むかし、仕事で、世界の風俗についてのページを見ていたら、「そんなの好きなんだ」って軽蔑のまなざしを向けられたことがある。外国の王位継承順位を調べていたら、「そんなこと知ったって関係ないじゃん」って、変な目で見られたこともある。こうしたことに関しては挙げたら切りがないほど辛い思いをしたことがある。
南米のある都市で、次の旅程を決めるのに、バスターミナルのインフォメーションに行って、7,8個くらいの町への出発時刻と料金を訊こうとしたら、3つ目くらいでムっとされて、「一体どこに行きたいの?」って訊き返され、4つ目からは無視された。で、「時刻表とかないんですか?」って言うと彼女はあきれたような顔で奥に消えてしまった。
そういえば、沖縄でうこんを買うときに、品種と値段の関係や違いを訊いたり、沖縄ではどうやって食べるのかって訊いていたら、「買うの買わないの」って、友人から叱られたことがある。まあ、時と場合によるけど、好奇心って大事だよね。折角沖縄に行ったんだから、何百円かのうこんで、沖縄の人の生活の一端を知ることができるんだったら、そんなに無駄でもないような気がするんだけど・・・。
世の中、好きなことしかしない人がいる。そういう人にとっては逆に、今やってることが好きなことで、必要に迫られて好きでもないことをするってよっぽどのことがないとあり得ないんだろうな。べつに人を批判する気はさらさらないけど、自分の好きなこと、すでに知っていることだけで満足していると、世界が広がっていかなくて、いつか自分に飽きがくるような気がするんだけど、ぼくの方が間違っているのかな・・・?
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