「コロナが怖いから休場したい」と表明した力士が引退を表明しました。
日本相撲協会は今年1月末に14人の引退を発表しました。「コロナが怖い」ので休場は無理である。「出場するか、やめるか」の選択を本人に迫った結果、引退をせざるをえなくなったのです。
新型コロナウイルスに感染すれば、年齢が若くても後遺症に苦しむこともあると言われています。
なぜ休場が許されないのでしょうか。
それだけではなく、大相撲界で外国人力士は冷遇されます。モンゴル人の横綱に休場が多いからという理由で、横綱審議委員会は実質引退勧告に近い「注意」をしました。
NHKの大相撲中継では、「日本人に優勝してほしい」「日本人が横綱になってほしい」という願いと受け取られる発言がテレビで流れています。
「評議員や親方は日本国籍を有するものに限る」などの規定が通る日本は、あまりにも時代遅れであるように思います。
「国技」だから日本固有の規定に則るというのは、いまや受け入れられない慣習であると思います。
世界的、グローバル的な通念に合致するのが国技ではないでしょうか。