箕面三中 校長室からのメッセージ

おもに保護者のみなさまに向けたメッセージです。生徒の近況を伝えるとともに、教育と子育てについての情報をお伝えします。

じゅうたんから木の床に

2016年11月28日 19時37分45秒 | 校長からのメッセージ


音楽室の床はじゅうたん張りでしたが、長年の使用により、衛生面を考慮し、この度、床張りに替えました。

先週の土日、音楽の授業がなく、定期テスト前の吹奏楽部の練習がない日程で床の張替えを行いました。

いままでは上靴を抜いでソックスで音楽室に入っていましたが、きょうから生徒は、上靴のまま音楽の授業を受けています。
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いじめZEROを中学校区に広げる

2016年11月26日 18時36分12秒 | 校長からのメッセージ



11月26日(土)、10時より西南小学校体育館で、三中校区PTA教育懇談会が開かれました。

最初に、三中校区特色のある学校づくり報告会として、西南小学校児童会・南小学校児童会・三中生活会から、それぞれの取り組みを児童生徒が発表しました。

三中からは、いじめZERO活動について、その始まりから現在の活動について、生徒会が紹介しました。

最後には、いじめZEROの寸劇、全校合唱「あの空」をおさめたDVDをみてもらうことができました。

いじめZEROの成立から現在までの発展を、保護者の方に知ってもらういい機会となりました。

昨年度から、三中単独だったいじめZEROの取り組みは、校区の二小学校、幼稚園、保育園、保育所に拡大しつつあります。

西南小学校では、いじめZEROの缶バッジのかわりに、ストラップが用意され、すでに小学生に配られています。

なお、12月1日には、生徒会と児童会による「三中校区子ども会議」を開く予定になっています。

特色のある学校づくりの発表のあとは、社会福祉士の中村有美さんの講演「今こそふりかえる 親と子のかかわり方」を聞きました。

中村さんは、自身の不登校の子どもにかかわる経験を通して、一般的な親子関係のあり方について提起され、参加者からの共感を集めておられました。

たいへん有意義な2時間半となりました。

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平和といじめを考えた時間

2016年11月25日 14時34分32秒 | 校長からのメッセージ


本日の朝礼では、3名の生徒が平和作文を朗読しました。

夏休みの課題として、全校生徒が平和について思うことを綴った作文の中から、全校生徒に聴いてほしい3点が選ばれました。

1年生からは丹羽さん、2年生からは佐々木さん、3年生からは森田さんが、それぞれ戦争のこわさ、オリンピック、平和登校でみた映画をテーマに、思ったことを述べてくれました。

その後、生徒会役員の生徒が自演して創作したいじめに反対する劇「いじりから始まるいじめ」を録画したDVDを、全校生徒で観て、いじめについて考えました。

最後には、「あの空」を全校生徒と教職員で合唱しました。
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「あの空」を全校生徒でうたいます

2016年11月24日 12時14分23秒 | 校長からのメッセージ


「いじめZERO」の生徒会活動に取り組む箕面三中では、11月25日の全校朝礼で、全校生徒がこの曲を合唱します。

この曲は、「あの空」というタイトルで、NHKの番組「いじめをノックアウト」が全国から募集した歌詞をもとに、高橋みなみさんが作詞して、奥田もといさんが作曲したものです。

「あんな雲はなければいい
何気なく言った君の言葉に
傷ついている誰かがいる」


この曲の歌詞には、「いじめ」という言葉は出てきませんが、上のフレーズなど、いじめを暗喩することばが随所にもりこまれています。
この歌詞の意味をかみしめます。

明日の朝礼では、生徒会がつくったオリジナルのいじめ反対の寸劇をDVDで全校生徒に披露します。

その後、全校生徒で「あの空」を合唱します。

三中では、合唱にむけ、音楽の時間の一部をつかい、各クラスで練習しています。

歌詞は以下の通りです。
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「あの空」

君には今 何が見える?
晴れ渡った澄んだ青い空か
きっとどこかふわり浮かぶ
雲があるでしょ

「あんな雲はなければいい」
何気なく言った君の言葉に
傷ついてる誰かがいる
教室の片隅で

風が吹いて雲が揺れ
青空だけが空じゃないよ
雨も降れば風も吹く
天気は変わってもずっと
あの空はひとつだ

君には今 何が見える?
暗く出口のない曇り空か
どこに行けば陽が出るのか
流れ続ける

あんな雲は他と違う?
みんな一緒の空にいるのにね
傷ついた空から一つ
涙が溢(あふ)れた

止むことのない雨はない
青空だけが空じゃないよ
水溜りもいつか渇く
同じ景色は二度とない
ゆっくり流れる

今君が苦しい光がない空を
泳ぎ続けているなら

風が吹いて雲が揺れ
青空だけが空じゃないよ
積もった雪も溶けてゆく
かたちが変わってもずっと

あの空はひとつだ
ラララ
君は一人じゃない
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季節の風物詩

2016年11月23日 17時17分59秒 | 校長からのメッセージ



1年生の2月・3月、2年生の5月に、おもに美術の時間に取り組んだ「季節の風物詩(マイ・アニバーサリー)」です。

自分の生まれ月を表す風景を図書館で調べ、国語で句を考え、美術でデザインしました。

中学生は、季節の旬、移り変わりを的確にとらえて、うまく言葉で表しています。
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みちすじに注目する

2016年11月21日 20時32分19秒 | 校長からのメッセージ


いまの社会・世の中では、成果を出したか、出さなかったかが、すべてになり、困難ことに向き合い、それを乗り越える力では人を評価しない傾向が色濃く出ています。

新自由主義といわれる規制緩和の時代が拍車をかけます。うまくいかないのは、その人が努力しなかったからという考え方で、その人のがんばりの過程に目を向けない風潮が見聞きできます。

どれほどがんばっても、結果がすべてで、結果を出せなければ努力しても意味がないと考える人もいます。

しかし、学習について、もしその子にまだ十分な学力がついていないのであれば、成績を上げるために努力しなければなりません。

しかしながら、子どもの中には、努力しないで安易なやり方で、他者よりも抜きんでようとする場合があります。

学習や受験は他者との競争である側面は、たしかにあります。しかし、それらは自分の問題であるという本質があるのです。

基本的には、学習や受験は自分の問題です。
学力が上がれば結果としてテストでいい点が取れるということであって、他者に勝つことだけを学習や受験の目的にしていると、努力を怠り、安易な方法で点数をとろうとするまちがいをおかしてしまうことになります。

そのような人は、競争に勝っている間は問題にはなりませんが、思い通りの結果が出ない場合には、落胆して落ち込むか、不正行為をしてでも結果を残そうとします。

つまり、勉強ができるように「みえる」ことではなく、勉強が「できる」ことこそが大事なのです。

私は、以前にも書いていますが、学習は、優秀であると思われるためにやるものではありません。他者の役に立つ人間になるためにやるものです。

ですから、大人は、結果ではなく、結果を出すために子どもが努力したみちすじに注目した言葉かけをしていくことこそが必要です。

逆に結果が出せなかった場合には、その結果に対して叱りつけない方がいいのです。結果に至るまでのみちすじに注目した言葉かけは、失敗をおそれず、次もまた挑戦する子を育てます。
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演劇と読書の日

2016年11月19日 18時41分43秒 | 校長からのメッセージ



本日、大阪市の平野区民ホールで、大阪府中学生秋の演劇祭があり、三中演劇部が出演しました。

三中の演劇のタイトルは、「悲しみをのりこえて」。3年生が引退したあと、1・2年生だけで上演しました。

14歳の桜は中学2年生。去年に大親友の彩がハワイへ行く途中に、飛行機が墜落して亡くなりました。

桜はショックで立ち直れず、お母さんやお姉ちゃんにあたってばかりでした。

そんな桜でしたが、彩ちゃんの手紙やお姉ちゃんの言葉のおかげで立ち直っていく。

このようなストーリーでした。三中が演じている途中に、たまたま和歌山を震源とする震度4の地震があり、平野区民ホールも、けっこう長い間ゆれましたが、セリフを止めたりすることなく、演じきりました。

セリフが明瞭で聴きとりやすく、人の話を聞いて反応するという演劇の基本ができていました。

3年生も応援に来てくれ、後輩にコメントをくれました。さすがに3年生という内容でした。

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午後からは、メイプルホールで「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授与式がありました。

このアカデミーは、平成22年の国民読書年をきっかけに始まりました。市内各小中学校の子どもたちが支持する本を投票して、賞が5つきまります。

授賞式は、市内の小・中学校の児童生徒たちが司会進行から受賞作家へのオスカー像贈呈やインタビューまで、運営を担当します。

司会はとどろみの森学園の生徒が務め、オスカー像を作家に渡すプレゼンターとして3年生の荒井さん、近藤さん、藤尾さんが出場しました。

また、作家に渡す手紙の表紙のイラストは、前田さんが描きました。

4月の調査では、「読書が好きである」と答えた生徒は、三中で約58パーセントであり、全国平均では約70パーセントという状況でした。

アカデミーのような機会を通し、読書への関心をさらに高めてほしいところです。
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わが子のことはなんでもわかる?

2016年11月17日 17時21分55秒 | 校長からのメッセージ


中学生の子どもが、何かの課題に直面しているとき、その多くは、自分で解決しなければならないものです。

だから親や教師は、基本的には、見守るしかありません。

ただし、自分一人では解決が難しい場合もあるので、「何か手助けすることがあったら、いつでも言ってね」と伝えておきます。

親は、子どもから相談や「助けて」と言ってこない限り、動くことはないというのがポイントです。

子どもから援助の要請がないかぎり、動かないのには、二つの理由があります。

①子どもの課題は、基本的に子どもにしか解決できないから。
ピアノが弾けないと泣いている子の代わりに親が弾くことはできません。

②親であっても、じつは子どものことを、本当に知っているとは限らないから。

「いえ、この子のことは親である私がいちばん知っています」という人がいます。

でも、実際は、「こうだと思います」としか言えないことが多いのではないでしょうか。

そうであるならば、子どもの言動について、はっきりわからないまま、判断するよりは、疑問に思うことは、子どもに尋ねたらいいと思います。

わが子がゲームばかりして勉強しないということで、困っているのなら、心配していると話してみることができます。子どもの方から「じゃあ、こうするよ」と解決方法を出してくるかもしれません。

親だからといって、「あなたのことは何でも知っている。最適のアドバイスができるのは私よ!」ではなく、子どものことでわからないから尋ねるのです。

むしろ親が尋ねることができなければ、子どもの支えにはなりにくいのです。

子どももどうしたらいいのかわからない。自分で解決できるにこしたことはないです。でも自分だけでは解決が難しい。だから親子でどうしたらいいかを、ともに話し合うのです。

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受験生とはいえ特別扱いはよくない

2016年11月15日 16時43分33秒 | 校長からのメッセージ


3年生は受験生。たしかにたいへんな状況に置かれています。

その中でも、三中の3年生はよく学習に取り組んでおり、全体的には高学力傾向にあります。そのことは、全国学力学習状況調査や大阪府チャレンジテストの結果からも、伺えます。

多くの生徒にとっては、初めての受験です。勉強しなければ、自分の進路を開いていけません。

子どもにとっては大きな試練と言えます。

しかし、もしご家庭で、「あなたは、勉強さえしていればいいよ」と親御さんが言っておられるなら、私はちょっとちがうと思います。

勉強しなければならないから、勉強のほかは何もできない子になってしまうかもしれません。

もっと気がかりなのは、ほんとうは大切な勉強もできていないこともあります。

私は、以前にもブログや学校だよりに書きましたが、家族の一員として当然するべきことが、子どもにはあります。

これから子どもが出ていく社会には、さまざまな困難が待ち構えています。それは受験以上に厳しいものかもしれません。

「いまは、勉強だけしていればいい」と思い、他者に貢献することをなおざりにすれば、社会に出たとき、たちまち壁にぶつかり、意欲は失せ、勇気を喪失します。

人が社会で生きていくうえで直面する困難は、他者と協力し、他者と力を合わせることによって、はじめて乗り越えたり、解決できるたりするのです。



そうかもしれない。でも、いま3年生は勉強するとき。受験が終わったら、もとの生活にもどしたらいいじゃない。

このような考えもあるでしょう。受験生にとって、もちろん勉強はしなければならないものです。

しかし、私の考えは、家庭の中に受験生がいるからと、特別扱いされるのではなく、兄姉弟妹と仲良く過ごし、親子関係もうまくいき、受験生が家族の一員として、ふつうに家の仕事も手伝うことで、勉強もかえってはかどるのでないかということです。

自分が周りの人に役立つことができていると感じる子は力強いものです。

なぜなら、その子は自分のことが好きです。自信をもつので、受験をはじめとした自分が対峙する課題に前向きに取り組み、解決する自信を高めるからです。

ですから、受験生には自信を高めてほしいのですが、受験生にとって大人がかける言葉にはていねいな気配りがいります。

私の教職経験上、教師や親の不用意な言葉が、子どものヤル気を削ぎ、くじけさせることも少なくありません。

子どもにどのような声かけをすればいいか、教師ならば懸命に考えます。ときとして失敗して、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。

だから、教師も一生懸命に考え、言葉を選びますので、ご家庭でもお子さんへの声かけについて学ばれることは、勉強の環境を整えるのと同じくらい、いや、それ以上に必要だと思います。

思春期の子にとって、教師や親のサポートはやはり必要です。でも、そのサポートが有効にはたらくためには、子どもがサポートを受け入れるだけのよい人間関係が求められるのです。
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中学生が表現する機会

2016年11月13日 18時25分50秒 | 校長からのメッセージ

昨日12日は箕面文化交流センターで、箕面市青少年弁論大会が行われました。

箕面市内の中学校に通学する16名の生徒が、約4分程度で、自分の主張を言葉にして、スピーチしました。

三中からは、3年生の荒巻さんが出場しました。弁論の題は、「チーム 役割は違っても、喜びは同じ」でした。

三中演劇部での活動をふりかえり、チームの大切さを、自らの経験を通して伝えました。

演劇は、キャスト・裏方・観客が一体となってつくり上げるもの。どれか一つでも欠ければうまくいきません。

そして、演劇を上演し終えたときには、三者の役割は違っても、感じる喜びは等しい。

したがって、チームとは、いっしょに言葉を交わし活動し、喜びを共有する仲間である。

みなさんも、チームで活動しましょうという提案を会場の聴衆に訴えました。

大きく明瞭な声、明確な論旨、真摯で堂々とした態度でした。

圧倒的なスピーチで、みごとに最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。自分の内なる力を、自分で引き出した結果です。

特別審査員の関西TVの関純子アナウンサーからは、「自分の体験してきた苦労や喜びがあなたの中に根づいているので、説得力のあるスピーチになっていたのだと感じました」というコメントをいただきました。



さらに、本日13日には同じ会場で、箕面市の中学生ENGLISH EXPRESSION CONTESTが開かれました。

一中から六中、とどろみの森学園、彩都の丘学園の8校から28名の中学生が、英語でスピーチ・プレゼンテーションを行いました。

三中からは、1年生の部に貴志さん、2年生の部に中野さん、3年生の部に岡本さん、海外経験の部に田中さんが出場しました。

1年生は箕面市を紹介する同一の英文を暗唱しました。

2年生は、私の思い出か学校行事についてのオリジナル原稿を暗唱して、発表しました。

3年生は、私の夢か私の宝物についてのオリジナル原稿を同じく、暗唱して発表しましました。

貴志さんと田中さんが、それぞれの部で優秀賞(Excellent)を受賞しました。おめでとうございます。

英語力、態度、内容の3つの観点で8人のジャッジが評価しました。

英語力と態度は学校での練習で磨き上げることができますが、内容については、その生徒がどんな体験をして、周りを説得させ自分の思いや考えを広げていけるかが問われます。

そして、それら3つを合わせたものが表現力です。

今日までに、三中の英語コミュニケーション科では、全員がスピーチの発表をクラスでしました。

今日、出場した生徒のほかにも、一生懸命にスピーチづくりと発表に取り組んだ生徒は、たくさんいます。

三中の生徒には、英語が得意であろうと、不得意であろと、豊かな表現力を身につけてほしいと願っています。





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社会で許されないことは、学校でも許されない

2016年11月13日 10時36分35秒 | 校長からのメッセージ

今でこそ、減りましたが、私が学級担任をしていた頃、20年ほど前には、中学生が男女を問わずバイクに乗る問題行動はよくありました。

無免許運転は、道路交通法の違反です。このときには、本人自身がやってしまったことの責任をどう感じているかを、ちゃんと整理させなければなりません。

このとき大切なのは、社会のルールに違反したのは、他のどの子でもないわが子であるという事実です。

親が「いっしょにいた誰かにそそのかれたから」とか「うちの子にかぎって」という釈明をしてはなりません。

無免許運転、窃盗、暴力等犯罪行為にあたる社会のルール違反を子どもがした場合には、親が叱ったり謝ったりすればすむ問題ではありません。

社会のルールを破れば、人は社会的制裁を受けなければならないのです。どういった罰を受けなければならないのかを、きっちりと教えておかなければなりません

社会のルール違反をした子に対して、社会的制裁から子どもを守ろうとすること。つまり「やったことは悪いが、やるにはやるだけの理由があり、うちの子だけを悪者扱いするのは納得できない」などと言って、子どもをかばうことは、子どものためになりません。

学校でも同様です。学校は社会に出るための準備段階です。むろん、学校は、生徒がまちがえた行為をしたときには、教育的な観点から子どもの成長を促すように、生徒を指導します。

しかし、それは、「こういう事情だったから、あなたがやった違反も仕方ないね」と生徒を甘やかすことではありません。(もちろん行為にいたった背景は理解しようとします。)

社会で許されないことは、学校でも許されないのです。
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勉強するのは、期待に応えるため?

2016年11月10日 22時05分13秒 | 校長からのメッセージ

最近、「恩返し」という言葉をよく聞くようになりました。

アイドルが言います。
「選抜に入って、応援してくれる親やファンのみなさんに恩返しがしたいです」

リオオリンピックでメダルをとった選手が、パレードで言います。
「私を支えてくれた人たちに恩返しができて、うれしいです」

でも、ちょっと考えてみると、この人たちは選抜チームに入るとか、メダルをとってパレードに出るために、練習に励み、かんばっていたのでしょうか?

もちろん自分の力だけで、成果を出せたり、オリンピックに出場できたのではありません。ずっと自分を支えてくれた人に感謝するのは、はじめの言葉としては自然な感情だし、言葉で表したらいいでしょう。

しかし、本来は、支えてくれた人たちのために、受賞したり、メダルをとったのではないでしょう。

結果として、選抜入りする実績とかメダルという成績を残したわけですが、応援してくれた人たちのために実績・成績を残したわけではありません。

一方、不本意な結果に終わり、メダルをとれなかった選手は謝らないといけないのでしょうか。実際、メダルをとれずに、応援してくれた人たちに謝っている人がTVに映し出されていました。

選手たちは、誰かのためにがんばったのではなく、根本は自分のためのはずです。

同じことが、中学生にもいえます。
子どもが勉強するのも、親の期待に応えるためではありません。第一義では、自分のために勉強するのです。

いい結果が出なかったら、スポーツ選手も中学生も、自分に跳ね返ってきます。

だから、少しでもできるようになりたいと思い、次に向けた練習に励めばいいのであり、自分は期待を裏切ったと考えて、落胆している余裕はないのです。

私は、中学の頃から英語が好きで、この英語を教えて英語が好きな子を増やしたいと思い、英語の教師になりました。

勉強するのは、自分のためといいましたが、それには次の段階があります。人の役に立つためです。

将来、社会に出て他者に貢献するため、中学生は勉強するのです。そして、その貢献感は、最終的には、自分の生き方への満足感となります。

勉強は、他の人の期待に応えるためにやるものではないのです。


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自分と社会のかかわりを知る

2016年11月08日 13時25分18秒 | 校長からのメッセージ



昨日と今日の2日間、三中では2年生が職場体験に行っています。

写真は・・・
①らいとぴあ21で、地域の子どもの活動に使う布地を切って縫い付ける作業をしている場面。
地道な仕事ですが、生徒は黙々と熱心に取り組んでいました。

②どうしても、左官業をしてみたい女子生徒が頼みこんで、引き受けてもらった城下工務店。実際に壁を塗っています。
お店の人からは、「初めてとは思えないほど上手にやってくれます」というコメントをもらいました。

③学校の校務員さんの仕事を体験する生徒もいます。三中で職場体験です。
三中の「弁慶の鏡水」の噴水池を、校務員さんといっしょに掃除しています。
長年たまった泥や水垢をきれいに除去してくれ、文字通り鏡水に蘇りました。


さて、職場体験学習が箕面市の中学校で始まって、今年で21年目になります。

よい取り組みは、長続きします。

職場体験は、私が箕面二中で学年主任をしている時、市内で初めて行いました。

当時は、中学生が職場で働かせてもらうなんて、とんでもないという時代でした。

先行例は、神戸市立鷹取中学校が、兵庫県の「トライやるウィーク」に先立って、職場体験学習を実施していました。

鷹取中学校のノウハウを教えてもらい、箕面で始めようとしましたが、実際に引き受けてくれる職場があるのかという不安が、学年の教職員にはありました。

勢いで箕面周辺のお店にとびこみ、取り組みの趣旨を話してお願いしますと、あっけないほど簡単に、「いいですよ」というお返事をいただきました。

学年教職員で手分けして、わずか3日間ほどで、70以上の体験先を確保して、あらためて、地域の人たちの温かさを感じました。

そのリストから生徒が選ぶという方法で、職場体験を行なったのが1996年のことでした。

ところで、職場体験の意義とは、何でしょうか?

自分にあった仕事を見つける。
働く厳しさを知る。
自分の将来の生き方を考える。

いろいろとあるでしょうが、私が一貫して考える意義とは、

中学生が、自分自身も社会にかかわることができるという自信を深めることです。

箕面市の子どもの場合、特に感じますが、誤解をおそれずにいうなら、「中学生は勉強だけしていればいい」という価値観が主流を占めます。

ですから、平素、中学生が、自分と社会の接点を意識することが少ないのです。

そんな中学生が「働く」というかかわり方で、自分も社会に貢献できる、人が喜んでくれるという、貴重な経験を積むのが、職場体験の効果なのです。

この自信が学校生活にプラスに作用しますし、将来の社会生活を展望することにつながるのです。

(職場体験については、過去のブログ2015年11月5日にも、関連した話題を取り上げています。)
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47都道府県の富士山

2016年11月07日 14時19分03秒 | 校長からのメッセージ


富士山は、全国各地にあるそうです。最近のテレビの番組でクイズになっていました。

たとえば、大分県。やまなみハイウエイの峠は、秋から冬にかけ、放射冷却による朝霧が発生し、湯布院盆地に留まります。

湯布院にある「豊後富士」(由布岳)は、湯布院を象徴する山です。

美しい山容が黎明の空に浮かび上がり、ススキ原や盆地の山並みが朝日に染まります。

やがて、滞留した朝霧に日が差し出します。この時の自然の表情に感銘を受ける人が多くいます。

〇〇富士は、ご当地富士または郷土富士として、全国都道府県にあります。

ちなみに、近畿地方なら、滋賀県の近江富士(三上山 野洲市)、京都府の都富士(比叡山)などたくさんあります。

私も知らなかったのですが、大阪府にもご当地富士があるそうです。

天見富士(あまみふじ、旗尾岳 河内長野市)が、大阪府のご当地富士の一つだそうです。

富士山が、日本一の山であることから、全国各地に富士山が命名されたようです。

そういえば、三中の教職員の中にも、今年の夏、富士山登頂を果たした二人がいました。軽度の高山病になりながらも、二人とも生まれて初めて登ったそうです。

富士山という日本一の山の登頂を目指す人が多いのも、うなづけます。

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箕面市の子ども作品をご覧ください

2016年11月05日 15時13分03秒 | 校長からのメッセージ




今日と明日の2日間、みのおサンプラザ地階で箕面市学校園作品展が開かれています。

この作品展には、箕面市立小中学校の子ども作品が出品されています。

三中からは、美術科の生徒作品が展示されています。

「不思議な帽子」、「マイダス王の不思議な手」、「univerary〜私の記念日〜」、「心の中の世界を描く」、「沖縄Tシャツ」、「沖縄ガイド」などの作品が、他の学校の作品とともに飾られています。

1年生から3年生までの作品を観ることができますので、箕面駅付近まで行かれる用事があるようでしたら、お立ち寄りください。
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