2019年8月6日(火)
夕方になると、ゴロゴロと雷の音がするが、雨は降って来ない。
慌てて洗濯を取りこんで、家の中で待機しているのに。
夕方にひと雨降れば少しは涼しくなるだろうに。
洗濯や掃除が終わってひと休みしているときにドアチャイムが鳴った。
開けてみると30代くらいのポチャッとした女性がニコニコして立っていた。
宗教のお勧めである。
暑い中、汗をふきふき私を誘う。
「ぜひ一度お話を聞きに来てください」
「宗教と言うと、『お札を買いなさい』とか『お払いするのにいくらかかります』とかお金のイメージがあると思いますが、そういう宗教ではありませんから」
「なぜ、こんなことが起きたのかを気付くことが出来ます」
「みんなでお経を唱えて、幸せになりましょう」
こういう方のご訪問に「必要ないから帰ってください」と言えない私。
ついつい、私の宗教観を話してしまう。
「私はどの宗教も信仰していません。私は神様や仏様はそんなケチな方だとは思っていませんから、宗教をやっている人だけを救うなんてことはないと思っています」
「私が信用しているのは自分です。せめて自分だけでも自分を信用してあげなくては自分がかわいそうです」
などと長話だったので、気がついた彼が戻ってきて「ちょっと急用がありますから」とドアを閉めた。
ちょっとありがとうで、ちょっと残念。
多くの人の幸せを願うことはとても良いことです。
そのために宗教活動をすることを批判はしません。
ただ、宗教活動をしない人は幸せになれないとは思わないでください。
宗教活動をしない人も幸せになれるように祈ってください。
それが世界平和だと思います。
<課題>
どうして人は助かりたいと思うのでしょうか。
助かることは幸せなことなのでしょうか。