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ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

夢の警告?

2014-08-27 01:24:56 | 日記

仕事が暇になって以前からやってみたかったことに熱中していたら、1週間前くらいから同じ内容の夢を繰り返し見るようになった。おおざっぱにいえば、一人静かに寝床に入ったり、人の集まりを避けて海辺に行ったり山に行ったりしている自分に、「それでいいのかっ!」ってな感じの自分の声がかぶる。その声が聞こえる時、いつも自分は子どものような格好をして、背中を見せている。

じばらくは、今のダレた自分に掛けられている言葉だと納得していたけど、夢に出てくる自分がいつも小さな背中をしているのが気になってきて、ひょっとするとこれまで「逃げてきた」ことすべてに対しての後悔が出て来ているのかなって思い始めた。これまでの人生、がんばったときもあれば逃げまくったこともある。どちらかといえば 逃げて後悔してしまったことの方が多いというか、記憶に強く残っている。他の人も同じなのか、違うのかよくわからないけど、ぼくの場合、「あのときやっておけばよかった」とため息ついてしまうことが多い。だから、この夢が、これからも「逃げて」いると後悔がてんこ盛りになってしまうぞ!といった警告であるような気がしてきた。

夢は、メモしたりして忘れないようにして、何度もその情景や言葉を思い返していると、意外な気づきに出会うことがある。そして現在の自分が抱えている不安とか、恐れていることを形にして示してくれていることが少なくない。夢は意識が眠っているときに解放された無意識だ。覚醒しているときは無意識に抑圧されていることが何らかの関連を持った言葉や情景を借りて意識に上ってくる。ただ、覚醒したあとに「記憶される夢」は、やはり意識の検閲からは自由であることはできないはずだから、純粋に無意識の世界だとは言い難いけど、それでも意識にとって不可思議な夢は無意識の世界の中を暗示していることは間違いないだろう。

人の見る夢は奥深い。謙虚に警告に耳を傾けられるか、今の自分が問われている。


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