箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

若くして、家族の世話・介護を過度にしなければならない子

2024年08月31日 08時16分00秒 | 教育・子育てあれこれ


ヤングケアラーの存在が世間で注目されるようになりました。


ヤングケアラーとは、「家族の介護や日常生活上の世話を過度に行っている児童生徒・若い人」と定義できます。


以前は18歳未満と区切られることがありましたが、家族のケア負担の影響は18歳以上になっても続くため、切れ目のない支援が必要とされています。



昔はお手伝いをする感心な子という認識ですませてしまうことが多く、その存在に光が当たっていませんでした。


日本では2000年代に入って研究が進められ、13年ごろから当事者がメディアや集会で体験を語り始めるようになり、知られるようになりました。


学校では1学級につき1〜2人のヤングケアラーがいる可能性が明らかになりました。


1~2割が「宿題や勉強の時間が取れない」「精神的にきつい」などと訴え、睡眠不足の傾向が強く出たり、卒業後の進路を変更せざるをえなくなるなどの影響も出ていました。


とくに課題になるのが、誰にも相談した経験がない、相談する人がいないということで、本人のたいへんさが、まわりの人に理解されにくいというのが実状です。


そこで、最近は自治体は相談窓口を整備したり、当事者同士が交流する場を作ったりしていますが、自治体によって温度差があります。


学校の教員は、昔のように足繁く家庭訪問をしていれば、その生徒がヤングケアラーだとわかるのですが、最近はあまり家に行かない教師が増えました。


ヤングケアラーに気がつきやすい立場にある学校の教員がいち早く情報をキャッチし、福祉や医療の分野の専門家と連携して、チーム支援していくことが必要となっています。





方言の中にある豊かな言葉

2024年08月30日 06時20分00秒 | 教育・子育てあれこれ

関西弁に「ほかす」という言葉があります。

「ほる」とも言いますが、「すてる」という意味です。

もとは、「ほうかす」という言葉に由来があるようです

「ほうかす」という言葉は、室町時代の書物にも出ていて、昔から使われていたようです。


古い日本語を残す方言は貴重ですが、言葉は生き物なので変化するのも自然の流れです。


だから何でも保存すればよいというものではないと思います。


それとともに、方言の中には標準語にはない豊かな言葉があるならば、それを標準語に組み込んで語彙を豊富にしていくべきです。







しあわせは主観的なもの

2024年08月29日 07時24分00秒 | 教育・子育てあれこれ


今という時代は、情報が溢れています。

SNSで他人の成功体験や豪勢な日常を送っているという情報を目にします。

そうなると、他者との比較により、相対的にものごとを見る習慣が身につきます。

しあわせを感じるハードルが高くなっているのです。


しかし、本来、しあわせを感じるのは、相対的にみるのではなく、多分に主観的なものです。

人と比べて感じるものではありません。

身近にあるしあわせに敏感でありたいと思います。

自分が置かれた状況でできることを楽しみたいのです。

高価でないけれども、おいしいご飯が食べることができた。わは 

それをしあわせと思えば、その人のしあわせであることは、疑う余地がないのです。

人と出会うなかで、楽しい時間を過ごすことごできたり、感動することがあった。

それで十分だと、わたしは思います。





外国人児童生徒の不就学の問題

2024年08月28日 06時43分00秒 | 教育・子育てあれこれ
日本の教育制度では、外国籍の子どもでも日本に住んでいるなら、学校教育を受けることができます。

日本国内での外国人の人口が年々増えています。

それとともに、外国籍の子どもの不就学が問題になったのが2022年度でした。

およそ1万人の子どもが学校に通っているかどうかが不明というものでした。

2023年度では、その数が1万1000人以上となり、増えています。

2022年度の前回調査から微増し、依然として多くの子どもが学校教育を受けられていないと思われるのです。


また、日本語指導の必要な児童生徒(日本語を習得するための指導を必要としている小中高校生)も2021年度から1万人以上増え、7万人近くになりました。


日本語指導が必要な児童・生徒が増えていて、現場の対応が追いついていません。


学校が単独で日本語指導の対応をするには無理があり、教育行政のサポートが必要ですが、それも追いついていません。


特に高校は小中学校と比べて特別な指導を実施している割合が低く、改善されなければなりません。進路指導を充実させることも必要です



ものづくりの真価を筆記用具にみる

2024年08月27日 06時00分00秒 | 教育・子育てあれこれ
学校でも、役所でも、デジタル化が進み
ペーパレスの時代です。

必要なものは、紙に印刷して配りますが、会議資料もパソコンの画面を見ながら、協議できるものはプリントしません。

家庭学習も紙配付をせず、子どもはデジタル画面に記入して提出することもあります。

また、保護者向け文書(いわゆる「お手紙」)も印刷せずに、デジタル資料をメール配信することが多くなりました。

学校でもこういう状況ですから、社会でもデジタル化が進んでいます。

たとえば記者会見を新聞記者が取材のメモをとるのも、机上にパソコンを置いてメモをとっている人が多くいます。

こうなってくると、手書きが減り、筆記用具の売れ行きに翳りがさしているのではと思いがちになります。

しかし、ボールペンの売れ行きは好調です。

国内の出荷量は増えています。輸出量も増えています。

それは、ひとえに日本の文具メーカーの努力によるところが大きく、魅力ある製品が需要を掘り起こしているのです。

消すことができるインク、書き味をなめらかにする、スタイリッシュなデザインを開発し、手頃な価格で提供してくれます。

訪日外国人のお土産として、買われることも多いのです。

たしかに、デジタル化で手書きは減りましたが、温かみのある意思伝達の手段として、そのよさが見直されています。

インクもさまざまな色があり、発色がよく、手にもったときのグリップ感を心地よくしたり、手に持っているときの見た目がスタイリッシュで、こだわりをもつ人に好評です。

日本式のものづくりの真価を筆記用具に見ることができます。





備えを十分に

2024年08月26日 06時19分00秒 | 教育・子育てあれこれ
日本列島は、いつどこで巨大地震が起こっても不思議ではありません。

今回の宮崎地震を契機に南海トラフ地震の危険性が増したので、備えを求める「臨時情報」が終了しました。

その間、飲料水、食料などを買ったり、旅行の宿泊をキャンセルする動きが相次ぎました。

幸いにも、南海トラフの大地震の発生は先送りになりました


しかし、今回の臨時情報を「空振り」だったととらえるのではなく、備蓄の確認や避難誘導方法の点検などを進める契機になったととらえるべきです。


南海トラフ地震は今後20年以内に70〜80%の高い確率で起きることが想定されています。


最大震度7の揺れと10mを超える超大津波が予想される状況にか変わりはありません。


臨時情報の呼びかけ期間は終了したが、発生のリスクが高い状況にあることに変わりはありません。


それが実際に起きたとき、被害が最小限にとどまるよう、防災対策に不備はないか、いざというときに機能するのか、点検を重ねていくことが欠かせません。



漁業のターニングポイント

2024年08月25日 07時02分00秒 | 教育・子育てあれこれ

わたしの家の庭に生える雑草を抜いていると感じることがあります。


それは、30年前と比較して、生える雑草の種類が、明らかに変わってきているのです。


今までには見なかった草がたくさん生えるのです。


雑草一つとってみてもそうです。そのような変化は植物だけにとどまりません。


農業だけではなく、漁業にも変化が出ています。



国内の漁業生産量のは1984年の1282万トンがピークでした。


ところが、2023年には372万トンまで減ったのです。


近海の主要魚種であるサンマ、サケ、イカ、サバ、カツオなどがとくに減っています。


海に異変が起きています。


その一因とされるのが、地球温暖化です。


日本近海の海面水温はこの100年で1・28度高くなったと聞きました。


サンマは低い水温を好みます。そこで生息するエリアが沖へ移っています。


サケが姿を消したりしています。


ブリやフグの漁場が北へ上がり、フグの漁獲量は北海道が北海道がいちばん多くなりました。


ただし、世界の漁獲量は90年代以降、ほぼ横ばいで推移してあます。


その中で減少を続ける日本には、特有の理由もあるでしょう。


日本近海の魚の資源量自体が減っている可能性があるのです。


そうなると、漁獲を規制管理する必要があります。


規制に取り組んだことで、資源量が回復した実例があります。


それは太平洋のクロマグロです。


乱獲によって1万トンまでに落ち込んだ資源量が、国際的な規制を実施した結果、わずか7年でおよそ15倍近くに増えました。


魚の資源量に見合った漁獲量を維持し、乱獲を控えます。


国内漁業の生き残りにつながります。




プラスの考え方をする

2024年08月24日 05時43分00秒 | 教育・子育てあれこれ


旅行を予定していたのに、台風が到来。飛行機が欠航になりました。

せっかくの旅行が台無しだ。なんとついてないのだ。

悔やんでばかりいても、飛行機が飛ぶことはありません。

そんなときは、出先で台風に遭遇しないように家にいるようにしてくれたのかも。

ゆっくり本でも読もうか。

このように、プラスの発想で考え直すとイライラすることが減ります。

人はどんなときでも、現状に満足すれば、マイナスの心にはなりません。

毎日を日々是好日(にちにちこれこうにち)にするとは、そういうものでしょう。



喜怒哀楽を丸ごと抱えて生きる

2024年08月23日 07時09分00秒 | 教育・子育てあれこれ

この歳になると、わたしもいろいろと考えます。

「生きる」ということは、たやすいことではありません。

生きていれば、つらいこと、悲しいこと、苦しいこと、理不尽なことに出会います。

たぶん、うれしいこと、楽しいこと、楽なことよりも多いのではないでしょうか。

私たちは死と隣り合わせで生きているのです。

どんな人にも、明日がくるかどうかはわからないのです。

だとするならば、悲しみも苦しみも喜び、楽しさも全部、丸ごと抱えて、今日一日を精一杯笑顔で機嫌よく生きる。

生きるとは、そういうものではないでしょうか。

観光業の今後は

2024年08月22日 05時43分00秒 | 教育・子育てあれこれ




2015年の頃でしたでしょうか。

あるビジネス雑誌に、「これからの日本では観光産業が多くのビジネスチャンスを生み出す」という記事がのっていました。

そのとき、わたしは「そうなのか」という捉え方しかしていませんでした。

その後、政府や民間企業は、増加するインバウンドを迎え入れるインフラの整備に力を注いできました。

たとえば、宿泊施設を整備したり、交通機関を新設し、積極的な受け入れ拡大に力を注いできました。

その結果、新型コロナウイルス感染拡大の期間は、インバウンドは激減しましたが、5類への移行と円安が追い風になり、今はコロナ前の水準を上回るようになっています。

また、SNSによる個人の情報発信が何千人という外国人を日本に招き寄せます。

その増加とともに、オーバーツーリズムの問題が深刻化してきています。


2024年6月に、観光庁長官は6000万人という目標は「十分に達成することが可能だ」と述べ、日本にはまだ知られていない地域がたくさんあり、観光資源は無限だ」と強調していました。



持続が可能な観光とは、観光客の利益と地元の人びととの生活、環境、史跡の保護との間でバランスをとるものです。








みんなか多かれ少なかれ障害をもつようになる

2024年08月21日 07時01分00秒 | 教育・子育てあれこれ

日本では、高齢化社会というと、「重荷」のように認識されることが多いよう思われます。


そして、障害者へのゆがんだ感情をもつ人が多いのです。


2016年に起きた津久井やまゆり園での事件は、その歪んだ感情の象徴のように思います。


高齢になり脚が痛くて歩きにくい。聴力が衰え、聞こえにくくなった。


高齢になると必然的に運動能力が低下し、健康上の問題も増えてきます。

対処するには費用もかかります。


それは、高齢になるとみんなが経験することです


だから身体的・精神的な障害をもつ人びとを受け入れ、そのニーズに配慮したインクルーシブな社会づくりは、それ自体がよいことであるだけでなく、私たちみんなの利益にもつながるのです。



最近は、障害者も行動しやすいインクルーシブな環境づくりが進んでいます。


2022年、障害のある3500人の旅行者を対象にした調査で、東京はパリ、アムステルダム、ラスベガスと並んで利用しやすい旅行先トップ10に入りました。


鉄道は車いす利用者むけに徐々に改良され、ビルや住宅も改良されてきています。


高齢化社会を迎え、誰もが障害をもつ可能性が大きくなります。


ですから、障害をもつ人の状況やニーズを理解して、それに応えていくことが当たり前のようになることが共生社会の実現につながります。









川での水難事故

2024年08月20日 07時28分00秒 | 教育・子育てあれこれ
この夏、川遊びをしていたは人が溺死したという報道がいくつかありました。

わたしにも溺れそうになった経験があります。

わたしは高校3年の夏、四国、徳島県に友だちといっしょに泊まりに行きました。

そこは友だちの親の実家でした。

山間部にある家の前には海部川というきれいな水の川が流れていて、そこで遊んでいました。

川幅はほんの5mくらいの狭い川でしたが、水中メガネを通して見ると、川底に魚が泳いでいでいるのが見えるかなり水深の深い川でした。

わたしが対岸の大きな岩の上で休憩していると、突然友だちが「助けてくれ」さけびました。

彼は溺れそうになっていました。

わたしは、友だちを助けようと飛び込みました。

彼に泳いで近づきました。

溺れそうになっていた友だちはわたしの首につかまりました。

そのとき、足がつかない深い淵で二人いっしょに沈んでいく状況になり、体が吸い込まれるように感じ、「このまま、溺れ死ぬんだ」と、わたしは覚悟しました。

もうダメと思っていると、不意に川底に足がついているのを感じました。

二人は幸運にも浅瀬に流されていたのでした。

助かったのでした。

川で泳ぐのも、気をつけないといけません。


川の水面の水温は比較的高くても、川底は冷たく、それが原因で足がつることもあります。


また、水流のスピードが想像以上に速く、足がすくわれます。


それらの怖さは実際体験しないとわからないものです。


たかだか小さな川だからと、たかをくくっていると、思わない水難事故に遭います。



懐かしいから

2024年08月19日 05時49分00秒 | 教育・子育てあれこれ
ちょうど今頃は、月を満月に近いかたちで見ることができます。

私は月が好きです。


幼い子どもの頃には、うさぎがもちをついていると聞いて、まん丸い円の中をよく覗き混んでるあました。


家の玄関を出て、庭でよく月を見ていました。


十五夜の日には、ススキの葉と小芋の葉、

手くりのお団子をお供えしました。


その頃を思い出すと、懐かしい気持ちになります。


でも、よく考えてみれば、わたしは子どもの頃からお月さんを見て、何か懐かしい気分でいたのです。


そんなに月が懐かしいのは何千、何万億年もの歴史を月は抱えているからかもしれません。


若い世代 「あきらめなくない」

2024年08月18日 07時32分00秒 | 教育・子育てあれこれ
若い世代の転職が減らない状況が続いています。以前なら、大学生の就活時が好景気なら望む企業に入りやすいので離職・転職は減りました。


一方、不景気、景気停滞ならそれが増えるという傾向がはっきりと見られました。

でも最近は、景気に関係なく離職率が3割程度で高止まりしています。


大手企業も対応として、初任給を引き上げたり、残業を減らし、休暇も増やしたりしています。それでも、若い世代の離職率が上がっているのです。


じつは、2015年以降、働き方改革関連法をはじめとする一連の法律が施行されました。

法律の力はやはり大きいです。


法律は社会のしくみを変えます。社会システムが変われば、上司と部下の関係が変わります。

人と人の関係が変われば、意識・感覚が変わります。意識・感覚が変われば、「アウト」「セーフ」の基準が変わるのです。


その結果、劣悪な環境で若手社員こき使う、いわゆる「ブラック企業」や社員の過労自殺などの問題が改善されてきています。


そのように、一連の法整備で労働環境が少しずつ改善されてきているにもかかわらず、若い社員の離職・転職は減らないという問題。

その問題に直面しているのが、いまの日本社会が抱える課題なのです。


今の職場は、人材育成の方針も変えてきています。上司や先輩が、新入社員や若い社員を励ましてほめて育てる方針に転換しているところも増えてきました。


しかし不満が少ないはずの「ほめられる職場」でも、辞めるケースが目立っています。

おそらく、「ほめられる職場」に対し、若い世代はかえって不安に思うようです。

その不安とは、将来へのキャリア形成の不安です。


終身雇用制が崩れてしまったいま、働く人には、自分自身に知識や経験を積んでいく必要があります。


ですが、「ほめられる職場」ではその達成に時間がかかる、じれったいと思うのが今の若い世代なのでしょう。


早く離職して、キャリア形成を図り転職するという構図に陥っているのが今という時代の特徴だと思われます。


ある生命保険会社のCMで、若い人が「あきらめたくない」と語るシーンがテレビで流れています。まさに、自分のキャリア形成をあきらめたくないのです。


社会の全体が一丸となって一つの目標に向かっていた時代はすでに終わっています。

学校教育の果たしてきた影響も大きく、個性重視の教育の中で育った若者が、それぞれ目標を定め、なるべくありのままの自分でいたいと思う感覚をもっています。


その実現には、どこに転職しても通用するスキルを身につけることが必要です。若い人が、社外の同年代のキャリアと比べて不安にならないような対策が必要です。


もはや企業単体ではなく、地域や業界で育成することが必要になります。地域の中小企業が連帯してが一緒に同期の社員を育てるのです。

大手の企業では、企業間でお互いに若手社員を出向させて育成するやり方も増えてくるでしょう。






コロナ禍にいま思うこと

2024年08月17日 07時54分00秒 | 教育・子育てあれこれ



2019年終盤に流行し出し、2020年はじめに感染拡大したコロナ禍は、人と人の関係を問い直す機会になった人も多かったのではないでしょうか。

普通に家を出て、日々多くの人びとと対面していた日常が、突然に変わったのでした。

人と会うことを減らして、自宅にいることが多くなるという経験をしたのでした。

それはいつもと様子が違い、とまどいも多かったものです。

しかし、家にいて、自分を見直す機会をもつことができた人もいたのです。

アーティストなら、曲づくりに没頭したり、会社員なら家族と過ごす時間が増え、人間関係や家族関係についてあらためて考え直す機会になった人もいるでしょう。

子どもにとっては、学校に行かない日が続き、かけがえのない学校生活を失った人もいるでしょう。

でも、どんな人も何もしなかったわけではありません。

できることをやろうとした。やってきた。

コロナ後に学校では、不安感から不登校が増えたという結果が残りました。

でも、その子たちも悩みながらも、苦しみながらも、毎日を過ごしたきたという事実があるのです。

そのこと自体に意味があります。

自分を見つめ直す時間が持てたことは大きいのです。

ふだん、人びとは多忙な生活を送るなかで、自分を見つめる時間もないほど、慌ただしい日々を送っていて、自分を見つめる時間がなかなかもてません。

それが、少しでも自分について考えることができた。少なくともコロナ禍前よりは。

そう、思う今日この頃です。