・・一応。


閑話休題。
ともあれ内容のほうですが、
期待していた通りのものでした。
インテリくささや気負いはほとんどなく
純粋な娯楽作品として楽しめます・・と言うより、
娯楽作品そのものです。
メロディも重視されているので
あらゆる人に受け入れられそうな雰囲気。
いまどきのテクノにしては
大胆なくらいシンプルな作りだと思いますが
(そうでもない? 因みに誉め言葉です)
音まわりには細やかな気遣いが感じられて、
たぶんこの辺がケンイシイらしさってことなんですかねえ。


機会があればまた過去作にも再挑戦してみることにします。
それでも駄目だったら駄目だったで、
思想と音楽の双方向性について
色々と思い巡らすきっかけになれば・・・とか、
なーに言ってんだ、オイラは。

ケンイシイファンの方々には
申し訳ない文章なのかも知れませんが、どうかお手柔らかに・・・

CARTOOOM! - Plus-Tech Squeeze Box

2005年11月11日 | ☆音楽生活
これもけっこう今更買っちゃいました感が。
ポップでキッチュでハードコア。
ジャケ絵の印象から全編ドタバタかと思いきや
かなり変化に富んだ内容でこれはこれで濃いぃです。
ギッシリ濃密30分って感じ。
もちろんヘビーローテ決定。

いよいよもって最近テクノを買ってません。
まずいなあ。

L.D.K. Lounge Designers Killer - capsule

2005年09月26日 | ☆音楽生活
で、こっちも買いました。
音楽ファンの間ではもはや
説明不要になってきつつある?カプセルの新作です。
え、カタカナで書いちゃ駄目ですか。

毎回同じようで毎回違うというのが
彼らの味でございますが、
今回のアルバムは、その違いの度合いが
今までよりも大きいような気がします。

四つ打ちの曲は多いですし、
メインメロの動き自体は、いつもに比べて大人しめ。
それなのに全体的な印象で言うと、
むしろ、いつも以上に暴れているような・・・
個人的にはちょっと、怖さすら感じました。ほんとに。
"もん!"や"たべたいー"の子供っぽい響きも
なぜかシリアスさを演出している気がしてなりません。
こんなことを感じたのは
オイラだけかも知れませんけれども。

あ、もちろんお気に入りですよ。
capsuleのアルバムは今まで、
常に最新作が一番のお気に入りになっておりましたが、
今回も例外なく。
テクノ好きの宿命と言うべきか、
やっぱり一番好きなのは、表題曲でもある
「Lounge Designers Killer」です。
キュートなのにカッコいい!!

Electric-Brain feat. Astroboy - Various Artists

2005年09月25日 | ☆音楽生活
今更ながら購入してみました。
capsuleの新譜も買ったけど
なんとなくこっちを先に紹介。

二年前ほど前に、『鉄腕アトム』の主人公である
アトムの誕生日(原作で設定されている2003年4月7日)
を記念して発売された、
アトムをテーマとしたコンピレーションアルバムです。

オイラは手塚ファンを一応自称しながらも、
『鉄腕アトム』自体、原作をちゃんと読んだ事がなくて、
いま文庫を集めに奔走しているところなのでした。
「史上最強のロボット」が収録されている7巻が
どこに行っても売り切れていて、困っておりますが。

それはともかく、興味も深まってきたころだし、
テクノからも最近ちょっと遠ざかり気味だったので
ちょうどいいかと思い、軽い気持ちで手を出してみたのでした。
テーマ的にもメンツ的にも、
もっとややっこしい音かも知れないと
危惧(偏見です)していたのですが、
そんなことはなかったです。
どの曲も遊び心にあふれた、
非常にポジティブなつくりになっております。
CD前半の曲は基本的にバッキバキながらも
ちゃんとコミカルさを併せ持っておりますし、
後半は後半でアイデア満載な曲が多く、
それでいて娯楽性が決して失われていないのが
個人的にかなり嬉しかったです。
トリの「ASTROVO」の壮大さとかもう反則。

世間的にも、
テクノファンの評価はかなり良かったみたいですね。
原作ファンの評価が気になりますが、
にわかファンのオイラの視点からすると
満点でございますよ。
文字通り"心優しく力強い"アルバムです。
アトムを知らない人、テクノを知らない人、
どちらの方もぜひ一聴を。そんな一枚。

わりと独り言

2005年08月31日 | ☆音楽生活
この間言った耳コピの件ですが、
思いのほか、はかどっています・・・。
4、5日で2曲ぶんは模写してしまいました。
作業としては別に早くないでしょうけれど、
集中の度合いがいつも以上です。なんなのこれ。
MIDI作家さんの作品などを
参考にさせてもらったりしているんで
難易度的にはどうなのかわかりませんけど。

再現が楽しいという事なのか、
想像をふくらませて
アレンジを加えるのが楽しいのか。
前者だけだったとしたら、
ずいぶん保守的なイメージですねえ・・・
まぁ、未知の領域に踏み込んだ事による
高揚感がオイラを突き動かすのだろう、と前向きに捉えてみます。

何をコピーしてみたかは、まだ秘密です。
とりあえず2曲ともレトロゲームです、とだけ。
うち1曲は、ほぼ確実にBMS化できそう。

費やす時間についてヒトリゴト

2005年08月22日 | ☆音楽生活
最近、あんまりCDを買っていないような気がします。
iPodを買ったことによる影響なのは
間違いないのですが。

いま現在、iPodに入れた楽曲を
とにかく全部一回ずつ聴くという「作業」をしています。
聴きこんでいなかったCDから、
自分好みの楽曲を発掘するための行為ですね。

1日に音楽を聴く機会があるのは
だいたい3時間くらい(通勤距離が長い)で、
それを毎日続けているわけですが、
それでもギリギリ20Gは膨大な量で、2、3ヶ月経った今でも
一巡できていません。
ピン楽曲(?)でもう1、2ヶ月はかかる目算で、
別カテゴリにしておいたDJ-MIX、ノンストップもののCDを入れると
さらなる月日を費やす事になりそうです。

つまり、例えばの話、
バカ正直に、全ての楽曲をまんべんなく聴く生活をしようとするならば、
それぞれの曲は半年に一度しか聴けない、ということになります。
実際は、気に入った曲を中心に聴くことになるでしょうから
もうちょっとサイクルは短くなるでしょうが、
それでも数ヶ月に一度。
通勤時間が短くなってしまうなら、
オイラの場合は、1日に聴く音楽の量はさらに減ると思います。

オイラは基本的に、大好きな曲であっても
連続でリピートさせる、ということは
まずしないのですが(BMSであってすら、そうです)
それでも時間が足りなくなるということは・・・ええと。

どうすりゃいいんですかね?

無駄にCDを買いすぎたのかなあ、という感情がまず最初に来るのですが、
世の中の音楽ファンはオイラなんか及びもつかないほどの
音源を持っていることと思われますし、
それを聴く時間をどうやって割いているのか、を
知りたいような気もします。

ゲームのほうでも似たような悩みはありますが、
こっちは"いずれ終わらせることのできる娯楽"がほとんどで、
区切りがつくという点で音楽よりは気がラクです。
ただ、RPGなぞをやっていて、プレイ時間が何十時間とか表示されると
そのたびにプレッシャーを受けてしまうんですが・・・
・・・あの時間表示、なくしてくれませんかねえ。
タイムアタックという需要もあるだけに、難しいんでしょうけど。

閑話休題。
とりあえずは、iPod全曲聴き行脚を終わらせてから
また考えてみようかなあと思っております。
見えてくるものが・・・あるのかどうか。


最後に関係ない話をすると、
大抵のインイヤ型イヤホンは、
オイラの耳に合わないことが判明してしまって
とっても悲しいです。
ちゃんと試着してみて良かったんだか、なんなんだか。

Amen Brotherを聴く

2005年08月05日 | ☆音楽生活
この前ちょっとボヤいていた
Amen Brotherの原曲ですが、
某氏の協力で聴く機会に恵まれました。
・・・なんとなく名前は伏せます。
あれだけ多用されてて
著作権云々もあるのかわかったもんじゃないですけど。
(本人様が名乗り出たらそれはそれでよし)

えーと、一応解説しておくならば、
このAmen Brotherという曲のドラムソロは
"アーメン"で通じてしまうほど有名なサンプリング音の元ネタで、
ジャングル、ドラムンベースを中心に
数え切れないくらいの打ち込み系楽曲に流用されているわけです。
オイラも一応使った事があります。
文字であらわすと
「ずんずんだんすこすこすかだんすこ」
とか、そんな感じ。

で、原曲を聴いてみての感想なんですが。
・・・意外なことに、ホントにそのまんまなんですね。
ちょっとはEQなりエフェクトなり、
加工されて使われているのかと思いましたが。
(勿論作品によっては、加工されまくっているものもあります)
と言うことは、やっぱりリズムの構成がどうこうよりは
元ネタの音が重要、ということでしょうか・・・
ケースにもよりそうですけれども。
うーん、サンプリングCDが重宝されるわけです。

正直勉強になったかどうだかよくわかってないんですが、
どファンキーでかっこいいですねえ、この曲。
この系統、聴きあさってみたいかも知れません。
でもレアグルーヴの範疇に入っちゃうのかな・・・
このAmenもアナログからの録音みたいでしたし。

いやホント

2005年08月02日 | ☆音楽生活
感心させられますよ。
iPodまわりのアイデアには・・・

キズがつくのなら、隠してしまえばいい。
ただ隠すのではなく、そこを個性を発揮する場所にしてしまえばいい。
なんて、ポジティブで合理的なんだ。

たとえばオイラは、
iPod shuffleの売り方に非常に興味がありまして。
"たった512MB/1GBしか入らない、画面操作ができない"状況を、
"あえてそうした理由がある"として売り出して、
その狙いが当たったと言うのは、凄いことだと思うのです。
いくら値段が安くたって、不便性に目をつけられてしまえば
不利なもんは不利に決まってます。
それを言葉ひとつでひっくり返してしまったわけですからね。

つまらないと思われがちな世の中を、
楽しい視点で見るということのヒントはこういうところにある、
という気さえしてきます。
本質という言葉に捉われ"すぎて"、
ものの見方に制限を設けてしまう生き方は、正しいのか。
ドン・キホーテは「現実は真実の敵だ!!」と叫んだ。らしいです(伝聞かい)

それでも、自分は騙されたくないんだ、と思う人は多いと思います。
でも多分それが、「若い時期」ということなのだと言うか、
騙されないためのスキルが身についたからこそ、楽しめる現実がある。
それがわかるようになった状態というのが、
とりあえず「オトナ」ってことなのかなあ、と、
精神的にまだまだガキである自分は色々想像するわけです。

いやー暴走してなにを書いてるんでしょうね。でも投稿しちゃうよー。