サンデー・マガジンのDNA~週刊少年漫画誌の50年~
名称:
サンデー・マガジンのDNA ~週刊少年漫画誌の50年~
主催:
サンデー・マガジンのDNA実行委員会
川崎市市民ミュージアム
共催:講談社、小学館
会期:2009年7月18日(土)~9月13日(日)
会場:川崎市市民ミュージアム
〒211ー0052 川崎市中原区等々力1番2号
TEL 044ー754ー4500
開場:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日の場合は開館)
観覧料:一般800円 学生・シニア500円 中学生以下無料
全国主要都市にて開催
関西地区(京都国際マンガミュージアム)、中国・四国地区(高知県立美術館)、九州地区、北陸地区、東北地区、北海道地区へ巡回予定。
企画主旨
この展示会は、1959年に同時創刊された講談社(週刊少年マガジン)、小学館(週刊少年サンデー)の50年史を紐解くものです。
(週刊少年マガジン)(週刊少年サンデー)は単なる雑誌という存在を超えて、互いを意識しながら数多くの名作を生み出し、連載作品の単行本化や兄弟誌の創刊、テレビ化・アニメ化の流れを作るなど、子供~青年文化形成の大きなエンジンとして働きました。
(マガジン)と(サンデー)の歩んだ50年とは、戦後日本の視聴覚文化の核となった(週刊少年漫画誌)史50年であり、その視聴覚文化が現代を生きる私たちの美意識・文化意識を形成してきた大きな要因であることを考えると、今日の文化・芸術状況に対して非常に大きな示唆をはらんでいると言えるでしょう。
この展示会では代表作100作品の原画や時代年表のほか、両誌のバトルから生み出された(ボクシング)(ラブコメ)(野球)などの各要素を(DNA)として抽出し、それらが文化や広く社会に与えた影響を検証します。
本展は、少年漫画の豊饒な魅力を提示すると共に、漫画というメディアが作り出す可能性を見いだす絶好の機会となります。
以上少年マガジン少年サンデー大同窓会で配られたPress Releaseより。
今日の画像は、その際の記念品となる週刊少年サンデー・週刊少年マガジン創刊号復刻版のセット。
企画主旨の中で、漫画史研究家である私個人が気になる点を挙げさせてもらうと、
テレビ化・アニメ化の流れを作るなど
というところだ。
漫画からラジオ・映画・テレビとメディアミックスの流れを社会現象として一番初めに作ったのは、(月刊少年画報)少年画報社に連載された武内つなよし先生原作の(赤胴鈴之助)である。
アニメ化の流れを作ったのは、(月刊少年)光文社に連載された手塚治虫先生原作の(鉄腕アトム)や横山光輝先生原作の(鉄人28号)のハズなのだが?
いつのまに変わってしまったのだろう。
この場合、テレビ化・アニメ化の流れを定着させたとするべきである。
また、
連載作品の単行本化
は、少年漫画の原点ともいうべき大正末期の(正チャンの冒険)や、戦前の昭和を代表し、当時アニメ化もされている田河水泡先生原作の(のらくろ)シリーズから既に行われているのだが・・・。
ともあれ、昭和の少年漫画が大好きな私としては、非常に興味のある企画展だ。
名称:
サンデー・マガジンのDNA ~週刊少年漫画誌の50年~
主催:
サンデー・マガジンのDNA実行委員会
川崎市市民ミュージアム
共催:講談社、小学館
会期:2009年7月18日(土)~9月13日(日)
会場:川崎市市民ミュージアム
〒211ー0052 川崎市中原区等々力1番2号
TEL 044ー754ー4500
開場:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日の場合は開館)
観覧料:一般800円 学生・シニア500円 中学生以下無料
全国主要都市にて開催
関西地区(京都国際マンガミュージアム)、中国・四国地区(高知県立美術館)、九州地区、北陸地区、東北地区、北海道地区へ巡回予定。
企画主旨
この展示会は、1959年に同時創刊された講談社(週刊少年マガジン)、小学館(週刊少年サンデー)の50年史を紐解くものです。
(週刊少年マガジン)(週刊少年サンデー)は単なる雑誌という存在を超えて、互いを意識しながら数多くの名作を生み出し、連載作品の単行本化や兄弟誌の創刊、テレビ化・アニメ化の流れを作るなど、子供~青年文化形成の大きなエンジンとして働きました。
(マガジン)と(サンデー)の歩んだ50年とは、戦後日本の視聴覚文化の核となった(週刊少年漫画誌)史50年であり、その視聴覚文化が現代を生きる私たちの美意識・文化意識を形成してきた大きな要因であることを考えると、今日の文化・芸術状況に対して非常に大きな示唆をはらんでいると言えるでしょう。
この展示会では代表作100作品の原画や時代年表のほか、両誌のバトルから生み出された(ボクシング)(ラブコメ)(野球)などの各要素を(DNA)として抽出し、それらが文化や広く社会に与えた影響を検証します。
本展は、少年漫画の豊饒な魅力を提示すると共に、漫画というメディアが作り出す可能性を見いだす絶好の機会となります。
以上少年マガジン少年サンデー大同窓会で配られたPress Releaseより。
今日の画像は、その際の記念品となる週刊少年サンデー・週刊少年マガジン創刊号復刻版のセット。
企画主旨の中で、漫画史研究家である私個人が気になる点を挙げさせてもらうと、
テレビ化・アニメ化の流れを作るなど
というところだ。
漫画からラジオ・映画・テレビとメディアミックスの流れを社会現象として一番初めに作ったのは、(月刊少年画報)少年画報社に連載された武内つなよし先生原作の(赤胴鈴之助)である。
アニメ化の流れを作ったのは、(月刊少年)光文社に連載された手塚治虫先生原作の(鉄腕アトム)や横山光輝先生原作の(鉄人28号)のハズなのだが?
いつのまに変わってしまったのだろう。
この場合、テレビ化・アニメ化の流れを定着させたとするべきである。
また、
連載作品の単行本化
は、少年漫画の原点ともいうべき大正末期の(正チャンの冒険)や、戦前の昭和を代表し、当時アニメ化もされている田河水泡先生原作の(のらくろ)シリーズから既に行われているのだが・・・。
ともあれ、昭和の少年漫画が大好きな私としては、非常に興味のある企画展だ。
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