箕面三中 校長室からのメッセージ

おもに保護者のみなさまに向けたメッセージです。生徒の近況を伝えるとともに、教育と子育てについての情報をお伝えします。

練習こそがすべて

2018年07月31日 12時33分30秒 | 校長からのメッセージ




本日は、バレーボールサントリー大会が、サントリー体育館(箕面市)で開催され、予選を勝ち抜いた中学が集まりました。

箕面三中からは、男子バレーボール部が出場しました。

サントリー杯は、バレーボール部なら、どの中学校も出場を目指して、練習を重ねてくる大会です。

練習といえば、次の言葉があります。


Everything is practice.

この言葉を残したのは、もとサッカー選手のペレでした。

「すべては練習(のなか)にある」という意味でしょうか。

20世紀最高のサッカー選手といわれる、もとブラジル代表の彼は、現役22年間に1363試合に出場しました。

その中で、1281得点をあげました。


彼は言いました。この大記録をあげたのは、ただ練習しただけだったと。

練習が、継続する力を生み出し、次のステッへと
彼を押し上げたのでした。



さて、一方、いまの中学生たちは、たくさんやることがあります。

学習をしなければならない。

習い事の塾にも行かなければならない。

夏休みなら、家族との行事もあります。

学習塾に行っている子もいる。

その中で、夏休みも部活だけやっていればいいというものではない。

さらに、今年のような暑さでは、部活の練習時間もかぎられます。

グランド系の部活は、今年の夏休みの場合、暑さ指数が28度を越える前の朝の7時から、または朝の8時半から90分程度の練習時間を基本としています。

たくさんやることがあるうえに、制限された練習時間のなかでも、三中生は懸命に練習に取り組んでいます。

そんな生徒たちをみていると、私はいつも感心させられます。

かつ、学習にも一定程度以上に頑張っています。

じつは、3年生が4月に行った全国学力学習状況調査の学校結果が、先日返ってきました。

後日、けすべての領域・観点において、全国との関係でみても、国語・数学・理科の、3教科すべて高学力・好結果が出ていました。

平素から、概して何事にも真面目に取り組む三中生らしい結果だったと考えています。

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すこし爽やかな夏の日

2018年07月30日 12時46分57秒 | 校長からのメッセージ

台風が通過してから、あの猛暑がいくぶんかは和らいだように感じます。

実際に暑さ指数は、今日も午前中の早くから28をこえることはありませんでした。

通り過ぎた台風の影響か、風があり、いくぶん爽やかな午前を過ごすことができました。

今日は、第二総合グランドでテニス部男女の箕面市中体連大会がありました。

この大会は暑さ対策のため、今年は13時に終了します。






また、服部緑地陸上競技場では、豊中総体がありました。

観覧席にいると、かなり強い風が吹き、日よけのシートを張っている学校は飛ばされそうでした。

多くのクラブが、3年生にとっては、最後の試合を迎えています。

3年生のみなさんは、悔いが残らぬよう、最後までがんばってください。

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親が怖い

2018年07月29日 18時15分01秒 | 校長からのメッセージ


最近では、反抗期がないという子どもがいます。

思春期になり、反抗期がない子どもは、ある意味で心配です。

子どもに、反抗期がない理由はいくつか考えられますが、その一つに「親が怖いから」があります。

親がしっかりしすぎていて、親が怖く反抗なんかできないという子がいます。

「怖い人」というのは、父親の場合が多く、小さいときからちょっとしたことで怒られた。殴られたことが何度もある、

このような場合は、身体的虐待と捉えますが、それ以外に、心理的虐待もあります。

いつも機嫌が悪いとか、ちょっとしたことで大声で怒鳴りつけられたので怖かった。

だから、怖くて反抗などできない。

親が怖くて、反抗できずに育った子は、自分に自信がもちにくくなります。

自分の考えを主張できにくくなります。

恐怖心が強く、人を怒らせるのが怖く、他者に対して自分の考えや意見を言えないのです。

何でも親の言う通りにしなければならなかった子どもは、自由がなかったので、自分で決めることも苦手です。

社会人になると、仕事を断ることができずに、何でもやることになるので、無理な仕事を押し付けられてもやってしまい、うまくいかず、また怒られるという負の連鎖にも陥ることもあるようです。

DV・虐待は、これほどまでに深刻な影響を、子どもに与えます。
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限界を突破させる応援

2018年07月28日 19時46分07秒 | 校長からのメッセージ


今日は、箕面三中を会場に、サッカーの池田箕面大会が行われ、三中は彩都の丘学園と対戦しました。

夏休みに入り、今日がいちばん涼しい日でした。

暑さ指数も、
7時 25.5
8時 26.3
9時 26.1
10時 25.7
11時 25.8
12時 26.5
13時 27.3
14時 27.8
15時 29.1
というように、28を超えたのが、14時を過ぎてからでした。

昨日までは、連日、午前中に28を超えていましたので、今日は運動もしやすかったです。

顧問の方も、熱中症の予防管理という点では、少しは安心しながら、監督できました。


さて、三中を会場に大会をするのと、三中以外の会場で大会をするのには、大きな違いがあります。

それは、プレーヤーにとっては、日々練習をしているグランドであり、勝手がわかっているので、やはり有利であるという点が思いつきます。

もう一つの違いは、当該クラブ以外の三中生徒の観戦・応援があることです。

部活を終わった生徒や、部活を中断してグランドに集まった生徒たちが、観戦と応援をしてくれました。

私は、「応援のチカラ」は大きいと、常に思っています。

ですから、体育祭のときも、生徒たちには、「自分のクラスをしっかり応援しよう」と呼びかけます。

応援の中でも、大きな歓声が効果的だと思います。

今日も、観ていた生徒たちは、途中から「おっせ、おせ、おせ、おせ、おせ三中!」、「いっけ、いけ、いけ、いけ、いけ三中!」のエールを送ってくれました。

この声は必ずプレーヤーに届きます。

そして、時として、プレーヤーがこれで自分としては精一杯と感じていても、歓声が届くことで、もうひとつダッシュできるとか、もうひと踏ん張りできるとかということが、実際に起こるのです。

これを、私は「限界を突破させる応援」とよび、生徒たちには、応援のチカラを説いています。

結果的に、三中サッカー部は、今日、勝利しました。
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保護者あっての部活

2018年07月27日 13時43分54秒 | 校長からのメッセージ



本当にうだるような暑さが続いていますが、本日は豊中ローズ球場で、野球部豊能地区大会が行われ、三中も出場しました。

野球部は、昨年8月までは準硬式でしたが、箕面市内の中学校は、9月からは徐々に軟式に移行しました。

そこで、箕面市の中学校は中体連軟式野球の部に参入していきました。

したがって、三中野球部の3年生の部員たちは、2年生の途中から、準硬式から軟式にかわった学年です。

その彼らは、早いものでもう引退の時期を迎えています。



今日も野球部保護者のみなさんが、応援と選手のサポートに駆けつけてくださいました。

この暑い中、ありがとうございます。

私が、昔、部活顧問をしていた頃は、保護者の方が試合の応援や選手のサポートに来られることは、ほとんどありませんでした。

しかし、時代もかわり、どの部も保護者やご家族が試合に来られるのは、普通になりました。隔世の感があります。

実際、私だって、自分の娘が中学生のとき、部活の応援に行きました。

加えて、昨今のこの暑さです。水分補給一つとってみても、保護者の方々の力添えはありがたいものです。

この事情を考えたとき、部活動は学校のみならず、保護者の理解と惜しみない協力とサポートで成り立っていることを、あらためて実感します。

わが子のため、学校のためと思うからこそ、ここまで厚く支援してくださいます。

いまや、中学校の部活は、顧問と生徒だけでまわっていくのではなく、保護者の方々と共に運営しています。

こういった状況ですので、部活動に関する箕面市からの対策や事業・施策を新たに設けたり、変更したりする場合には、子どもたちはもちろん、保護者の願いや意向を十分にふまえる必要があると、私は思います。





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ものごとの見方次第

2018年07月26日 14時58分41秒 | 校長からのメッセージ



私は、クラスの子をもっているとき、生徒が困難なことに直面して悩んでいるとき、うまくいかない問題にぶつかっているとき、いっしょに悩みました。

その子から話を聴き、いっしょに考え、困難なことのたいへんさ、つらい気持ち、悲しさなどに共感してきました。

そのような卒業生が、いま社会でたくましくなって活躍していたり、中学生のときなりたかった夢を実現したという近況を聞くと、つくづく思うことがあります。

それは、昨日のブログにもあるように、
人をコントロールするのは、できごとや問題ではなく、そのできごとに対するその人の見方がコントロールするということです。

このことは私の信条にもなっています、


人にとって、困難やつらいことなどには、意味があるのです。自分を成長させる糧になる場合が多いのです。

校長になってからも、よけいにその思いを強くもつようになりました。

三中の生徒から話を聴くこともあります。

その子の悩みやつまづきから起こっている心情や思いに、耳を傾け、聴きます。

助言をすることもあります。

でも、最後にどうするかをきめるのは、その子自身です。

その子が出会っている問題の見方を変え、意味を見出してくれることを望みながら。

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できごとは見方しだい

2018年07月25日 11時51分19秒 | 校長からのメッセージ


あなたを支配するのは、できごとではない。
そのできごとに対するあなたの見方が支配するのだ。


これは古代ローマ皇帝アウレリウスが言った言葉です。

1800年以上も前の言葉ですが、色あせるどころか、かえって今の時代には、よけいに輝きを増してくるように、私には思えます。

それは、哲学が人間の生き方から導き出される真理をついた学問であり、時代が移り変わっても通用する教訓が生きているからしょう。

中学生も生活を送るなかで、試練やつらいことに出会います。

つらいこと、困難な難題を避けるのではなく、自分にとって意味のあるできごとと、捉えることで前向きに取り組んでいけます。

このことは、私自身も今までの人生で実感していることで、困ったできごとに直面したときには、たしかにたいへんでした。

でも、今になって思えば、まわりの協力やサポートを受けて、助けられて、結局、自己を伸ばすことができたと思っています、

三中生も、試練やつらいことに出会っても、それをプラスの見方で捉え、ねばり強く、あきらめないで、がんばる子であってほしいと願います。

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忍耐は甘い実

2018年07月24日 10時39分21秒 | 校長からのメッセージ


率直に言いますが、私が三中の子と接して4年目になりますが、三中生は全般的に、けじめがあり、我慢強く、よく努力する子というイメージをもっています。

これは、三中の校長だからひいき目で見ているのではなく、客観的に見た中学生として、私が感じていることです。

私の三中生に対する、この印象は、地域性もあるでしょうし、家庭での幼少期からのしつけがあってこそだと思います。

そんな三中生にふさわしい言葉があります。

野口英世博士が残した言葉です。

「忍耐は苦し、されどその実は甘し」です。

この言葉は、野口博士が、ニューヨークのロックフェラー研究所で正員となった翌年に帰国して書いたものです。

24歳で留学して、その業績が認められるまでの14年間を回顧したときの実感が、この言葉に凝縮されています。

三中の子には、我慢強く努力をして、これからの不透明な社会を生きぬいてほしいと、思います。
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反抗はつながりの強さ

2018年07月23日 15時32分01秒 | 校長からのメッセージ



三中ても、子どもの反抗か激しくて、たいへんだという家庭からの相談があります。

親に対して、暴言をはいたり、攻撃的になったり、すさまじい反抗だと聞きます。

では、激しい反抗とはどういうことを意味していりのでしょうか。

6月7日のブログで書いたように、子どもは思春期になり、親から離れることに、無意識ながらも、不安を感じています。

だから、今までの親子のつながりが強ければ強いほど、たち切るのが簡単ではないので、反抗は激しくなるのです。

つまり、子どもの反抗がひどい、激しいということは、それだけ親子のつながり(=絆)が強固だったのだと、考えましょう。

だから、子どもは、ほんとうは苦しんでいるのです。それだけ、親が幼少の頃から、わが子に愛情を注いできたという証拠です。

親に対する暴言は、よくはないですが、本心から言っているのではない。それほどまで言わないと、切れない親子の絆なのです。

以前にも言いましたが、「絆」とはその書いて字のごとく、牛とか馬が逃げないようにつなぎとめておく綱のことでした。

だから、絆には相手をしばりつける、束縛するという意味も本来はあるのです。

反抗期とは、親から巣立つ準備をする時期です。子どもにとっての安全な基地を必要としなくなる時期です。

親といっしょにいるよりも、友だちといる方がいいというのとも、本人が成長しているからです。

親ではない人を大事にするのは、親と子の愛着ができていたからこそです。

たしかに、子どもの反抗の言動で、親は傷つきます。そこまで言わなくても・・・。

そうかもしれませんが、それほど強い反抗は、今まで親が頼れる存在であった。わが子にとって必要な存在だったんだ、と喜んでいいのです。
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結果を見るか、プロセスを見るか

2018年07月22日 09時12分12秒 | 校長からのメッセージ



夏休みに入り、部活動では対外試合があちらこちらで開催されます。

三中の生徒も、試合に臨みます。

とくに、3年生にとっては負ければ引退になる試合もあます。

試合には、勝ち負けや入賞する、しないという結果がついてきます。

がんばったのに、勝てなかったり、入賞できなかったときに、顧問が部員によくいう言葉があります。

それは、「結果よりも、プロセスが大事だ。勝った、負けたよりも、いままで積み上げた努力のプロセスを大切に思いなさい。よく、がんばったよ。」

顧問は教員ですから、どうしても教育的な話になります。

実際に、プロセスを重視する考え方は、子どもの成長には大切であり、私も生徒にそう言うことがあります。

しかし、一方で思うことがあります。

結果よりもプロセスが大切ではあるが、結果が出ないうちは、そのプロセスを評価されることはない。

これが、社会やプロでの厳しさです。

結果がついてきて、はじめて、それまでのみちのりをふりかえり、プロセスが注目されます。

「こんな練習をしてきたから」とか「こんなたゆまぬ努力を積み重ねてきた」と、あとで意味づけされることが、ほとんどてあるのも、事実なのです。

中学での部活なので、あくまで教育活動の一環として試合がある。

この考えに徹するか、結果を残さないと意味がないと考えるか、生徒の状況により、考え方を柔軟にもち、生徒が「次もがんばろう」と思える言葉を、学校でも家庭でも、投げかけたいものです。
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涼しい演奏

2018年07月21日 17時43分41秒 | 校長からのメッセージ


本日、せいなん幼稚園のおたのしみ会(夕涼み会)が、三中体育館であり、吹奏楽部が演奏しました。

例年、このおたのしみ会は、三中体育館を貸して行います。

今日は、暑さ指数が16時でも28度を超えていましたので、箕面市の規定どおり、体育館には冷房を入れていました。

涼しく、文字通りの夕涼み会となりました。

小さな子どもたちと、その保護者の方、ご家族が、演奏を聞いてくださり、ありがとうございました。

子ども向けの曲を選曲して、祭をイメージしたハッピ姿、また新しいクラブシャツを着ての演奏をしました。
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個性が光るシーサー

2018年07月20日 19時57分33秒 | 校長からのメッセージ




修学旅行の体験学習で、生徒が作ったシーサーが届き、昨日本人たちに渡し終わりました。

シーサーの表情一つひとつが異なり、作った生徒の個性が光っています。

お家で大事にしてください。

さて、明日から夏休みです。

ご家族ともども、ご健康で、楽しい夏休みをお過ごしください。
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1学期を終えるにあたり

2018年07月20日 13時27分40秒 | 校長からのメッセージ


本日、1学期終業式を迎えました。

終業式の冒頭で、保健室から熱中症予防についての諸注意がありました。

(なお、今日は「学校諸活動における熱中症事故予防に係る対応方針について」という、箕面市教育委員会からの保護者あてのお知らせ文を配付しましたのでお読みください。)

1学期は、後半になって地震、大雨、暑さに見舞われ、学校はイレギュラーな対応に追われました。

大自然の力は大きく、私たちの生活にさまざまな影響を与えます。

科学技術がいくら進歩しても、大自然の力には到底かなわないことを、私はあらためて実感しました。

私たち人間が、自然の威力に見舞われるとき、できることは、助け合いしかないのではないかとも思いました。

ご家庭の協力をえながら、なんとか終業式を迎えることができました。ありがとうございました。


ということですので、1学期終業式での私の全校生徒への話は、自然と地震の話になりました。

東北地震で、母を亡くした、当時高校生だった陸前高田市の佐々木瑠璃さんの話をしました。

彼女は自宅があった跡地に立ち、母が好きだった曲「負けないで」をトランペットで吹きました。

約12分の長い話でしたが、冷房のきいた体育館で、生徒たちはしっかりと聴いてくれました。

話自体は感動の話なので、私は自分で話しながら胸がいっぱいになりました。

(あとで、「グッときました」と感想を言いに来てくれた生徒がいました。こんな反応は、話をした者としては光栄です。)


部活表彰、箕面まつりポスター原画コンテスト、全国ジュニアバスケットね市長表彰伝達のあと、給食委員会から、給食ができるまでの様子を調理室内の映像を使い、クイズを交えて、説明してくれました。


そのあと1学期「給食をよく食べたクラス」を表彰しました。

1位 1年A組、2位 1年B組

1位 2年A組、2位 2年E組、3位 2年C組

1位 3年B組、2位 3年C組、3位 3年D組
でした。

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物語をつくる

2018年07月19日 10時00分10秒 | 校長からのメッセージ


毎日、尋常でない暑さが続いており、生徒の熱中症が危惧されます。

箕面市の小中学校では、今日からWBGTつまり熱中度指数が28度を超えると、屋外での運動はとりやめることになりました。


明日20日は暫定的に、屋外での活動クラブは、試合の日程等を考慮して、写真のように体育館での活動に変えます。

また、体育館でのエアコン使用は、年間10時間と箕面市で決められていましたが、とりあえず終業式までは時間に関係なく、使用できるようになりました。

今日、三者懇談になっている保護者の方は、暑さの中たいへんですが、気をつけてお越しください。



さて、私が、自らの教職体験を通して、信じていること、そして三中生にも伝えたいこと、それは・・・

厳しい試練は、経験した本人に物語をつくるということです。

教職人生をふりかえると、私には学校に来れない男子生徒と向き合ったことがあります。

家を訪ねたり、本人の気持ちを聞いたり、親御さんと話したりを続けました。

それでも、なかなか改善は見えにくい時期が続きはました。

展望が私にも、生徒本人にも見出せない時期が続きました。

3年生になり、少しずつ学校に来れるようになりましたが、次の困難は学習でした。

中1の途中から、まったく学校に登校できていなかったその子は、学習が遅れていました。

夜には、その子の家に、私は教えに行きました。

進路指導は、クラスのほかの子すべてに必要でしたから、入試前には、当時、若かった私でもけっこうきつかったです。

当時は、普通科以外の公立高校入試は、卒業式前にありました。

その子は、がんばっていたけど、不合格。

厳しい結果でしたが、卒業式後の普通科の入試には、合格しました。

いま、その子は30代後半になっていますが、生命保険会社に勤めて、家庭をもち子どももいます。

昨年は、営業成績が社内トップになったとか。

苦労したからこそ、おそらく顧客の悩みがわかるのです。

不登校という、その子にとっての厳しい試練は、本人に物語をつくったのです。

同時に、学級担任だった私にとっても、教師が生徒にどうかかわるのかという教職物語を作ってくれたと思っています。

私はAIの曲「STORY」を聴いて、「私が君を守るから あなたの笑う顔が見たいと想うから」の歌詞にふれると、一人ジーンとくるのです。

今、高校2年になっている三中の生徒は、中2の文化祭でこの曲を学年合唱しました。

私は、特別な想いで聴いていました。
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仲良し親子の時代

2018年07月18日 12時19分52秒 | 校長からのメッセージ


私は中学生に現れる思春期の子どもの特徴とその対応について、ブログでよく書いています。

三中の保護者のなかには、お子さんの思春期の反抗期に向き合い、悩んでいる方もおられるからです。

ただし、思春期の反抗期は、その期間のお子さんの様子を特徴的・象徴的に表したものです。

実際には、「うちの子どもには、あまり当てはまらないね」とか、「うちの親子関係では、けっこううまくいっていると感じるけど」と、とくに女の子の母親は感じておられる場合も、けっこうあるのではないでしょうか。




ティーン誌『nicola(ニコラ)』をご存知しょうか。『セブンティーン』を抜き、いま小学生高学年から中学生の女子をターゲットにして、たいへんよく売れています。

この雑誌は、基本的に黒髪で、崩していない真面目という、いわゆる正統派ギャルを志向して、モデルにとりあげています。


この雑誌の好調な売れ行きを支えているのは、母親と娘の良好な関係だと言われています。

いまの高校生以下の子ども、とくに女子は母親とほんとうに仲がいいのです。

たとえば、娘と母親が小物をシェアしたり、娘が彼氏を隠したりせず母親に紹介したりします。

三中の子も、母親と「仲良し親子」となっている家庭が多いように、私は考えています。

いまの親子関係を、端的に表しているように、私は思います。


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