いつまでも若人3

豊かなセカンドライフを求めて

先生

2016年03月17日 | Weblog
 小学生や中学生の頃、先生によって得意科目がころころと変わったことが思い出されます。今の孫たちもそうです。それだけ先生の存在は大きいということでしょう。
 大阪の中学校の先生が「女性は二人子供を産むこと。これはキャリアを積むことより大切・・・。」「子育てが終わってから仕事に就くといい・・。」などと講演会で言われたらしい。ご本人は「部分を切り取って判断しないで欲しい。」と言われてようですが本題がどんなにいいことを言われていても一部分でも不適切のところがあれば先生として失格だと思います。先生は言葉のプロです。児童、生徒の前では一言、一言が大切です。心に残った言葉がそのまま入っていきます。講演で一言一句を覚えている人は少ないと思います。
 この先生は誤解しています。子育ての後に働きたいのではなく、子育てしながら働きたいのです。又、働かなければならないのです。それに子育ては何年で終わるというのですか?それからキャリアを積めますか? 
 少子化は問題なのは分ります。でもそれを個人の責任にするのは間違いです。
 講演の最後は「・・・だから中学校の間にしっかり勉強しましょう。」と結んでいます。これには賛成です。
 自分で善悪の判断が出来るように、自分の考えで行動が出来るようにしっかり若いうちに勉強してください。(m)