ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

新しいコンロ

2021-01-26 14:59:26 | 日記

15年間使ったガスコンロを買い替えた。

グリル(魚焼き)の調子が悪くて、火がつかなかったり、途中で消えてしまうようになったのだ。

それさえ何とか騙し騙し使えば、他の部分はまったく問題なく使えたし、毎日ピカピカに磨いていたのでまだまだ十分に使えそうだった。

ちょうど点検でガス会社の方が来たので、グリルの調子が悪いことを伝えると、「15年も前のだと、もう部品が無いんですよね」と言われた。

そもそもガスコンロの寿命は10年くらいなのだとか。

そんなに短かったのかと驚いた。

だって前のガスコンロは17年使っていた。17年毎日使ってもどこも悪くなかった。

引越しをしたのでガスコンロも買い替えることになったのだが、引越しをしていなければ、あのまま20年でも使っていたと思う。

しかし寿命が10年だと言われると、15年はもうじゅうぶん使い切ったのだなぁという気になってきた。

ちょうどガスコンロのセールがやっていたので、思い切って新しいガスコンロに買い替えることにした。

ガスコンロもいろいろなメーカーから出ていて、機能も値段もさまざま。

うちはビルトインで上にコンロが3つのタイプ。

お店の人にうちに合うガスコンロはどれなのかと聞く。

今どきのガスコンロはなんとスマホと連携して、自動で火加減を調節して美味しい料理を作ってくれるのだとか。また調理中の煙や臭いが出ないというものまであるそうだ。

煙や臭いが出ないのは良いと思ったが、スマホと連携とか私には使いこなせる自信がない。

ただシンプルにガスコンロの火がつけばいい。

コンロの数は3つあるのがいい。

できればグリルは両面焼きがいい。

肴はあぶったイカでいい(冗談)と言ったら、店員さんが「今はどれもみんな両面焼きですよ」と教えてくれた。

今までのグリルはずっと片面焼きだった。

魚を焼いている時は、焦がさないようにガスコンロの前で見張っていなければいけなかった。

そして片面がいい具合に焼けたのを確認して、今度は片手でグリルの中から受け皿を引っ張り出して、別の手で魚をひっくり返していく。

グリルを持つ手がうっかり揺れたりした時には、受け皿の水が床にこぼれて、そのあとの床掃除が余計な仕事になった。

ところが・・・新しいガスコンロにしたら、そんな面倒は一切なくなった!

まず両面焼きのグリルだが、当然だが途中で裏返す必要はない。

それどころか時間を設定しておけば、勝手に両面を丁度良い具合に焼いておいてくれる。

買う時に「サービスです」といってグリル用のプレートをつけてくれたのだが、これがまたすっごく便利だった。

従来の魚焼き用の網に乗せるのではなく、プレートの上に乗せて焼くので掃除がとても楽になった。もちろん網に乗せて焼いてもいいのだが、私はあとの掃除のラクさを考えて、ずっとプレートを使っている。

受け皿に水を入れなくてもよいので、グリルを引き出す時にこぼすこともなくなり、プレートに乗せて焼くので油でギトギトの受け皿を洗うこともなくなった。プレートはオーブン用のシートを敷いておけば、さほど汚れない。

今まで焼き魚にしたいけど、後始末がちょっとねーと思っていたが、新しいものに替えてから焼き魚のハードルがグンと下がった。

ところで便利になったのはグリルだけではない。

ガスコンロの方も目からウロコがハラハラと落ちたくらい、便利な機能がついていた。

それは温度を一定に保ってくれる機能で、揚げ物をする時はすごく便利だ。

いちいち油の温度を気にすることなく、揚げることだけに集中していられる。なんて素晴らしい!

というわけで、新しいコンロのことを熱く語ってしまったが、もしかしてこれは今や当たり前の機能なのかもしれないと、ふと思う。

私が15年余り古いガスコンロを使っている間に、店員さんが言っていたように、グリルは両面焼きが当たり前になり、今や温度を一定に保つなんてことも当たり前になっているのかもしれない。

とはいえ、古い物を長く使い続けたあとに、技術が進歩した新しい製品を使うと、まるで浦島太郎になったように感動する。

これもなかなかよいものだ・・・と思う。

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